Guitar Stuff Blog

今まで使ったギターアンプやエフェクターを紹介したいと思います。

20180421 Bondi Effects Sick As Overdrive

f:id:acidmb:20180420124423j:image

連日またペダルを手に入れてしまいました( ^ω^ )

 

昨今大人気のオーバードライブ、Sick As Overdriveです!

ケンタウロス系」と「トランスペアレント系」の融合と謳われ、発売から4年くらい経過しても衰える事なく人気を保ち続けてるもので、ODペダルも大好きな俺としては集めなければなりませんでした(爆

アメリカのケンタッキー州でハンドメイドで作られてるペダルで、バージョンやシリアル毎に回路変更を幾度となく行われており、それに伴いトーンや歪の方向性も結構変わってるとかなんとか(古いのは知りませんし現行のでいいよw

あと初期型は銀色の無塗装筐体にロゴマークと商品名が描かれ、以降はターコイズっぽい塗装に白色で文字が書かれてる爽やかな仕様になっており、これも人気の一因となってます(笑

一時期限定発売で筐体も文字も真っ黒にした仕様もあり、中の回路も別物で音が微妙に違うというのもあったらしいです^_^;

f:id:acidmb:20180420133451j:image

コントロールはLevel、Gain、Bass、Trebleの4つのつまみと、クリーンブーストとオーバードライブのそれぞれのモードを切り替えるトグルスイッチが付いてます。

 

まずクリーンブーストモードですが、単体で使った場合クリーン〜ローゲインオーバードライブまでカバー出来ます。

チューブアンプなら音圧の底上げ、ソリッドステートならローを落としてミドルとハイミッドを若干追加してチューブらしいコンプレッションを付加する感じです。

特にJCみたいな、ハイとローが目立って中域がスッカスカになりがちなアンプでチューブらしいクリーンが欲しい場合、最良の選択肢になる事請け合い( ^ω^ )

逆にチューブアンプの場合、クランチ止まりのアンプのゲインブースターとして使ったり、クリーンを太くしたり、付いてるEQで補正したりと痒い所に手が届く存在になってます。

オーバードライブモードでは、クランチからオーバードライブまでを担当し、かなり太く音圧のあるドライブを奏でます。

クリーンブーストモードより音量がかなり下がりますので、Levelで適宜補正する必要があります。

これはクリーンブーストでは歪量を落としてヘッドルームを高くしてる為なので、オーバードライブではアンプで言うVariacが効いてるという風に捉えれば、それもまた味かなと思えるかも?w

オーバードライブとは言うものの、かなり歪むのでディストーションの手前という感じですね(まあオーバードライブとディストーションの明確なボーダーラインは無いんですけどねw

エフェクター臭さは微塵もなく、アンプのナチュラルなドライブサウンドという感じで、好きな人には堪らない逸品だと思います。

 

2バンドEQは"アクティブ/パッシヴ"タイプで、12時で(トーン全体の補正はあるものの)フラット、各々を下げると減衰していきミドルレンジが顔を出し、上げると低域と高域がブーストされていきます。

Bassは大体150Hz位のローのブーストORカットで、下げるとタイトになる反面音圧が下がり、上げると箱鳴り感とブーミーさが同時に付いてくる感じです。

Trebleは大凡4kHzくらいのハイミッドで、カットすればかなり篭り、MAXだとエッジの立った音になる、かなり可変幅の広いものになってます。

トレブルブースターとして使う場合はここを少し上げてBassを少し下げたりすると、往年のヴィンテージトレブルブースターっぽくなります。

逆にいっそのこと両方カットしてLevelだけ上げ、TS系よろしくミドルブースターとしても使えたり、そこから効きのいいEQで補正すればオリジナルブースターとしても使えたり可能性は無限です(๑>◡<๑)

アンプやエフェクターの(ゲイン、クリーン)ブースターとしても、単体でクリーン、クランチ、オーバードライブペダルとしても使え、守備範囲が異常に広い傑作と言えるでしょう(笑

 

早速比べました(*≧∀≦*)

f:id:acidmb:20180420133444j:image

まずはブティック系オーバードライブの雄、SHOD HWとの比較です。

歪の深さ、音の太さ、トーンの可変範囲はSick Asの方が上です。

SHODの方がコンプレッションが薄く、ピッキングの強弱に敏感に対応する感じや立ち上がりの速さはこちらに分があります。

またSHODの方が歪がきめ細かいです。

これは本当に好みの問題ですね( ´Д`)y━・~~

 

ちなみにSick AsをクリーンブースターとしてSHODに使ったところ。。。個人的に超超超極上なハイゲインディストーションが得られました☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

元々アンプらしいニュアンスがあるSHODに、ハリとツヤ(化粧品かwww)と音圧とコンプレッションとゲインを絶妙に与えるSick Asの効果で、JCですら10万や20万程度のチューブアンプとタメを張れるふくよかなハイゲインドライブをアウトしました!(よく楽器屋が文の締めに使う慣用句w)

更にSick AsのEQでトーンを補正出来るので、意外に調整の幅は広いし、EQも感覚で掴みやすい感じなので設定が楽です^^

組み合わせにも驚かされましたが、やはりSick As侮れません。。。

 

Sick As vs Wessex

f:id:acidmb:20180420155028j:image

お次はBogner × Rupert Neveのコラボブティック、Wessexとの比較なのですが、個人的には圧倒的にSick Asの方が好きです(笑

 

TrebleはSick Asの方が「可変値が広く」、BassはSick Asの方が「可変範囲が狭い」ので非常に扱いやすいです。

これはどういうことかと言うと、TrebleはSick Asの方がWessexよりも強いので、エッジの立った音が出しやすく、また微調整も利きます。

Wessexは最大付近でエッジが効く感じで、3時まで下げると途端に篭りがちになるので融通が利かない感じですね(笑

BassはSick Asの方が特定の帯域を狭い可変範囲、つまりピンポイントで上げ下げする感じで、篭らずに低域をブースト出来たり、いい塩梅でカット出来て代わりにミドルを少し出せるので扱いやすいです。

Wessexだと上げると篭ってブーミーになるので、古臭いサウンドを狙うには良いかもしれませんが汎用性は低いです。

 

またGainもSick Asの方が深く、微調整も利くので音作りしやすく、Wessexはあるポイントでガラリと歪量が変わるので、煮詰めて煮詰めて漸く狙った音を出せるという感じです。

 

全体的なトーンとしては、Sick Asは音が明瞭で輪郭がはっきりとし前に出るモダンな音という感じで、Wessexは特有のフィルターが掛かったような篭る感じ、エッジが丸まって柔らかいヴィンテージな音という感じです。

 

ちなみにこちらもSHOD同様Sick AsでWessexをブーストした所、SHODとは違いあまり良い効果は得られませんでした(笑

なんというかSick AsのLevelにシビアに反応し、(勿論ゲインは0で)ある一定の値を超えると音が割れます(笑

なので音が割れない程度にまでLevelを下げなければならず、そうするとゲインとミドルは多少追加されるのですが、安っぽいペラペラな音になり使えません(笑

Bognerのペダル自体あまり他社のブースターとか受け付けない無骨な物が多く、これも単体での運用前提という感じですね。

因みに後段のモジュレーションとか空間系は大丈夫ですよ^^

 

最後はこれd(^_^o)

ボグナー青との比較です。

f:id:acidmb:20180420231400j:image

こちらはWessexとは違い、かなり接戦でした(爆

全体的にはSick Asの方が音が太く、ミドルレンジが豊富で非常に味わいのあるサウンドですが、青はTrebleの帯域がかなり高く(多分5kHz超)、またGainも深いのでクリーンからクランチ、ハイゲインディストーションまで難なく熟せ、ヴィンテージからモダンな音の傾向も決められるので、カバー出来る範囲は青の方が上ですね。

EQの可変値は同等、どちらも非常に融通の利く優秀なペダル達です(笑

Sick Asはクリーンブーストが出来るので補佐役とメインどちらでも可能、青はメインのドライブペダルか、歪量を落としてスイッチャーによるバッキング担当かという使い分けが適してますね。

ちなみにこちらもSick Asで青をゲインブーストしてみた所、Wessexの時とは違う反応を示しました(*≧∀≦*)

何というかピッキングがもたつく感じで、本当にヴィンテージMarshall Plexiをフルアップしたようなヴァイオリントーンが出て来る感じです。

青単体のブースト機能だと立ち上がりの早いモダンなブースターという感じですが、こちらはある意味対極という位置付けで、俺的にはSick Asの方が好きですね。

ミドルレンジも大幅に追加し、気持ち音が明瞭になるのも気に入ってます。

昨今のPlexi系ペダルはトーン、SUG感、歪の粒の粗さ、歪の深さ、低域の緩さ、全体的な古臭いフィルターなどを再現してるものが多いですが、この「ピッキングした時のもたつき感」は全く再現されてるものが無く、偶然ではあるもののこの組み合わせで再現出来たのに感動しております(T_T)

(このもたつき感は長年探してた反応なので本当に驚いてます!これを機に後段にEQやコーラス、エコーをかまして極初期70年代末期のBostonサウンドなんかもry

後はこの青同士も見栄えが爽やかですね(音とは関係ねえww

 

因みにSick AsはBognerペダルと同様、内部で18vまで昇圧して駆動してるので「006P電池か9vアダプターのみ」で運用出来ます。

(まあ極一般的なアダプターなので間違える事はまず無いと思いますがw)

アンプライク、守備範囲の広さ、音の良さどれを取っても非常に優秀、またケンタウロス系やトランスペアレント系などとも同等に渡り合える素質を持ち、オーバードライブペダル全体でも1、2位を争う傑作です!

20180420 Diezel VH4 Pedal Pt.2

f:id:acidmb:20180420085101j:image

買ったばかりなのにかなり端折った感想だったので、単体中心にもう少し深く掘り下げて書いていきます(笑

 

まずコントロールはBass、Middle、Trebleの3バンドのパッシヴタイプEQ、Presense、Deepの2バンドのアクティブタイプEQ、Gain、Masterの7つまみとなってます。

スイッチはエフェクターとしての使用時はトゥルーバイパスとオン、プリアンプとしてだとミュートとオンになってます。

 

まずGainに関しては、最大にすると歪の粒が潰れてややファジーになります。

8〜9時くらいでクランチ、10時からオーバードライブ、12時からディストーションで、1〜1.5時位で音抜けのいいハイゲイン ディストーションが顔を出してくる感じですね^_^

2〜3時あたりで少々歪が潰れる代わりに豪快なドライブサウンドに変わります。

Gainはかなり幅広い調整が出来ますが、感覚で自分好みに合わせやすい歪方なので使いやすいです(*´꒳`*)

 

3バンドパッシヴEQは、まずBassはエフェクター全般でも低い帯域を扱っており、上げるとコンボアンプの箱鳴り感のようなニュアンスが出てきます。

(恐らく200Hz辺りくらい?)

また歪の低音の部分がボワボワした感じ(笑)になり、ほんの少しMarshall Plexiのようなニュアンスが付加されます。

Middleは大体1kHz位の帯域という感じで、上げると音の抜けが良くなり明瞭になります。

モダンハイゲイン狙いならMAXですね!ᕦ(ò_óˇ)ᕤ

というかこれカットしてもドンシャリメタルとかは出来ません(笑

歪がきめ細かく金属質なMesa Boogie系とは違って荒い歪方をするMarshall系統なので、どちらかというとSuhr、Bogner、Friedmanのようなミドルを前面に押し出した歪の部類だと思います。

なのでカットすると音が籠りがちでスカスカになるような印象です。

Trebleはハイミッドという感じで、大体4kHz辺りを操作します。

このハイミッドは音抜けや音色を決定付けるかなり重要なポジションという感じで、篭らせたりピーキーにしたりを担当する感じです。

ただ、全体的にEQを12時にするとやや籠りがちになるので、12時よりはやや上げ目がおススメです^ ^

 

2バンドアクティブEQは、その名の通り上げると音量にも関わってくるので注意(笑

まずPresenseは大体8kHzの、音の明るさの調整という感じです。

深くトーン調整には関わらない感じで、どちらかというとTrebleつまみの最終補正という位置付けですね。

ギター用エフェクターはミドルが結構細かく弄れる物が多いですが(Orange BaxとかBOSS Metal Zoneとか)、こちらはハイミッド〜ハイが微調整出来る感じです。

なのでエッジを立たせたり丸く削ったり、Middleを決めた後の抜けの補正をしたりと使い勝手は抜群、逆に無いと困ります(爆

Deepは50Hz帯くらいの調整という感じで、Bassと異なりMAXにするとスタックアンプのような箱なり感が得られます。

何というかローミッドが凹んでローが物凄いでる感じで、正にMarshallという感じですね。

Bassを写真のようにカットした状態で12〜2時で運用すると、ローミッドをノッチングしてタイトなローを出せるので、モダンハイゲイン狙いに最適です。

多分Suhr Riotもそんな感じの歪方で、ローミッドがカットされてローとミドルが持ち上がった、明瞭で重厚なサウンドを狙えます。

なのでTrebleとPresenseの関係とは裏腹に、どちらかをカットしてもう片方を上げて、っていう音色作りがやりやすいです。

ちなみに両方MAXにすると、まんま80年代のMarshallスタックのような音が出てきます(笑

 

またエフェクターとして使った場合と、プリアンプとして使った場合でも音が少しばかり違ってきます。

プリアンプ使用の方が音の抜けやミドルの分離感、分厚さ、立体感がパワーアップした感じで、やはりプリアンプでの使用を推奨します^^

でも歪エフェクターとしても十二分に働き、屈指のクオリティを誇ります。

前回の記事で

「高域が削れ、全体的にミドルが強めな篭った音」

みたいな事を書きましたが、これは恐らく18vアダプターを分岐ケーブルで運用したり、VH4-2をトゥルーバイパスで後段に置いて使ってたので、何処かしらで音が劣化してたのかもしれません(笑

なので、電源は分岐させずストレートに繋ぐか、18vを安定供給出来るマルチサプライを導入するのが望ましいです。

 

最後に、簡易的にVH4-2と箇条書きでの比較です。

・歪量:VH4-2 ch2 ≧ VH4-2 ch1 = VH4

エフェクター使用時の音量:VH4-2 ch2 ≧ VH4 = VH4-2 ch1

・プリアンプ使用時の音量:VH4 >> VH4-2 ch2 > VH4 ch1

・3バンドパッシヴEQの可変幅:VH4 >> VH4-2

VH4-2はあくまで微調整、補正用に止まってるのに対し、VH4はトーンに深く関わるくらい可変値が広い。

・2バンドアクティブEQの可変幅:VH4-2 >> VH4

こちらは上記とは逆で、VH4-2では音の傾向を決める重要な要素で、VH4では最終補正な感じ。

エフェクター使用時の音の傾向:

VH4はプリアンプ使用時とほぼ同じで、VH4-2はプリアンプ使用時と比べてかなり高域にトーンがシフトする。

・歪のキャラクター:

VH4は歪の粒が細かく低域がタイトなモダンハイゲインサウンド、VH4-2はVH4に比べるとやや荒々しく、低域が多少ルーズでモダンハイゲインではあるもののMarshallの雰囲気も多少感じられるサウンド。

 

どちらも甲乙つけがたいクオリティはあり、Diezelの音が欲しければどちらか一択でしょう(笑

20180418 Diezel VH4 Pedal

f:id:acidmb:20180418221331j:image

久々のエフェクター紹介です。。。と言ってもVH4-2の前出版のVH4ですが(^-^;

 

何故これを買ったかと言いますと、巷で

「VH4とVH4-2は"明らかに"音が違う」

と噂され、俺自身VH4-2をかなり気に入っているので試さざるを得ない感じでした(笑

まあRockmanにおける、XPRとSustainor、Distortion Generatorの各々の歪方が違うのと同じように考えてました。

 

f:id:acidmb:20180418221904j:image

まずはVH4とVH4-2をプリアンプとして、JC-40のリターンに繋いで音を鳴らしてみました。

因みに音量は圧倒的にVH4-2の方が上で、VH4はMasterを絞れば音は鳴らないです。

結果、トーンの傾向は同じですが微妙に違いはありました。

何というか、VH4の方がミドルに凝縮感があり、分厚い音という印象ですね(≧∇≦)

またミドルをMAXにしても篭らず、寧ろ分離の良く凝縮感のある音が出るので非常に使い勝手がいいです。

VH4-2だとミドル上げると籠りがちになるので、同じ音を出すにはTrebleとMidを相互に弄り、ローミッドの強いBassを削ってミドルを強調させるなど工夫が必要でした。

ちょっとVH4にお株を譲った感覚です。。。(高かったのに(つД`)ノ

(でもVH4も結構高いんだけどねw

 

次にインプットに挿して鳴らしてみた所、こちらは噂通り全く違う音が出てきました。

VH4-2は高域のレンジが圧倒的に広く、抜けは抜群の他ザクザクとリフを刻むのに最適です。

対してVH4はプリアンプとして使った時のような音を維持してる感じで、プリアンプの時より高域が弱くミドルが強目、ソロなどには良い感じです。

 

俺としては、ディストーションエフェクターとしてインプットで使うならVH4-2、プリアンプとしてリターンなどで使うならどちらでもいい、若しくはややVH4という感じですね^_^

 

Diezelの音が好きな人にはどちらでも申し分ない働きをするので、俺みたいに物好きでなければどちらか一方でいいと思います(笑

ちなみにどちらを勧めるか?と訊かれたら、全体的に使いやすい&安いVH4ですかね^_^

20180411 Orange Bax Bangeetar Pt.3

f:id:acidmb:20180410231930j:image

今回はBaxをプリアンプとして、リターン端子に接続して使えるか?という実験を試みました(^-^)v

(今月給料が入ったらペダル買うぞ.°(ಗдಗ。)°.

 

結論 : Bax BangeetarはOutputからアンプのインプットか、Cab Sim Outからオーディオインターフェースやミキサー繋ぐのが正解(笑

 

早くも結論を出しましたが、あくまで好みなのでどうとも言えませんね(笑

 

まず、Baxのアウトプットはギターアンプのインプットに最適化されてる為、リターンに繋ぐと高音がスポイルされて篭った音になります。

なのでTopつまみは常に上がり気味になり、音作りの幅は大幅に狭くなります。

Bottomはどちらかというと重低音なので、パワーアンプ特有のモッタリ感とは違う帯域なので顕著に絞ることは無いのですが、抜けを良くするにはやはり絞りがちになりますね。

で、Topを増やしてBottomが減衰するので、全体的にチープな音になります。

これはある程度EQを弄れる他の歪系エフェクターと全く同じ挙動で、歪系がリターン接続を推奨されない理由ですね。

(因みにEQ弄れない歪系だと篭るしか選択肢が無いのでもっと悲惨です(笑

 

次にCab Sim Outをリターンに繋いだ場合なんですが、これはSansampと全く同じで、

スピーカーシミュ→ギター用スピーカー

という流れで出力されるので音が極端にハイミッド寄りになりエッジが無くなり薄っぺらい音になります。

これは、ギターアンプ用スピーカーはギターサウンドではあってはならない高域と低域を削り、ミドルが明瞭に出る性質があるためです。

DTMやモニタースピーカーはどちらかというとシンセ、サンプラー、キーボードなど、どちらかというとワイドレンジでフラットに入力されたり出力したりするので、そこに通常のディストーションエフェクターなどを突っ込めば、ギターアンプ用スピーカーで加工されるはずの多目のミドルが無く、カットされる高音と低音が存続するので、結果的にザラザラのモコモコの全くもって使えない音が出てきます。

そこで、ミドルを盛って高域と低域をカットしたキャビシミュ (スピーカーシミュ)を介す事で、フラットなモニタースピーカーからギターアンプで鳴らしたようなサウンドが出てくるようになってます。

JC系のスピーカーは割とフラットとは言われますが、所詮はギターアンプ、ギター用スピーカーという事ですな(-.-)y-., o O

 

ちなみにE.W.S.のVolコンが一緒に写ってる通りこれも0dB出力なので、(多分いないと思うけどw)実験される方は注意して下さいな(^^;

 

20180407 VH4-2 & Megalith

Volコンも買った事なので、早速VH4-2のプリアンプとしての使い勝手と、同時にホームセンターで精密ドライバーを買ってきたのでMegalithのゲインアップを図りました^_^

f:id:acidmb:20180407222832j:image

 

まずVH4-2から書くと、

「結論 : VH4-2はエフェクターよりもプリアンプとしての使用を強く推奨!」

ですᕦ(ò_óˇ)ᕤ

これは個人的に音が断然To Power Amp Inからリターン挿しの方が好みだったからです(笑

エフェクターとしてクリーンアンプのインプットに繋いだ場合、音が軽いという感じを受けました。

なのでVH4-2とアンプのEQで適宜調整しなければならず、バシッとハマる音を作るのに結構時間が掛かります(笑

(まあハマればドライブ感バイト感溢れる素晴らしい音なんだけどw)

これに対し、プリアンプとしてリターンに挿した場合、どうつまみを弄ろうがトランジスタでも即席でチューブのような奥行き感立体感のあるサウンドが得られます。

更にエフェクターモードでは使いづらい「Gain3時以降」の音が潰れず更にドライブさせられます!

更に更に(笑)、ch1モードに比べブーミーで癖があったch2がタイトになり、音の粒が明瞭になり、迫力のある使えるサウンドという事に気づかされました!

勿論Gain Maxでもいけます!

音的にはいい事づくめなんですが、ループが付いてないアンプだと恩恵を受けられないのが玉に瑕ですね。。。

パワーアンプ自体の音は高音がほぼ無く、低音だらけのモッタリとした音(笑)なので、アンプのプリでそんな感じの音をつくればもしかしたら

「To Power Amp Inからアンプのインプット」

もいけるんじゃないかなと思います。

 

次に、メガリスの内部トリマーを調整し、ゲインアップを施しました。

まず精密ドライバーなんですが、超極小の巾0.9mmでやって小さ過ぎてなんとか回せたって状況だったので、多分巾1.2mmくらいが丁度良いかやや小さいって感じですね(笑

で、やっとのこさ回し、最初はトリマーの付いてないVer.1と同じ設定のMAXにした所、歪が強過ぎてブーストオンにするとファジーに潰れてあまり使い物になりませんでした(爆

そこで今度はデフォの12時よりやや回して2時にした所、中々良い感じではあるもののなんかちょっとゲインが足りないな、って感じでしたので、3時で落ち着きました(笑

これは完全に好みなのでそんなに言及はしませんが、3時だとブーストオフで丁度良い感じのドライブ感、サスティンが得られ、ブーストオンでも音が潰れず逆に音に芯が加わり良い感じにゲインブーストしてくれます^_^

今まではブーストオン前提でしたけど、オフでも使える音になって満足しております(๑・̑◡・̑๑)

 

双方ともお気に入りのペダルでしたけど、更に素晴らしさを引き出せたので、休暇を使って金と時間を費やしたけど満足な1日でした(笑

 

20180406 E.W.S Subtle Volume Control

f:id:acidmb:20180406141002j:image

今回はペダルではなく、ボリュームコントローラの記事を書きます。

ペダルは欲しいものが山ほどあるけど(笑)、これは買わざるを得なかった代物なので買いました(^^;

 

以前紹介したVH4-2なんですが、これに関してちょっとしたトラブルがありました。

メサのコンボのリターンに挿した時は問題無かったのですが、BanditやJC-40だとVH4-2側のMasterが0でもとてつもない爆音を放出するんですよ(^^;

で、原因を探った結果、アンプのリターンの入力dB数とVH4-2の出力dB数が違う事によるものでした。

VH4-2のTo Power Amp Inは0dBに対し、JC-40やBanditのリターンは-10dBとなってます。

俺は初心者だったので最初はこの不一致が意味不明でしたが、よくよく調べてなんとなく分かってきました(笑

要は、リターンは-10dBのものなら正常に受け入れます。

エフェクター」とかは大体-10dBで出力します。

モジュレーションとか空間系はリターンに挿せば、歪に綺麗に乗せられる」

と言いますが、そういう用途でリターンはエフェクターに合わせた数値、即ち-10dBでの入力に対応してます。

もしこれが例えば+4dBとかの場合(ex : JC-120の設定)、+4dBで普通なのに-10dBという極小の信号を入力したら、結果-14dBとなりとてつもない小さな音になってしまいます。

で、今回起こったのはその逆で、-10dBで普通なのに0dBという信号を送った事で、結果的に+10dBとなり、アンプに対し過負荷となった感じです。

なのでVH4-2の全てのつまみを0にしても何かしら音は出ますし、GainやパッシヴでもEQを上げれば通常+10dBされた音が追加されて直ぐに爆音になるし、PresenseやDeepといったアクティブEQ、単純に音量を上げるMasterは論外、下手すればスピーカーやアンプを文字通り炎上させます(爆

 

なので、これらの悩みを解消するためには、プリアンプとパワーアンプの間にボリュームコントローラを挟む必要がありました。

 

因みに繋ぎ方としては、まず普通に音量を下げるやり方として、

 

ギター

歪ペダル or プリアンプ

「ローインピーダンス」のVolペダル

(モジュレーションとか空間系)

アンプ

 

ギター

アンプ

アンプに付いてるループのセンドから「ローインピーダンス」のVolペダル

(モジュレーションや空間系)

アンプのリターン

 

となります。

 

ギターのVolノブ代わりに使うやり方は、

 

ギター

「ハイインピーダンス」のVolペダル

エフェクターやアンプなど

 

となります。

 

ついでに書くと、アンプのパワー管を歪ませた音が欲しい!という贅沢な人(笑)には、

 

ギター

アンプヘッド

アッテネータ

スピーカーキャビネット

 

となります。

 

で、ボリュームペダルを色々模索してたんですが、意外にもめっちゃあって悩みました(爆

直接音色に関わるものではないので、残された謳い文句はやはり

「音質が劣化しにくい」

「原音に忠実」

「高い堅牢性」

「LEDで音量確認機能搭載」

インピーダンスのローかハイを切り替え可能」

「チューナーアウト搭載」

と、ネガティブな部分を埋めるか、余計な機能(爆)を無理やり付けたものが羅列してました(笑

で、値段を吊り上げる、と(^^;

俺個人としては、余計な機能は要らないから音の劣化を最小限にとどめて値段を抑えたかったので、ネットでは結構評判だったし、日本製だし取り敢えずこれにしときました(笑

因みに以前E.W.S.のモディファイCrybabyを買いましたが、別にE.W.S.のファンではないです(笑

どちらもたまたまです(笑

 

パッシヴタイプで電源要らず、足で操作するため大きめなVolつまみが1個付いてるだけの非常にシンプルなインターフェースとなってます。

ライブとかで顕著に音量をコントロールするなら兎も角、音量固定ならこれで十分(^_−)−☆

しかも筐体はちゃちくてすぐぶっ壊れそうですが、乱暴な扱いをしなければ大丈夫でしょう(笑

 

で、早速VH4-2に使ってみたところ、抜群に効果を発揮しました(^-^)v

音質の劣化みたいなのはあんまり感じられず(ほんの気持ち細くなったくらい?)、無しの時とほぼ同じ音で再生されました。

無しの時とは違い、VH4-2のMasterも弄れるので音を太くする事も出来非常に便利です^_^

Rockman SustainorやSansamp PSA-1.1などもアンプで使用する場合はリターンが推奨されており、これらも恐らく0dBかそれ以上なので、流用出来そうです(・ω<) 

 

前々から買っておこうかな?と思ってましたが、正直ドライブペダル最々々優先(笑)だったので長らく延期してましたが、不測の事態で買って正直正解でした。

ただスタジオやライブで使う場合、足で操作するには非常にやり辛くワウ型のコントロールペダルの方が断然優れてますね(*´ー`*)

固定で使うものと割り切った方が良いです。

 

 

20180327 ディストーションのイコライジングについて

とある事情により、暫く機材の衝動買いをやめております(泣

(まあ暫くしたら再開するんだろーね╰(*´︶`*)╯

 

で、小話というか、憂さ晴らしがてら(特にグラフィック)イコライザーの個人的な感想とか書いていきます。

 

イコライザーはギターのサウンドに於いてトーンをガラリと変えたり、微小に補正したりブースター代わりになったりかなり重要な要素だと思ってます。

しかしながら、上手く設定しないと自分の思い通りの音とかけ離れたり、トーンは好みになっても全体的にペラペラになったり、篭ったり、音が細くなったり、ブーミーになったり鼻詰まりになったりと(個人的な体験w)中々難しいです。

その代わりビシッと決まれば唯一無二の自分だけの理想のトーンが作れるのもまた事実。

そこで、グラフィックイコライザーにおける、それぞれの周波数帯を上げ下げするとどんな感じになるのか書いていきます。

因みに以下に書いていくものは、ディストーションのペダルでは後段、アンプではループに繋いだ場合です。

 

1. 20Hz以下

この帯域はサウンドというより、身体に伝わるものと考えた方が早いです。

ライブで体感できる、腹にズシズシ来る感じですかね。

これより上の低域を上手くカットしたりすれば、観客に上手くダメージを与えられます(笑

2. 22.5Hz〜30Hz

重低音です。ヘヴィでラウドなギターサウンドを作るなら、ここを思いっきり上げましょう。。。と言いたい所ですが、ベースレスなら兎も角ベースありきなら要相談ですね(笑

重心を下げたいなら22.5Hzかそれ以下、気持ちちょっと輪郭がある感じがいいなら30Hz辺りという感じでしょうか。

3. 50Hz〜62.5Hz

低音です。ここからはラウド、というより篭るという感じの帯域なので、箱なり感を演出したり、タイトな低音を散らしたりする感じの場所ですかね。

逆に下げると音が痩せがちになるので、俺は上げも下げもしてないです。

4. 100Hz〜125Hz

低音ですが、輪郭が出てきます。

低音をタイトにしたい時に非常に重要な帯域で、ここを上げて周りの帯域、特に250Hzを減衰させれば、低音がスッキリします。

逆に敢えてヴィンテージな音を狙う場合、やや下げ気味にするのも良いです(・ω<) 

5. 200〜300Hz

中低域です。コンボアンプのような鳴りなどを演出するのにうってつけな帯域です-_-b

なんというか軽い低音といいますか、ヴィンテージコンボアンプを連想させるような、チープなんだけど味わいのある低音ですね。

なのでメタルやモダンハイゲインなどのサウンドではカット、メロ系?なんかでは上げ目にしてキャッチーな音色に仕立てるのもいいかもです。

 

次はミドルレンジ。

1. 400Hz

ローミッドとミドルの中間な音で、明るく軽快な低音という感じですかね(笑

ミドルレンジの底上げや太さ調整、音の篭り具合に結構関わって来ます。

ミドルを全体的に滑らかにブーストしたいならここも若干上げたり、ワウ半留めサウンド狙いなら700〜800Hzより抑え気味にしてかなり上げたり、逆に音の篭りを解消する目的で減衰させたりと重要な場所でもあります。

2. 500Hz。

ミドルレンジの要の一つです。

400Hzよりやや明るめな帯域で(当たり前だw)、ほぼ400Hzと同じ働きをしますが、音色はかなり変動します。

400Hzよりも上げれば篭りや太さが目立ち、下げれば抜けの良さやタイトさ、細さが際立つ感じです。

大体のミドルが弄れるペダルはこの帯域付近を弄れるようになっており、ぶっとくしたり、ドンシャリにしたりと何かと便利な帯域です^ - ^

3. 600Hz〜650Hz

主にベースのグライコで弄れる帯域です。

500Hzよりもほんの少し鼻詰まりなニュアンスがあり、太さも兼ね揃えてるので、ワウ半留めなんか作るのに使えます。

反面、500Hzよりも軽く、700〜800Hzよりも篭るので、ここを弄るより上下のHzを弄って調整した方が、ミドルレンジにうるさいギターサウンド(笑)では決まりやすいと思います。

4. 700Hz〜800Hz

ミドルレンジの要の一つです。

上げれば強烈な鼻詰まり感、カットすればメサブギーに於けるドンシャリサウンドを演出します。

400Hz〜500Hzとここを思いっきりブーストし、周りの帯域を下げれば即刻ワウ半留め系のミドルブースターとなります(^-^)v

逆に400Hz〜500Hzを若干下げて、ここと1kHz辺りを若干上げて輪郭のあるミドルブースターとしても使えます。

つまりミドルレンジでは音が決まりやすく最も重要な場所とも言えます。

5. 1kHz

ミドルレンジです。

やや鼻詰まり感は残しつつ、全体的な音の太さ、抜けの良さ、音の芯などを緩やかに調整する感じです。

ペダルに於いて、トーンつまみを回しても然程音色が変わらず、音が奥に引っ込むか前に出るかの調整は、ここを中心になだらかなQ(可変幅)で上下してるのかなと思ってます。

なのでガラリと変えるというより、最終補正の箇所という感じですね。

6. 1.2〜1.6kHz

ハイミッド寄りのミドルレンジです。

ここはトーンのヴィンテージ寄りかモダン寄りかを決める感じで、上げればヴィンテージ、下げればモダン寄りになるという感じです。

もう少し詳しく書くと、上げると古いオーディオコンポでレコードを聴いてるようなフィルターが掛かり、カットすればハイレゾ音源みたいに明瞭になる感じです。

 

ここからはトレブルレンジ。

7. 2kHz

ハイミッドで、上げると正にMarshallのような高音が出てきます。

逆に下げると初期のメサらしいこんもりなミドルが顔を出してきます。

柔らかいトレブルという感じですかね。

なのでザクザクなメタルならここを下げ気味にし、これより上の帯域を上げてエッジを際立たせたり、逆に

「JC-120でMarshallサウンドを!」

という方は、JC側のトレブルを0にして、この帯域を極ブーストしたディストーションペダルを繋げば近い音が作れるんじゃないかなと思います(笑

8. 2.5kHz〜3kHz

恐らく弄れる機材は極めて少ないかなと思います。

何故なら、こんな細かいところをわざわざ搭載せず、高域の可変幅の中に入れてしまった方が便利だから(笑

確かにそこまで音色に関わる場所ではないです。

高域の音の太さの微調整という感じですかね。

9. 4kHz〜5kHz

上記とは違い、ここは音色に深く関わって来るトレブルレンジ。

ここを上げれば抜けの良いハイミッドが得られ、リフやソロにとても適してます。

逆にヴァイオリンのような滑らかなトーンを得たい場合、ここから上を若干下げたりと使い勝手抜群です(*´ー`*)

2〜3kHzを思い切りカットし、ここと500〜800Hz上げてみてくださいな。

90年代のJ-POPみたいなギターサウンドが得られまっせ(笑

10. 6kHz

メタルリフを刻む場合、ここはエッジの立った鋭いトレブルレンジ。

上げれば耳に刺激的な激しい高音が得られます。

大体のメタルディストーションは4〜5kHzからここまでを弄れるようになってます。

逆にヴィンテージ系の音を狙うなら、ここから上はオールカットがいいでしょう。

11. 8kHz

いわゆるPresenseに当たる場所で、音の明るさや倍音などに関わってきます。

なので抜けの良さや刺激的な音を求めるならかなり上げて、柔らかい音狙いなら若干下げ、ヴィンテージ系ならカットですね。

12. 16kHz以降

ここは音色には殆ど関わらず、全体の倍音を気持ち際立たせる感じでしょうか。

聴覚上では上げまくると倍音が際立ってパワーコードでエッジが際立ち、カットすれば滑らかな音になります。

上げ過ぎれば余計な倍音が目立って音の分離が悪くなり、下げ過ぎれば滑らかになり過ぎてペラペラな味気ない音になります。

はっきりとは分からないので調整が非常に難しいです(^^;

取り敢えず基本は8kHzと同じ傾向で調整していくといいかなと思います(笑

 

つらつらと書きましたが、音作りの参考になれば。。。ならないか(爆

俺がよくエフェクターのレビューを書く際に、

「このつまみは〜Hzあたりの帯域を扱ってる」

という文言を使ってるので、この記事と併用して貰えれば、と思ってます(笑