Guitar Stuff Blog

今まで使ったギターアンプやエフェクターを紹介したいと思います。

20170407 Squire Classic vibe 60's Stratcaster

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写真は引き伸ばしたのでボケてます、すいません。。。

レジェンドのストラトを無料で譲って数年後、暫くP-90やハムバッカーの音に慣れ親しんでましたが、やはり(笑)シングルコイルの音が欲しくて買いました(爆

スクワイアはフェンダーの傘下で、丁度ギブソンにおけるエピフォンみたいな立ち位置だと思ってもらえれば分かりやすいかと思います。
つか結構スクワイアのギター持ってる人多いかw
スクワイアは値段でかなりグレードが変わり、こちらのClassic Vibe 60'sは(2012年当時)4万強しましたがフェンダーU.S.Aに近い音が出せるとの事でこちらにしました。

完全にオーソドックスなストラトという感じで作りは良い印象です。
また、シングルコイルのサウンドや耐久性もよく、時折接触不良でフロントやリアが鳴らなくなるエピフォンよりは信頼度が高い感じがします(笑

またネックも握りやすく、ピッチもズレにくいので(アーミングした時は結構ズレるw)ストラトモデルとしては確かに評判通りクオリティが高いと思いました。

しかしながら結局はハムバッカーが好きで、あまり使わなくなったのと引越しのため手放しました。

もし広い部屋を持ってたら買い直したいです(^^;;

20170406 Gibson Les Paul Guitars

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久しぶりに所持してたギターの記事を書きます。

Gibson Les Paulは2本持ってました。
やはり当時はEpiphoneだけ持ってると劣等感と言いますか、Gibsonが欲しくなってきまして、ローン組んで買ったものです(笑

上はHistoric CollectionのAged Pelham Blue、下は2013年のStandard Blue Mistです。

まずStandardの方はノブがタップスイッチとなってて、ノブを引くことで位相反転とかシングルコイルの音に出来たりします。
今のEpiphoneのギターにも搭載されてます。
後はEpiphoneよりやはり塗装が綺麗で、今持ってるEpiphoneのネックより握りやすい、フレットがしっかりしてるなどが挙げられます。
それ以外は鳴りも同じような感じで大差ないです(笑

Historicの方はスタンダードより軽く、また塗装がラッカーになってて、ポリ塗装とは違い職人の手作り感が出てますw
しかしながら音はなんだか潰れててあんまし良くなかった印象があります。
Gibsonのカスタムは当たり外れが多いと噂されますが、あながち間違い無いのかも知れません(笑
まあ僕の腕が下手くそなのもありますが(爆
素人耳でスタンダードの方が良かった感じです。

青に拘ったのは、勿論Rockmanに会わせるつもりでしたが(笑)、元々ちょっと緑がかった青色系のギターが好きで、Blue Mistはまんま青で結果的にはあまり好みではありませんでしたが、Pelham Blueはかなり好きな色でした。
後で書きますPRS EXP2011 Faded Abaloneも緑と青の中間の色という感じで好みです。
こちらはGibson Les Paulとは違い今でも所持してます。

20170405 Marshall系アンプ考 その1

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ここでレビューの箸休めで、自分が所有してて感じたMarshallのアンプ及びそれをシミュレートしたアンプについて書きたいと思います。
具体的にはMG15FX、Lead12、最近国内正規品を手に入れたTrademark30を比較したいと思います。
今後他のMarshallアンプ(か、それのシミュアンプ)も紹介するので、それが終わったらその2も書く予定ですw
なぜ書こうかと思ったかというと、Trademark 30を買い直し、改めてその凄さに気付き酔いしれ惚れ直したからです(爆
なのでかなり偏った書き方になるかもしれませんがご了承下さい(ノД`)

長くなるので箇条書きにします

MG15FX

利点
・クリーン、クランチ、2種のオーバードライブが得られる。
・15FXから上位の機種はデジタルエフェクトが付いており、またリバーブは独立してる。
・バンクシステムがあり、自分の設定を登録出来る。
・値段が安く、また何処にでもあるので手に入れやすい。
・トーンはほぼ固定で、EQもパッシヴで可変幅は狭く初心者でも音作りしやすい。
・クリーンでのエフェクター乗りは良い方。

欠点
・良くも悪くもクリーンからドライブまでMGらしいのっぺりとしたトーン。他のMarshallアンプを知ると物足りなく感じるかも?w
・バンクシステムを理解しないと、Ch変えた瞬間音が出なかったり、逆に爆音が出る(笑
・エフェクトもシリアル接続なので、音がぼやけたり抜けが悪くなったりする。またエフェクト自体もそこまでクオリティは高くない。
・初心者でも音作りしやすい一方、逆に言えば音作りの幅は狭い。

個人的には手頃な価格でMarshallらしい音が出せるという立ち位置では良いと思います。

Lead 12 5005(Zシリアル)

利点
・クリーンからオーバードライブまでシームレスに変えられるのでナチュラルさがある。
・クリーンでのエフェクター乗りは3機種で1番良いと思う。
・ドライブサウンドでもTS系などのオーバードライブ、ブースターペダルで味付けすると抜群なドライブが得られる。
・「リトルJCM800」と言われてるように、JCM800に極めて近いトーンで、DSL-1Cとほぼ同じ歪み方、トーンだったのでチューブらしさも3機種で1番。
・EQはパッシヴだけど可変幅は広く、音作りの幅は比較的広い。
欠点
・クリーンとリードを使い分ける際はLowとHighのインプットを繋ぎかえる必要がありまどろっこしいw
・Marshallアンプを徹底的に再現してるのかトレブルが強すぎるので、パッシヴだからといってトレブルだけ12時以降は回せない(かも?w)
・ディスコンなので新品入手は不可能。また新しめでも90年代始めに生産完了したので状態のいいものを入手するのは比較的困難。
・シリアル記号でトーンが大きく変わるため、中古を買う際は注意が必要。

TM30

利点
・MODで歪の量や歪のキャラを調整出来るので、JTM45、Blues Breakerなどのヴィンテージものからハイゲイン改造Marshallまで多彩なアンプタイプを表現出来る。
・スピーカータイプが選べるので、Greenbackのようなブリティッシュ風のウェットなサウンドから、Vintage 30のようなカラッとしたアメリカンな音、デフォルトのエミネンスのミドルが強目の音まで再現出来、またU.K.やU.S.は4×12キャビの再現ぽいのでレンジ感や音圧感が10インチスピーカーとは思えないほどある。
・EQが12時を中心にアクティブ/パッシヴタイプなので、他の2機種より大幅にトーンを変えられる。
・音の分離感はピカイチで、単音でも音痩せせず存在をアピールし、パワーコード弾きだと奥行き感、立体感が他を圧倒してる。
・3機種で唯一ループを備えてる(MGシリーズは101CFX、102CFXから付いてる)。

欠点
・Lead 12と比べるとチューブらしさに乏しく、わざとチューブ感を作ってるように聴こえる。
・Sansamp特有のコンプ感が有るので、Sansampが嫌いな人は抵抗あるかも(僕は好きですけどw)
・クリーンが作れない(Tweedを選ぶしか無いので、Marshallのクリーンでは無くなる)
・EQの可変幅が広い裏返しで、備え付けのセッティング例を参考にしないと音作りが難しい。
・中古の場合他の2機種に比べ平均の値段が高い。新品は4〜5万くらいなので、MGなら101CFX、102CFXが買え、チューブならDSL5cが買える。

総合的には僕は圧倒的にTM30がオススメですが、Lead12の再現度の高さもまだ聴いたことない人には是非体感して欲しいと思ってます!(^_^*)
MGはアンプ全体でも手頃な値段で良質なアナログのトーンで、しかも他に比べて圧倒的に入手しやすいのが魅力です。

20170404 Rockman X100

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暫くRockmanはお休みしてましたが、真打のヘッドホンアンプであるX100の感想をば書きます_φ( ̄ー ̄ )

因みに当方は一時期4台所持しておりました((^^;;
2台はボストンファンの友人に譲り、1台は
Rockmountへマウント、もう1台は通常のヘッドホンアンプとして使ってます。

コントロールは3段階のVol、コーラス+エコー、コーラス、エコーの3種のエフェクト、サスティナーと同じ4つのトーン、そして裏のゲインつまみです。

まず音量が固定式で、-10dB、-20dBと数値が書かれており、そこにスライドスイッチを合わせる方式です。
因みに0dB(MAX)でヘッドホンで聴くとかなり音がでかいです(^^;;
トランジスタなので音量差によるトーン変化が無いのが強みです。

トーンはサスティナーと同じくDist、Edge、CLN、CLN2となってます。
以下にSustainorとの違いを書きます。

Distはコンプ感がややSustainorより弱く(一般的な歪エフェクターやアンプよりは断然強烈ですw)、歪がきめ細かく、ややハイミッド寄りで初期の改造マーシャルに近い感じです。
単音でも音痩せはなく、サスティンが長いのでソロに最適です。
勿論パワーコードでも分厚いBostonらしい音が出ます(僕は寧ろパワーコードの音に惚れましたw)

Edgeはリズム向きでどちらかと言うとクランチより弱めな歪です。
Sustainorのものより歪が大幅に弱いです。
ブルースやファンク向けですかね。
カッティングした時のコードの分離感が良く、単音ではなくジャカジャカ鳴らして真価を発揮する感じです(^^)
強めのコンプもカッティングに適してますしw
本当にバッキングのリズム担当という感じですが、イコライジングはDistと変わりないです。

CLNはSustainorよりやや高域が弱く、代わりに中域が持ち上がって音が太くなってます。これは微妙な違いなので好みが別れると思います。
僕はCLNならX100かな?w
しかしながらあくまでSustainorとの比較なので、一般的なアンプ(特に高域が強目なJC-120)なんかに比べればトレブリーでギラギラしてます(笑
音的にはアルバムThird StageのCan'tcha SayからStill in Loveへ入る間奏のクリーンサウンドがまさにそれって感じですw

CLN2も同様でSustainorよりミドルが持ち上がり、エレアコ度は若干下がってますw
ハイファイでキャビシミュを通してないので、一般的なギターアンプのクリーンよりレンジは広いです。

コーラスとエコーにはBBD3007が使われており、ハーフラックなんかのものに比べるとインパクトに掛けますが、コーラスはやや立体的にかかる点、歪に掛けてもぼやけず抜けの良さを維持するところなんかは良いですね。
逆にエコーはあまり効きが強くなく、リバーブ的な効果に留まってます。X100のドライ音(原音)を聴きたいならエコーのみのモードが良いです。
またコーラスとエコーは必ずどちらかか両方掛かるようになっており、両方オフは出来ないです(^^;;
またコーラスは位相合成のステレオ、エコーはモノラルとなってます。

裏のゲインつまみで歪み量を調整出来ます。僕はデフォルトの0にしてましたが、Rockmanは今の音楽シーンでは総じてゲインが弱めなので、場合によっては上げてもいいかもw

因みに僕が所有してるものでマウントしてる方は他と比べて出音が何か違いますw
なんつーか全体的にキャビシミュが取れて抜けが良くなってる反面、ミキサーに繋ぐとジャリジャリした感じになります(^^;;
音的にはハーフラックとかに近いんですけどね(^^;;
アンプ専用という感じです。

このRockmanは発売された1980年代初頭では非常に画期的で革命的な機材だったと思います。
何故なら当時良質な歪を得るには最低でもスタジオへ行き、そこそこワット数のあるアンプを歪ませるしか手段はなく、宅録でサイレントに歪ませる手段は皆無でした。
なのでおそらくX100は最初のアンプシミュレーターかなと思います。
通常のオーバードライブやファズをミキサーに繋いで録音したり、モニタースピーカーなんかから鳴らすと、ザラッザラのノイジーな音になって全く使えませんが、X100はキャビシミュ回路が搭載されており、まるでギターアンプから出したような音になるので、コンパクトかつ良質な歪を自宅で鳴らせる夢のような機材だったと思います(但しお値段は当時7万円弱😱)

またBostonのサウンド自体秘密のベールに包まれたものだったので、こんな小さな筐体で「あの音」を再現出来ると話題になり、80年代当時大物アーティストが挙ってこれを利用してたとか。
なので80年代のHR系の音が似たり寄ったりしてたのかも知れません(笑

逆に今の音楽シーンに合わせるとなると、イコライザーでミドル削ってハイを上げ目にして使わないと篭ってるような感覚を受けるかも?(笑
それでもかなり特殊なイコライジングや強烈なコンプのせいで癖を拭い去ることは出来ませんが(笑

個体数は極めて少ないですが、80年代ロックを奏でるならこれがオススメです!

 

20170403 VOX Brian May Special VBM-1

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VOXのブライアンメイ氏のシグネチャー、VBM-1です。
クイーンの元ベーシスト、ジョン・ディーコン氏がカーステレオから回路を抜き出して作ったと噂されるアンプの再現となってます。
メイ氏はこれを初期のアルバムで頻繁に使い、お金が貯まった以降はお馴染みのAC30の壁(笑)を使ってたようです(実際鳴らしてたのは白の自分用にチューニングされた特別版)。
VBMはその白いAC30の見た目をオマージュしてるみたいです。

コントロールはGain、Vol、ToneとLow/High Driveの切替スイッチのみで非常にシンプルとなってます。

まずLowはゲイン量でクリーンから軽いODまで再現出来ます^^
いずれもミドルが強目で、クリーンはやや歪んだミドル強めなパス10、歪ませるとTS系のサウンドに近いです。
これはこれでなかなか使えますね^^

Highはまんまディーキーアンプのような強烈な鼻詰まりサウンドが出てきます(笑
イコライジングにかなり癖があり、またトランジスタらしい歪なので完全に好き嫌いが分かれると思います。

Toneは12時を基準に左へ回すとローが、右だとハイが強調されます。
僕は抜けを良くするため右に若干回してましたけど、基本12時でいいと思います。
またラインアウトが付いてるのでミキサーに出力も可能となってたり、EX Speaker Out(4Ω)も付いてるので、ご自宅の自慢のキャビにも使えちゃったりします(笑
因みにメサのキャビに繋ぐと、ディーキーの癖が掻き消されてメサの音になります(爆
セレッションのグリーンバックが入ってるキャビなら相性良さそうな気がしますが、デフォで入ってるスピーカー自体がディーキーっぽい音を出してる要素な気がしなくもないです(元々のディーキーもカーステレオのスピーカーらしかったですし)

更に個別にトレブルブースターも内蔵されており、
ギター→VBM→トレブルブースターアウト→他のアンプ
と繋いでエフェクター代わりにも使えます!( ´∀`)
その際はクリーンで使う場合はLow Drive、ディストーションで使う場合はHigh Driveにする感じですね。

元々ゲインが高目なのでシングルコイル向きのギターという感じです。
ハム系だとやはり12時より左かな?

あとエフェクターの乗りは悪いですw
トランジスタのクリーンだと歪成分が入ってる時点でノイズっぽくなります(^^;;

20140402 Digitech Brian May Red Special

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デジテックがかつて超限定で発売してた、クイーンのギタリストであるブライアン・メイ氏のシグネチャーマルチエフェクターペダルです!L(’ω’)┘三└(’ω’)」

メイ氏のギターサウンドはご存知の方もいらっしゃいますが非常に多彩で、カントリーチックなアコースティックなサウンドから、ピッチシフターを取り入れたメロディアスなヴァイオリントーン、そしてミドルが分厚くゲインブーストされたVOXのハイゲインサウンドまで聴く者を魔術のように虜にさせてしまう魅力があります!!
特に「ボヘミアン・ラプソディ」のギターサウンドだけに着目して聴いてください!!その物凄く多彩なトーンが一聴して分かるかと思われます!‾͟͟͞(((ꎤ๑‾᷅༬‾᷄๑)̂—̳͟͞͞o

話が逸れましたが(笑)、今回のこのペダルは、クイーンの楽曲で使われてるギターのトーンとエフェクトがプリセットされてて、書いてある曲を選ぶと曲の中で使われてる2種類のトーンを即座に使う事が出来ます。
2種類のトーンはこのワウみたいなEXPペダル(以下EXP)の爪先と踵の辺りにあるスイッチで切り替える事が出来、エフェクトの調整もワウみたいな感覚で行えます(^^)

コントロールは、外側と内側で回せるつまみがあり、それぞれVolとGain、TrebleとBass、後述のControlとGuitarが纏まってます。後は単独のModelつまみです。

まずGuitarは、搭載されてるPUに合わせるようにトーン調整を行います。
シングルなら左端、真ん中がRed Special用Tri-Sonic、右端がハムですね。
目安としてP-90やモズライト、リッケンのやつは12〜2時、EMGなんかは右端で良いでしょう(適当

Modelはクイーンの楽曲で使われてるギタートーン(エフェクト付き)を選択します。

1は"Keep Yourself Alive"で爪先側でイントロのフランジャー付きギター、 踵側でソロのフランジャー付きギターサウンドとなり、EXPでフランジャーのエフェクト量調整、Controlでミドルレンジの調整を行います。
これはかなりフランジャーの効きが良く、ジェットサウンドのようで効果的ですね^^
でもあくまでこの楽曲専用という感じです(Van HalenのEruptionを強引に出来るかもw)

2は"Bohemian Rhapsody"で爪先で最初の方のAC30ソロ、踵でAC30かDeacyのサウンドとなってて、EXPでAC30とDeacyの変更、Controlでミドル調整です。
まずゲインは高めが良いです。後はミドルは大目にするとAC30もディーキーも映えます。
僕は爪先のAC30が、ゲインとハイミッドが強調されてて抜けが良く好みでした。
またディーキーはVOX VBM-1と比べて遜色ない、特有の鼻づまり感のあるサウンドで再現度が高いです!

3は"Tie Your Mother Down"でアンプはVOX AC30です。爪先でイントロ、踵でソロのトーンの調整、Controlでミドル調整です。
AC30をフルテンにしたようなミッドが強い歪です。後述の4番のトーンとあんまし遜色が無いのが残念。EXPも特に操作が割り当てられてないし、味気ない感じがありますw

4は爪先で"We Will Rock You"のハードなサウンド、踵で"We Are The Champions."の壮大なトーンを奏でます。
EXPでフェイザーのエフェクトレベル、Controlで揺れ速度の調整です。
まずWe Will〜はフェイザーオフですね(笑
後はゲインは3時位まで上げて、2EQは1時にすると抜けが良くなり、かつハイゲインミッドブーストサウンドになってリフやソロに最適になります!AC30ぽい温かみのある歪で良いです!
逆にWe Are〜は要所要所でフェイザーを切り替えます。あとはゲインは12時で良いかな。EQはWe Will〜と一緒で。

5は"Crazy Little Things Called Love"で、爪先でアコギ、踵でテレキャスの音が出ます。Controlでリバーブの調整を行います。
これはアコギパートもテレキャス×AC30も非常に良いんですが、強くピッキングするとデジタル的な「ヂリッ」っていうノイズが入るので、アルペジオかソロ用ですね。
アコギパートはそこらのアコシミュよりハイファイで良いので非常に残念(;_;)

6は"Brighton Rock"のライブでのギターソロのトーンのシミュで、爪先のモードはディレイモードでEXPでフィードバック調整、Controlでディレイタイム調整です。踵はハーモナイザーモードでEXPでハーモナイズされてる音をMinorからMajorへ変更、Controlでピッチブレンドの調整です。
これは素晴らしい!ディレイモードは2回同音量でリピートするので、和音通りに引けばギターオーケストレーションが容易に出来ます^^
またピッチシフターも綺麗に追従し、ソロ弾いてるだけでヴァイオリンを三重奏で弾いてるような錯覚を覚えます(^_^*)
ピッチシフターのマイナーコードとメジャーコードをシームレスに切り替えられるので、明るいパートや暗いパートをすぐに演奏出来るのも良いです!
個人的には1番気に入ってるプリセットです!

7はディーキーアンプの再現と"Winter's Tale"のソロパートとなっており、ControlでDeacyはミドル調整、Winter's〜はディレイとリバーブのエフェクト量の調整になってます。
2のボヘミアンのプリセットより高域が丸くなったディーキーで、癖がある程度解消された感が有ります。僕は癖が強い方が好みですw
またWinter's〜は3のプリセットより歪が弱い感じで、多分クランチ設定でエフェクトを掛けて演奏するものなのだろうと推測してますw

あとトレードマークのコインも入ってましたw

手軽にクイーンサウンドが楽しめるし中々楽しい機材で手元に当然残しております(^^)

20170401 JHF1 Jimi Hendrix Fuzz Face

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今回は、かの世界的伝説のギタリストのシグネチャーモデルのファズペダルの感想を書きます(^^)

ファズペダルの御三家といえばBig Muff、Octavia、そしてこのFuzz Faceでございます(笑

世界的ギタリストが使ってたファズフェイスはDallas Fuzz Faceというもので、お値段はヴィンテージ価格で10万くらいします(-.-;)y-~~~
しかもダイオードにゲルマニウムを採用してるので、温度によって音が変わったり、部品の劣化が激しかった模様ヽ(´o`;
今回はJim Dunlop社が商標を獲得し、同名を冠して満を喫して発売されました。
オリジナルと違ってゲルマニウムの代わりにシリコンを導入し、温度によるトーンの変化を抑えつつ、本来のヴィンテージファズフェイスの音の再現を上手く行ってるようです(オリジナルなんて弾いたことないし、そもそも見たこともないですがw)

コントロールは至ってシンプル、VolとFuzzだけです。これはギター側のVolやToneも併せて利用するようになっており、大体はエフェクター側は全開(かFuzzの全開が5時なら4時辺り)で、ギター側のvolでファズやクリーンなどを再現します。

まずファズサウンドですが、ストラト前提に作られてるのか(シングルコイル)、かなり低音が出ます。レスポール(ハムバッカー)だと低音が出過ぎて篭り、ストラトだと本当に丁度いい感じです(^^)

またアンプをかなり選ぶような気がします。もうチューブアンプ専用という感じで、チューブだとファズなのにディストーションぽい安定した歪みが得られ、トランジスタだと安っぽいファズが出てきます。
特に(チューブの)マーシャルのクリーンChの前に繋ぐ前提といった感じですねw
スタジオ行けば大体置いてるし、昨今の自宅用DSLシリーズとかでも全然オッケー(・ω<)

ストラト+ファズフェイス+マーシャルクリーンだと、ファズなのに滑らかでディストーションに近く、ヴィンテージっぽい枯れたようなフィルターが掛かってる感じがします。ウッドストックのライブの時のような音ですかね(゚ω゚)

またvolを絞ったクリーンも秀逸で、こちらも枯れつつ、高域が針金のように鋭い音が出ますw
あまりつまみを回さずに変えられるので、音量の変化を多少抑えられます(^^)

気になった所は、まずInputが左、Outputが右にある点ですかね。
オリジナルのデザインを踏襲してるからなのかも知れませんが、ボードとかに組み込む際は配線に苦労することでしょう(笑
また回路は比較的シンプルですが、筐体はでかいです(笑
ボードとかに(ry
後は別途改造とかしないと基本電池でしか動きません。
ネジ止めしてある裏蓋を開けて電池を入れるため、配線が伸ばせないためです(^^;;

現代的なジュージューザーザーなファズとはちょっと違いますが、僕はこちらの方が好みです(^ω^)