Guitar Stuff Blog

今まで使ったギターアンプやエフェクターを紹介したいと思います。

20170414 Tech21 Trademark 60

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SansampでおなじみTech21 の60wコンボアンプ、TM60です。

TM30と同じくSansampテクノロジーをふんだんにあしらった賜物ですが、出音がかなり違うので詳しく説明します!

まずはコントロールから。
このアンプはCh1とCh2に分かれており、Ch1がクリーン、Ch2がODの役目を担ってます。

クリーンはVol、Punch、Driveの3つのノブとBiteスイッチで構成されてます。
Punchはミドルとゲイン調整で、左端から12時まではミドルブースト、12から右端まではゲインのブーストとなっており、Driveと併せて最大にすればかなり強目なオーバードライブまで作れます。
左に回しきればフェンダーのツィードっぽくなり、12時近くだとVOXのクリーンのようになります。
またBiteスイッチを押せば高音がブーストされ、フェンダーツインのような音が作れます(^^)
全体的に温かみがあり、またBiteスイッチがあるためTM30よりもクリーンの作れる幅が広いです。
BiteスイッチをオンにしてPunchとDriveをMAXにすれば、ハイミッドが強目でコンプレッションの効いたドライブサウンドが作れたりします(*^_^*)

ODはVol、Growl、DriveとWeepスイッチとなっております。
Growlはハイミッドとゲインの調整となっており、左に回しきれば篭った音になり、右に回していくと抜けが良くなりゲインがPunchよりもかなりブーストされていきます。DriveとGrowlの調整により、VOXのTop Boostのオーバードライブやマーシャル、ブラウンサウンド、デュアルレクチなどを再現出来ます。
謳い文句ではボグナーやソルダーノまで作れるそうです(笑
Weepスイッチはコンプレッションを掛け、音の粒を収束させ、ハーモニクスを強調させます。聴いた限りだと立体感や奥行き感が無くなる感じでしょうか。
ミドルゲイン時代のロックなどをやるのに良い感じですが、抜けが悪くなるので激しいリフを刻んだり、耳に刺激的なギターサウンドを作るのならオフです。

マスターアウトはVolブースト、リバーブ、ローとハイの2EQとなってます。

Volブーストは緩やかに音量を上げます。

リバーブはTM30と同じアキュトロニクス製。但しTM30よりもリバーブタンクが大き目なので効果も大。。。?!
僕は同じように感じられました(笑

2EQは完全にアクティブ/パッシヴEQなので、回し方で音色が極端に変わります。
例えばCh2でGrowlとDriveをMAXにしても、マスターの2EQが両方12時ならマーシャル、フルならレクチのような音になります。
可変値が広いので音作りの幅がかなり広いですが、音が作りづらく感じるかもしれません。

TM30よりもつまみの効果が分かりづらいので音作りはかなり難しいですが、その分音作りの幅は広いです。
但し歪の強さはTM30の方が圧倒的に上です。
またTM30よりも2.5倍位重く、筐体も大きめなので取り回しづらい面があるかも?w
インターフェースなどはTM30と全く同じなのでかなり優れてると思います。

もしTM30とTM60のどちらかを万人に進めるとすれば、僕はあらゆる点(値段、取り回し易さ、音作りのし易さ)でTM30を選びます。

 

TECH21/Sansamp GT-2

TECH21/Sansamp GT-2

 

 

サウンドハウス

20170413 Pignose 7-100R

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引き伸ばした画像なので連日ボケてます、すみませんm(_ _)m

ピグノーズの超ど定番小型アンプ、7-100Rです。
多分型番だと分かりづらいので、以下ピグと書いときます(笑

このピグは1967年ごろ、シカゴのギタリスト、テリーキャスが考案した画期的な小型アンプです。
当時のアンプといえば大概はでかいものか、小型でも真空管入りで重くて1volの歪ませるにはでかい音しか出せないアンプしかありませんでした(Fender Champとか)。
そこに登場したピグは比較的小音量で歪ませられ、電池駆動で取り回しが良く、音質がチューブに非常に近く、今日まで現役で発売されるほどの大ヒットを飛ばしました。
当時は新発売なのに広告で「伝説のアンプ」と銘打ってたらしいのですが、今では本当に伝説のアンプです(笑

コントロールは至ってシンプル、1volのみです(^^)v
ヘッドルームが低く、ピグのVolをMAXにしてギターのVolを調整すればクリーンからオーバードライブまで再現出来ます。
いずれも温かみがあり、アンプのVolを絞ったクリーンは若干歪み、オーバードライブはフェンダーのヴィンテージアンプを歪ませたような、ブルージーで味わいのあるトーンです。
ローがブーミーで歪が粗い感じでしょうか、癖になるトーンで僕は好きです(*^_^*)

イコライジングは蓋の開閉加減で調整する極アナログ仕様。
完全に閉じると密閉型のローが分厚い感じで、開いていくとローが急激に減衰してハイが際立ってきて抜けが良くなります。
ハイパスフィルターという感じですかね。
僕は完全密閉で使ってました。

5wですが、音量は結構でかいです。
豚の鼻を回してカチっと鳴ったら電源が入るのですが、そこから出るクリーンも結構大きめな音なので注意。
勿論フルテンだとマンションとかでは使えません(笑

ラインアウトが付いてますが、スピーカーキャンセルが出来ないのでスピーカーからもちゃんと音が出てきます(笑
自前の自慢のキャビとか使う際は距離を離した方が良いです。

電源は単三電池4本か、ミニジャック式の専用アダプターです。電池は入りづらいです(爆

また特異な使い方として、モノラルですがポータブルオーディオアンプとしても使えます。
オーディオプレーヤーのイヤホン挿すところにモノラル変換ケーブル繋いでピグに繋ぐと、古めかしい真空管サウンドのような音で曲を楽しめたりします。
勿論ピグ2台買って、ステレオミニジャック→二股モノラルジャックのY字ケーブルを繋げばステレオでも楽しめます(^^)v
ギターアンプだからと言って侮るなかれ、Hi-fiが常のオーディオプレーヤーの中で、Lo-fiなこの音は逆に斬新かもしれません(笑

同じ立ち位置だとVOX Mini5とかMarshall MG2CFXでしょうか。
まあやるジャンルにもよりますが、もし初心者にオススメするのであれば、僕は
Miki5≧MG2CFX>ピグ
ですかね。
理由は簡単、音量を小さく出来てクリーン、クランチ、モダンハイゲインと使い分けられるからです。
逆に50年代ロック、ブルース、ジャズ主体でノスタルジックでアナログチックな音で練習したいという玄人思考な方ならピグ以外は完全に却下という感じです(笑

サウンドハウス

20170412 Rockman Metal Ace

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久しぶりのロックマン製品です(*^_^*)

とは言っても、現行で販売されてるヘッドホンアンプで、ギターエースの姉妹品です😓

ある程度ロックマンを集めてさぞマニアになってた俺はこれにも手を出しました(笑

因みに買った直後、大手のネットショップが扱わなくなって個人でアマゾンとかに流してる並行輸入のみとなり値段が爆上がりした記憶があります(今は違うとは思いますがw

コントロールは完全にギターエースと同じで、触れ込みでは歪が強くなってるとの事。

しかし実際聴いてみるとトーンが別の物に挿げ替えられてます(ꐦ°᷄д°᷅)
なので、個人的な感想としてギターエースとの比較を行います!

まず全体的なトーンとして、ギターエースが500~600Hz帯を若干多めにしてるのに対し、メタルエースは何を勘違いしたのか(笑)、2kHz付近にブーストする箇所をシフトしてます。
確かに某サイトに載ってるX100の周波数曲性を見ると500Hzをピークに減衰し、1.4kHz辺りが最下点となり、そこからまた上がって2kHzをピークにまた減衰するという特異なEQとなってます。
しかしながら、回路で細かくイコライジング出来ないならミドル(400~800Hz帯)をブーストする必要があり、逆にハイミッドの2kHzをブーストするとマーシャルっぽいドライな音になります。
なので、結果としてギターエースの方が(若干ではあるが)SR&D社製の歪に近く、メタルエースはマーシャルのシミュみたいな音になってます(笑

クリーンはメタルエースの方が音圧があり、ギターエースに比べて煌びやかさは劣るものの独特の温かみがあります。
何れにせよハイファイなのでエレアコっぽいサウンドです。

DISTはギターエースよりかなり歪むようになり、軽いオーバードライブまで行けます。
僕はDISTに関してはメタルエースの方がいいかな。。。?

HVY DISTはさっきも書いた通りギターエースよりもロックマンらしさが失われてマーシャルに近い音になってます。ゲインは高くなってます。

まあどっちみちロックマンの音を知りたければSR&D社のもの一択だし、「中古は怖いけどロックマンの雰囲気を味わいたい(最初は自分もそうでしたw)」ならギターエースを推します(笑

あと、「メタルエース」と書いてますが、とてもメタルを出来るようなモダンハイゲインでは無いので注意(笑

 

サウンドハウス

20170411 KORG 104ds ToneWorks

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昔KORGが出してた歪系エフェクターで、アンシミュとしても使える万能選手。
友達に一回借りてめっちゃ気に入ったのでオクで落としました(笑
落とした時は1,400円くらいでしたけど今は値上がりしてるらしい^^

まずはコントロールの説明。
真ん中のトグルスイッチを上に倒すと、つまみは左からゲイン、ロー、ハイ、Volが設定出来、下にするとミドルの弄る帯域、ミドル、レゾナンス効果のスピーカーサイズ、レゾナンス効果の深さを設定出来ます。
インターフェースはボスのメタゾネやプレイテックのヘヴィメタルにレゾナンス効果が付いたようなものですね(適当

だがしかし各EQの設定幅はかなり広く、メタゾネは及ばず、ヘヴィメタルよりもメタリックな質感を出すことが出来ますw
本当に何でもいける感じで、ブルージーなクランチからVOXをフルアップしたようなドライブ、マーシャルやデュアルレクチの様な音まで柔軟性が高いです。
ミドルの帯域を決められる所が大きいですね( ´∀`)

レゾナンスはキャビシミュの一種で、サイズでスピーカーの口径のシミュレートし、小口径から12インチ4発キャビの様な共鳴、立体感、奥行き感をシミュレートします。
勿論サイズとデプスを0にすればオフにも出来ます(^ ^)
これがかなり出来が良くて、本当に歪が立体的になります(^ν^)
但しチューブやTech21の様な、1つ1つの歪の粒が明瞭でそれが一気に出て来て厚みや立体感を構成してるのとは違い、人工的な感じはします(^^;;

また104dsはプログラム機能を備えており、プログラムボタンを4秒以上押し続けると設定が保存されるようになってます。
このプログラム機能は2chあり、自分で予め二つのトーンを保存しといて、プログラムスイッチを押すことによりch変更してトーン自在に変えることも出来ます(^^)
因みにバイパスは左のエフェクトスイッチになります。

インプットのインピーダンスやアウトプットをアンプかライン出力かを選択出来、普通の歪ペダルから、ミキサー直のアンシミュとしても使えます。

最初友達が絶賛してたので半信半疑で借りて使った所、そのレンジの広さやレゾナンス効果に圧倒されましたね(笑
ミドル削ってローとハイを上げ目にしてメタルサウンドを狙えばザックザクのリフが刻めるし、逆にMID FCを10時くらいにしてミドルをMAXにし、ローとハイを少なめにすると70年代ハードロックの様な分厚いディストーションを狙えたりと兎に角夢中になりました(*^_^*)

そして友達に返した後、安かったのも相俟ってか速攻で落札(爆
今でも時折使ったりします(^ν^)

欠点はアンプに依存しないので、アンプの良し悪しを掻き消す所ですかね。
丁度サンズアンプみたいな立ち位置ですw
なので「JC対策(笑)」には向いてて、マーシャルや各種ハイゲインアンプには勿体無い気がします(^ ^)

追記
ネットで調べるとどうやらデジタルディストーションのようですね。
ギター側のVolポッドの追従性があまりよろしく無いとか。
僕はあんまし気にならなかったですが(笑
でも使ってるとアナログデジタル云々は気にならないですよ(笑
ボスだって最近のディストーションはMDPとかいうデジタル技術使ってますし。
まあアナログ独特の厚み、音が前に出る感はあんまし感じられないし、ノイズがほぼ無くて綺麗過ぎなのが違和感ありますがw

サウンドハウス

20170410 T.C. Electronic SCF

コーラスに没頭してた僕は、この超高価なペダルにも散財しておりました(笑

80年代に名機と称されたアナログコーラス、TCのステレオコーラス・フランジャーです。
かなり上品なコーラスとの事で、期待をしておりました( ´∀`)

コントロールはSpeed(揺れ速度)、Width(深さ)、Intensity(エフェクトレベル)となっており、他に入力ゲイン調整やコーラス、ピッチモジュレーター、フランジャーの切替スイッチなどあります。
ぶっちゃけピッチモジュレーターやフランジャーは効きが弱いかあまり使えるというものでもなく、ほぼコーラス専用機となってます。

で、コーラスに関しては確かに原音を損なわないような美しい掛かり方はするものの、爽やかさなどはあまり感じられないような気がします。
ステレオ出力での広がりはあるけど立体感は無いという感じですかね。
クリーンに薄く掛けるのがベストかなと思います。

ネックなのは電源供給。何やら音質の維持の為四角電池は使えず、またBOSSアダプターも使えず、本体に伸びてる太いコードからコンセントに繋ぐしかないらしいです(笑
あと値段も3万強なので、値段に見合ってるかと言われたら?な僕としてはかなり散財したな、という気持ちです(´・_・`)

良かったところはと言うと、他の所有してた他のコーラスよりもロックマンに近い感じでしょうか。
ボスやプレイテックは無機質でアリオンはエグいので、温かみがあって抜けが良いコレはまあ近いかな、と(笑

しかしながら結局はあまり使わず、昨今はロックマンのハーフラックの組み合わせが、アンプ直か、各種ハイゲインアンプライクペダルとアナログディレイで音作りしており、コーラスの出番自体が無いので売却しました。。。

サウンドハウス

20170409 BOSS Effectors

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BOSS Super OverDrive  SD-1

BOSS Super OverDrive SD-1

 

現状持ってるボスコンはこれだけです。

今まで触ったボスコンについて書こうかなと思いますが、正直直ぐに売却したものばかりなので写真が無いです(^^;;

・OC-2

最初に買ったボスコン。
なんか8ビットマイコンみたいな音がギターから出てたような動画があったので気になり、OC-3は高かったので型落ちのOC-2を中古で購入。
オクターバーの低音ミックスが確かにマイコンぽくて面白かったけどすぐに飽きて放置(笑
多分実家に眠ってると思う(笑

・CE-5


ロックマンの影響で色々コーラスを買ってて、ド定番と言われたこれも購入。
確かに音はド定番ぽく可もなく不可もなくという感じで、プレイテックと大差なかったので直ぐに売却。トーンもそんなに弄らないし。
BBDのバージョンなら違ってたのかも?

・CE-2(銀ネジ)

有名で人気な初期型銀ネジ仕様のヴィンテージCE-2。
でも爽やかというよりエグいという感じで取っ付きにくかった印象。
Arion SCH-Zよりは抜ける感じだけど。
あんまし使わず売却。

・LS-2

ラインセレクターで可もなく不可もなく。
ロックマンのディストーションジェネレータとアコギペダルを分けてMGに出力するのに重宝しました\(^^)/
現在はサスティナーとMidi Octopusで全部管理して、JC-40のステレオ出力で対応してる為売却。

・NS-2


今度書くロックマン(MXR)のノイズゲートより自然にゲートが閉じるのでなかなか使えました(^^)
でもLS-2同様電源供給は正直あまり役に立たなかったですw
最近はノイズゲート自体使わないし、ロックマンのヴィンテージノイズゲート、Smart Gateを手に入れたので売却。

・SD-1


XPRのブースター用に購入。価格も新品特価で安かったし(笑
単体だと。。。チューブっぽいけど面白みがないオーバードライブという感じでした(笑
多分TSの方が好きなのでしょう(*´ェ`*)
現在唯一所持してるエフェクター。

・PS-6


ブライアンメイなどを出来ないかと探してたら見つかったコレ。
ピッチベンドや2音3音ハーモナイズ、コーラスのような効果のデチューンなど色々有りましたが、結局使わなくなり売却。

20170408 PRS Experience 2011 Faded Abalone

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続いてPRSのギターの感想をちょこっと書いてみます(。ӧ◡ӧ。)

これはCustom 24のExperience 2011のモデルです。
Experienceという型番が良く分かりませんが、限定品ぽいです(適当
これは2012年に買いまして、型落ち品のアウトレット価格で大幅に値下がってた記憶があります。
僕は色で選びましたけどね(^^)

PRS自体これが最初で多分最後になると思いますが、一言で言うと完璧です。
ネックは値段だけです(笑

ペグはキチッと締まるタイプで、ここで既にチューニングを狂わせないという意気込みを感じます(笑

ヘッドとボディはマッチングヘッドで、ヘッドにもフレイムメイプルの杢目が施されてて高級感が凄いです!

ポジションマークはお馴染みのバードインレイ。菱形とか丸ではない、凝ったデザインでカッコいい!!

ボディも非常にスタイリッシュでカッコいい!
一部の人間がレスポールとストラトを足したものと言ってるがそんなの気にしない^ ^
Les PaulにもダブルカッタウェイというのがあってPRSに似てるけど、それでもPRSのがカッコいい!

PUはPRS独自の59/09とかいうハムをフロントとリアに積んでるけどこれがヤバイ(笑
サスティン長い、ノイズレス、分離感がギブソンなんかと比べて桁違いに良い、ハイパワーで分厚い等、リプレイスする必要が皆無で逆に今のエピフォンに積みたいくらい(爆

全体的に超軽く非常に弾きやすい٩( 'ω' )و

兎に角ボディの杢目と塗装が美し過ぎて最早芸術品!

アーミングも狂わなくて堅牢なブリッジ。

もう褒め出したら限りがないです(笑
カッコよくて音が良くて弾きやすい、ギターにこれ以上何を求めるのかって位完璧です!

PRS SEというものは触った事ありませんが、完全に別物だと思ってます(確信

値段が高いので人には進めたくないですが、僕は最高に気に入ってます!
なので今でもEpiphoneとセットで所持してます\\└('ω')┘////