Guitar Stuff Blog

今まで使ったギターアンプやエフェクターを紹介したいと思います。

20170421 Sansamp Oxford

f:id:acidmb:20170420071004j:image
Sansampキャラシリーズ最終講、Oxfordです。
はい、世界的に有名な大学が所在してる場所の名前です(爆
まあ昔のギターアンプには結構大学名が付けられてたものが多く、Fender Prinstonとか、VOX Kenbridgeなんかもそうですね(^^;;

本当は他にもキャラシリーズがあって、Leeds(ハイワット)とCalifornia(Mesa Boogie Mark IとかRectifier。ちなこれも大学はあるけど、メサの工場がある事も有名w)とあって欲しかったけど、Leedsは最終的につまらなそうな印象だったので却下、Californiaは試奏してあまり好きではなかったので却下しました(笑

このOxfordはOrangeのローゲインなオールドアンプをシミュしており、最大に歪ませてもOR120のような弱目のオーバードライブとなってます。

ミドルEQは定番の500Hzを賄っておりますが、特異なのはローとハイです。

ローはタイトで明瞭な120Hzで、パッシヴが-12dBに対しアクティブは+22dBとなってます。
個人的には120Hz帯のローはかなり好きで上げたくなりますが、500Hzとの間の帯域を削らないとモコモコしてしまうので両方を上げられないのが惜しいです(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)

ハイは逆に癖のある2.5kHzで、どちらかと言うと極めてミッド寄りなハイです(笑
こちらはパッシヴで-12dB、アクティブでなんと+30dBまで上げられます。
耳に痛くない程度で抜けの良い音が作れますが、ドンシャリメタルサウンドは完全に無理です(笑
なのでOrangeのThunderverbとかDark Terrorとかの音を期待すると痛い目を見るかも知れません(爆
Tiny Terrorとかも無理です。

全体の印象として、他のキャラシリーズは元より他のエフェクターでも再現出来ないような、オレンジを齧ったようなシャキシャキ感が堪らないトーンとなってます(*´ェ`*)
Orange独特という感じで、(畏れ多いですがDumbleアンプにも似通ってる部分があります。
抜けがよく歯切れがよく、カッティングとか軽いクランチでジャカジャカ弾きまくると爽快です!

逆にOrangeらしいミドルが分厚いディストーションを作ろうとすると、ミドルが篭ってチューブのような分厚さが無くなりスカスカな音になってしまいます(笑
あくまでエッジの立ったクリーンやクランチ専用という感じです。

またゲインやキャラつまみを絞ったクリーン設定にして、前段に歪ペダルを置いてラインやパワードモニターから出力した時の音は格別です(^^)
ミドルが高めなのか分厚さが強調され、かつウォームなサウンドになります。
メタルとかには向かないので好き嫌いは分かれると思いますが、個人的には気に入ってます(☆∀☆)

オレンジ本家が出してるBax Bangeetarとは毛色が違いまして、ヴィンテージ系ならOxford、オレンジのモダンハイゲインサウンドならBaxという感じですかね(笑

 

 

サウンドハウス

20170420 Sansamp Liverpool

f:id:acidmb:20170419143202j:image
今回はSansamp Liverpoolの紹介をしたいと思います。
Liverpoolの名の通り、このキャラシリーズはBeatlesが使ったアンプ、VOXのモデリングとなってます(笑
まあ再現出来るVOXアンプの範囲はかなり広いんですけどね(笑

まずコントロールはキャラシリーズではおなじみのVol、Gain、3バンドEQ、キャラつまみ、スピーカーシミュスイッチとなってます。

Midは大体のキャラシリーズで採用されてる500Hz。これは特にこのモデリングには非常にマッチしてます^^
元々VOXのアンプ(僕が基準にしてるのはAC30)はクリーンはややミドルの強い鈴鳴り、オーバードライブは丁度500Hz帯のミドルがかなり分厚いトーンとなっているためです。

このLiverpoolに関しては、セッティング例を参考にして音作りするとまんまその音が出るので非常に使いやすいですd('∀'*)
またクリーンからオーバードライブまでの可変幅が非常に広くマイルドに歪むので、「ウォームでファット(笑)」なサウンドを求めるならキャラシリーズでもこれが特にオススメです!

またLiverpoolをクリーン設定にし、キャビシミュをオンにしてミキサーやPAに出力する場合、前段にディストーションペダルを置くとチューブアンプに繋いだような音になります。

僕としては恐らくキャラシリーズで最もクオリティの高い物の1つだと思います^^

 

 

サウンドハウス

20170419 Sansamp Blonde


Sansampキャラシリーズ第三弾、ブロンドの感想を書きます。

まず、直ぐに売却してしまったので撮った写真はありません(爆

何故直ぐに売却したかと言うと、僕個人としての感想で辛辣な表現ですが、あまりにも出来が悪すぎる為です(爆

Fenderアンプのシミュで、キャラつまみでTwin、Tweed、Bassmanそして名指しでTed Nugent氏のようなハードなオーバードライブ(聴いた感じだと同社のスーパーソニックのようなドライブサウンド)を再現しているそうです。
しかしながら、全体的に低音の出方が異常で音が篭りまくります(怒
説明書にあるTed氏のトーン設定は割とミドルが分厚く抜けが良く、なんかTed氏のトーンを再現する為に全体的なバランスがおかしくなったような印象を受けます(-.-;)y-~~~
(キャラシリーズでも他より2千円程高かったから期待してたのに。。。)

Lowを0にしてもめちゃくちゃ篭るので完全に破綻しており、逆に1kHzとやや高い帯域のMidとHighをMAXにすればペラペラな音になるのでどうにもならないです(笑

唯一の策として、ギターアンプに繋いだ上でスピーカーシミュをオンにしてローをバッサリ切るという方法でかなりマシにはなります。
しかし同時に高域成分もバッサリ持っていかれるので、不自然に潰れた感じの、やや抜けの悪い音になります。
クリーンや歪が弱いクランチ狙いなら良いかなと思います。

Fenderアンプのトーン目的でこれ買うなら同社のGT-2やTrademark30、Classicを強くオススメします(笑
予算を最低限に抑えるならGT-2ですね。
新品でも同等かやや安く買えますし、Blondeと違ってマイキングシミュが3通りあるので以外に音作りの幅は広くて容易です。
何よりどう設定してもBlondeより断然いいフェンダートーンを奏でられるのが強力です(爆

若しくは他社でもFenderトーンを再現する拘りのエフェクターが幾らかあるので、アンプに繋ぐ前提ならそっちを考慮しても良いと思います。

本当にBlondeに関してはTed氏のトーン専用機という感じなので、ミドルの強いアンプライクなディストーションペダルだと思った方が良いと思います。

駄文失礼致しましたm(_ _)m

サウンドハウス

20170418 Sansamp U.S. Metal

f:id:acidmb:20170417094149j:image
画像暗くてすいませんm(_ _)m

Sansamp Character SeriesのU.S. Metalです。
元々はU.S. Steelという名前でしたが、既に同名の製鉄会社があったのでこれに変更されたらしいです(笑

もう見た通りですが、Mesa Boogie Rectifierシリーズのシミュとなってますw

コントロールはキャラシリーズ共通の6つまみ。

Midはキャラシリーズによって帯域が変わりまして、こちらは12時を基準に右へ回すと+500Hz、左は-400Hzとなってます。
LowとHighは数値が設定されてるものと無いものがあり、こちらは不明です。

Gainはキャラシリーズで最も高く、キャラつまみを右に回しきれば唯一メタルサウンドまで歪みます。
勿論ブースターは不要、試しにBoost Overdriteをゲイン0にして前段に繋いだら、音が割れました(笑

キャラつまみは恐らく2時以上回して真価を発揮する感じで、それより左回しだととてもメサの音では無い感じがします。
特にゲイン高めで左一杯だと、Britishのそれよりブヨブヨ感が増し使い物になりません(笑
ゲインを9時くらいまで下げてクリーンで使う感じかな?

またやはりSansamp特有のフィルターが掛かっており、音はチューブライクで温かみがあり柔らかいけど、癖のあるコンプレッションがありますね(^^;;
僕は割と好きですけど、このフィルターでSansampを毛嫌いする人も多いのも事実(笑

スピーカーシミュに関してはキャラシリーズでも特に適材適所感が強く、例えば間違えてアンプのインプットやリターンに繋いでオンにするとローがスカスカになってハイがバッサリカットされてペラペラな音になったり、逆にミキサーに繋いでオフにすれば音が篭もりまくり、ハイが異様にキツくジージーザラザラなファズのような音になってしまいます。

ここで本題のレクチのシミュの再現度ですが、個人的にはかなり高いと思ってます。
今度話すWampler Triple Wreckと比較して、クリーン設定のアンプのインプットに繋いだ場合と比較すると劣りますが、様々な出力先にマルチに対応出来るという点では非常に便利です(^^)
オーディオインターフェース経由でパソコンに繋いでDTM用のソフトで鳴らせば、生々しいレクチの音が出力されるので違和感があるかも?w

また巷ではGT-2の後継機種と言われており、GT-2の歪みしか使わない人はこちらに乗り換えてるとか(笑

 

サウンドハウス

20170417 Sansamp British

f:id:acidmb:20170416075926j:image
SansampはClassicやGT2を飛ばし、最初に手をつけたのがキャラシリーズのこれ。
「どんなアンプでもMarshallの音(JTM45〜JCM800)が再現出来る」
という謳い文句に釣られて購入しました(笑

コントロールはゲイン、Vol、3バンドEQの他、「キャラクター」つまみというのが付いてます。

まず3バンドEQですが、Sansampでは全てアクティブ/パッシヴとなっており、12時を基準に帯域をブースト/カットを行います。これによりトーンの幅がかなり広く、キャラシリーズと括ってても幅広い音作りが出来ます(*´ω`*)
ミドルは500Hzを賄っており、減衰させてカラッと乾燥した音や分厚いディストーションを作ったり出来ます。「Marshallっぽい音」を作るならカット気味にした方がいいかも?
ローとハイは特に帯域が無いですが、普通のマーシャルとは違いハイを12時より右に回しても耳に痛いということはなく、バランスが取れてる感じです^ ^
ローは逆に上げ気味にしないとスカスカな印象(笑

キャラクターつまみは、その名の通り回すことによって歪の傾向、全体的なEQの値を大まかに変え、様々なMarshallアンプを再現してる感じです。
左一杯切るとJTM45っぽい歪が弱く低音がブヨブヨしたブーミーな音になったり(ゲイン絞るとクリーンも作れます)、9時ならBlues Breaker、1時あたりでPlexi、3時辺りでJCM800と段々低音がタイトになり、歪とミドルが増加し、抜けが良くなる印象です。
とは言ってもJCM800位までの歪なので、ハイゲインでは無いので注意(笑

スピーカーシミュのSWがあり、アンプのクリーンやリターンに出力するなら(ギターアンプ用スピーカーから出力するため)オフ、ライン出力、DTM、パワードモニターなんかに出力する時は(レンジが広いため)オンにするとベストな感じですが、あくまで個人的な感覚なのでここは好みでオンオフで良いでしょう(適当

因みに後述する同社のBoost Overdriveを前段にブースターとして使うと、JCM800の枠を超えて現代的な歪が得られます^ ^

またこの製品も例に漏れずSansamp特有のコンプ感があり、好き嫌いが分かれるかもしれないです(笑

 

 

サウンドハウス

20170416 Rockman XPR

f:id:acidmb:20170415231219j:image


Rockmanの製品では多分1番有名なマルチエフェクター/プリアンプのXPR。
Bostonのアルバムでは「Walk On」に使用されていて、90年代の日本のバンドが挙って使ったという逸話があるとか(*´ω`*)

まず感想を述べますと、
「トーンを幅広く調整出来、MIDI管理可能になったX100」
という印象です笑

コントロールは左からいくとまずコンプレッション調整から入ります。
4段階で調整可能で、上げるとアタックとサスティンが同時に上がります。
元々Rockmanのトーン自体がコンプレッションの量でゲイン調整を行ってるので、ここの設定で結構トーンの傾向が変わって来ます。

次はプリEQで、Bass、1.8kHz、Trebleの3バンドを±10dBの間で、5段階で調整出来ます。
このプリEQに関してはプリアンプの前段にあるので、ほんのり効く微調整用です。
Bassもどちらかと言うとローミッドという感じで、ミドルに当たる1.8kHzもややハイ寄りな方です。

次はプリアンプで、大雑把に分けるとクリーン、クランチ、ディストーションがそれぞれ2種ずつ、計6種のプリセットがあります。
クリーン2種はSustainorやX100と同等で、どちらかと言うとSustainor寄りでミドルがX100よりも抑えられてる感じです。
クランチ2種は上記機種のEdgeモードで、これは聴いた感じだとミドルとゲインが大幅に追加されたクリーンと非常に弱いクランチで、同社の製品に例えるとコンボアンプA12-50のSemi CleanモードとX100の方のEdgeです。
ディストーション2種は完全にX100のDistで、歪が弱い方がX100、強い方はゲインブーストした感じです。
どちらもサスティンが長くリードに適していて、弱い方が音の分離が良く立体的、強い方は歪が分厚くきめ細かいというそれぞれの特性があります。
またディストーション2種はクリーン1とミックスしたトーンもプリセットされていて、ローが薄れてハイがかなりブーストされたトーンになります。
こちらは個人的にはかなり使いづらいです😓
歪自体も弱くなるし笑
一応ギターのVolを絞ると若干歪んだクリーンにはなります(が、MIDIで切り替えたクリーンの方が良いですw)

コーラスはモノラルとステレオを選べ、揺れの速さを5段階(うち一つはSweep Stop)で調整出来ます。
コーラスの揺れはシームレスに変更出来ないし、深さとかは変更不可ですが、ロックマンのコーラスという感じで立体的な感じにはなります。また掛けると音量が上がります。
僕は基本内蔵コーラスを使ってますが、結構他社製のものを使ってる人が多いみたい(^^;;

問題はエコー/リバーブで、エコーは1回しかこだまを返してこないです(爆
なんつーか、ディレイタイムを短くしてダブラーみたいに使う感じですかね。
ディレイタイムは4段階で調整可能で、リバーブ含めてオフもエコーに合わせる感じです。
リバーブも音像が潰れたエコーという感じで、微かにスプリングっぽいニュアンスが感じられますが、多分ショートディレイなような気がします(笑
リバーブはデジタルか(チューブ)スプリングしかエフェクターとして存在しないので、アナログに拘ったロックマン製品の唯一のデジタル回路かも知れません(^^)
何れも4段階でエフェクトレベルを調整出来ます。

ポストEQは5バンドのグライコで、150Hz、500Hz、1kHz、2kHz、5kHz、全体のバランスとなってます。
こちらは±8dBの間で9段階で調整可能で、プリアンプの後段なのでかなり効き目が強いです。
フラットでまんまX100、EQを弄ればミドルこんもりな音からドンシャリメタルサウンド(80年代風w)まで再現出来ます(笑
しかしながらRockman独自のトーン補正(コンプ、ミドルの帯域の絶妙な補正)がかかってる為、どんなEQにしようがディストーションはRockmanの音になります(笑
クリーンの場合、アクの強いCLNは兎も角CLN2はアコシミュのような音なのでEQでロックマンのトーンに囚われない幅広い音作りが出来ます(爆

マスターアウトはBass、Treble、ステレオでのLとRのアウトプット、出力量の調整となってます。
何れもスライダーかスライドスイッチでMIDIでは保存出来ません。

マスターに付いてる2バンドEQは小さい割にかなり可変値が広く、Bassは重低音、Trebleはプレゼンス並の高域を操作します。
大体の人はTrebleをMaxか両方Maxが多いかな?W
抜けの良いメタルサウンドを狙うならTreble Maxですね(笑

出力量はHIかLOで選び、アッテネーターのようなものです。HIとLOでマスターアウトの可変値も変わります。

ループ(リターンはステレオ)、AUX、ライン出力、マスターアウト、MIDI制御とインターフェースが大変充実しており、MIDIで自分の作ったトーンを100通りまで保存可能でMIDIペダルがあれば即プリセットを呼び出し可能です(^^)
勿論自分でも呼び出し可能ですが、一々アンプのボタンを押さないといけないのでMIDIペダルが便利です。
勿論純正じゃなくても使えます(笑

Rockmanの製品全体で見ると、EQもあってか他の機材よりも歪が強く抜けが格段に良いので現代的な音が出せるという印象です。
反面MIDI管理な為シームレスに欠けるので、音作りに拘る人は精神衛生上よろしくないかと(笑
これも含めRockmanは改めて唯一無二のサウンドという感じです(^^)

 

BOSTON

BOSTON

 

サウンドハウス

20170415 Peavey Bandit 112

f:id:acidmb:20170414065616j:image

 

PEAVEY Bandit 112 100W コンボアンプ 【国内正規品】

PEAVEY Bandit 112 100W コンボアンプ 【国内正規品】

 

 

Peaveyの歴史的名機、Banditです!
Peaveyと言えばVan Halenとコラボしたアンプ5150が有名ですが、こちらの方が歴史は古く、また5150ほどではないにしろそこそこ有名なトランジスタアンプです。

初めて世に出たのは80年代中期で、トーンを時代のニーズに合わせながら進化していき、筐体も中身もメジャーorマイナーチェンジを繰り返しながら今の形になりました。

このアンプの特徴としてTranstubeというアナログフィルターを搭載しており、出音がチューブらしく温かみがあり丸みを帯びたような音になってます。
これによりクリーンもドライブも耳に心地よい音を出す事が出来ます。

コントロールはCh1がクリーンで、3つのヴォイシングSW、Vol、3EQとなっております。
ヴォイシングSWでクリーンの傾向が選べ、Vintageはトレブルが強目なクリーン、Classicがフラット、Warmはミドル強目で若干ゲインが高く音量を上げると少し歪むクリーンとなってます。
どれもペダルの乗りが良く、またこれ自身のクリーンも非常に出来がいいため、ジャズやブルースなどに最適です。
一部ジャズプレーヤーはこれのクリーンを使う人もいるとか。

Ch2はオーバードライブで、同じく3種のヴォイシングSW、Pre-Gain(歪量)、3EQ、Post-Gain(音量)となってます。
ヴォイシングはClassicが歪の弱いマーシャル系のカラッとした音、Modernがレクチ系のドンシャリメタルサウンド、High Gainがミドルが持ち上がった、1番歪むモダンハイゲインサウンドとなってます。
どの音も非常にチューブライクで上質な歪で、歪ペダルが要らないと言われる所以となってます(笑
実際チューブアンプから乗り換えたという人もいるとかいないとか。

EQはクリーンとドライブでそれぞれ独立しており、パッシヴとなってます。
あまり可変値は大きくは変わりませんが、逆に言えば破綻しなくて使いやすいです(^^)v

リバーブは適度に効く感じで、アキュトロニクス製のサーフな感じではなく、現代的な響きのものとなってます。
僕はサーフ系の方が好きですが、これはこれであまりトーンに干渉しないので良いと思います^ ^

BoostはマスターVolみたいな感じで、主観ですが音が太くなります。

ループ装備でエフェクター装備も万全(^^)v
ダンピングSWで低音の出方を調整出来、Looseが太く、Tightで音が締まり、Middleはその中間となってます。僕はTightにしてました^ ^
アッテネータ(のようなもの)も搭載してて、本来の80wを40w、20wと減らす事が出来ます。主に低域が減衰して全体的に音量が下がる感じかな?チューブのアッテネータ程の効果は無いです(笑

ラインアウトやスピーカーエミュレートアウトもありレコーディングにもバッチリ👍
スピーカーからの出力とそんなに大差無いです^^

今はかなり値上がりして手を出しづらい印象ですが、5〜6年前は3万円台で買えたので結構スタジオ経営の方が大量購入したとか(笑
安い、80wと比較的大音量、12インチスピーカー搭載、そして何より音が良い。
僕も最初弾いた時はビビッと来ました(爆
Tech21 TM60を既に持ってて弾き比べたら、TM60はキャビシミュが掛かった感じでわざとらしさがあるのですが、こちらはまんまアンプから出た感じの、カラッとしたトーンが自然で心地良かったですw
多分搭載されてるスピーカーがBlue Marvelという、ギターに美味しいミドルが非常に出る良質なものだったのも一因かと(笑
因みにTM60はエミネンス製です。
エミネンスも悪くは無いんですが僕はBlue Marvelの方が好みです(因みに1番はCelestion C90 Black Shadow、2番はCelestion Vintage30)。

欠点としては、箱鳴り重視なのか筐体がでかいのと重いです(笑
他の12インチ1発コンボに比べると一回り大きいので、家に置くなら注意が必要ですw
後はCelestionとかのスピーカーに耳が慣れてると、やはりBlue Marvelの音に違和感を感じるかも?
やや癖があり、古めかしい印象を受けるかもですw

トランジスタでは多分最高峰、チューブと比べても遜色ないクオリティなので、チューブのサウンドを求めつつ、ほぼメンテフリーなアンプをお探しなら超絶オススメです(爆

 

サウンドハウス