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今まで使ったギターアンプやエフェクターを紹介したいと思います。

20170518 Bogner La Grange

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恐らく現時点で最後の機材記事になるであろう、ボグナーのLa Grangeです。

ボグナーのトーンは一律俺好みなので、他のアンプやエフェクターも欲しいのですがお金がない(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
(Burnley Distortionがすっごく欲しい笑

今回のは星の数ほどあるマーシャルアンプのシミュ、それもその大多数を占めるプレキシを再現したペダルとなってます。

本当にプレキシペダルは死ぬ程あり(爆)、Tech21 Hot-Rod Plexi、Sansamp British、Xotic SL Drive、Wampler Plextortion、Catalinbread Dirty Little Secret、HAO Rust Driverなど名だたるメンツも作ってたり。
マーシャル自身もプレキシを復刻させたり、五十周年記念で1wのアンプSLP-1を出したり、最新のデジタルアンプCodeシリーズにも勿論組み込んでます。
まあロック黄金期のド定番アンプはプレキシですから、分からなくもないですが(^^;;

今回のはラインハルトボグナーが本気(笑)で作ったプレキシペダルらしいので、細かく感想を書きます。

因みに俺が持ってたプレキシペダルはHot-Rod PlexiとFlyrig 5、Sansamp British(厳密には設定例である感じ)なので、それらの比較と、比較動画などを見た感じでの比較になりますのでご留意を(^^;;

まず一般的なオーバードライブやディストーションペダルと比べると、ローファイでファジーな印象があります。しかしながら音の分離が良く、粒がきめ細かく際立ってるのチューブライクで立体的な歪となってます。
因みにボグナーのペダル全般に言えることですが、アンプの音色に左右されにくいので、JCでもプレキシのヴィンテージでチューブライクな歪が得られます(笑

またプレキシアンプ自体はそんなに歪まないアンプなのですが、こちら(や一部のプレキシペダル)はかなり歪みます。
特にLa Grangeに関してはかなりハードに歪むので、ブラウンサウンドとか一部改造プレキシも意識してると思います。
しかしながら一方でローゲインによるクランチも絶品で(寧ろプレキシ自体ローゲイン)、ブルージーなサウンドが作れたりします。

次に他のペダルと比べると、手持ち(だった)Hot-Rod Plexiの場合、La Grangeの方が圧倒的にワイドレンジです。
低域から高域まで明瞭に出る感じ。
設定ではわざとミドルを厚めにしたり籠らせたりできるので、La Grangeは俺的には上位互換ですね。
Hot-Rodは500Hzをブーストorカット出来るのが強みかな?
他のペダルに関しては、比較動画を見た個人的感想ですが、PlextortionやSL DriveよりやはりLa Grangeの方がワイドレンジな印象。
詰まるところLa Grangeはワイドレンジなプレキシペダルという事ですね(笑

コントロールは独立ブースター、Vol、Tone、Ch. Blend、Gainの5つまみと、gain、variac、Presence、Structureの4つのトグルスイッチで構成されてます。

まずブーストは独立しており、歪の後段にあるVolブーストです。

個人的には歪は充分なので、Volブーストで良かったと思ってます。
単体でもブースターとして使えます(が使う人いるのかな?)

トーンは12時を基準に左に回すとローが増幅されてハイミッドが無くなり、右だとハイミッドが持ち上がりローが無くなります。

俺的には12時から左右どちらに振ってもバランスが悪くなるので12時から動かしてません(爆

抜けを良くするために1時にしたりする場合もある位ですかね?

Ch. Blendは左に回すとトレブルが持ち上がり(T=Treble)、右はベースが(B=Bass)が持ち上がります。
アクティブですが、ほんのり効く程度です。
トーンの全体的な傾向を少しばかり高くするか低くするかという感じです。
元々はプレキシに付いてたベースモードのインプットとギター用のトレブルインプットをパッチケーブルとかでリンクさせて音を変えたりする方法で、Ch. Blendはベースインプット、トレブルインプット、チャンネルリンクそれぞれのトーンを再現してシームレスに変える感じです。

Gainスイッチは左からM(ミドルゲイン)、L(ローゲイン)、H(ハイゲイン)と決められます。

Lは専らクランチ用で、シングルコイルならジャッキジャキのヴィンテージ系の音、ハムバッカーならミドルの分離の良いクランチが得られます。
クランチ好きな俺としては、マーシャル系クランチもなかなか良いなと思いました(´-`).。oO(
。。。が!しかしGainを上げるとかなり歪みます(笑
ゲイン幅がかなり広いモードとも言えるでしょう。

Mは正直かなり歪みます(笑
というかバランスのいい歪み方ですね。
60~80年代初頭の歪までカバーできちゃいます!
後述のHに比べ音の分離が良く奥行き感のある歪です。
俺もHよりMの方が好きかな?

Hは当たり前ですがMより更に歪みます。
聴いた感じだとブラウンサウンドに近いですが、色々トーンは細かく弄れるので、
「多種多様な改造プレキシを再現するモード」
という感じです(笑

variacはXTCシリーズにも付いてた降圧シミュで、僅かにコンプ感が強まったくらいで、オフの時とそんなに変わらないような気が(笑

presenceは文字通り超高域の調整で、hは抜けが良くなり、Lはhより帯域成分が抑えられてる感じです。
シングルコイルだとhがシャリシャリ気味になるので、Lに設定して調整したりします。
ハムならLだと気持ち低音が分厚くなります。

structureは低音の出方を変更します。
・は低域がタイトになり、どちらかと言うとモダンなディストーションという感じです。
ブラウンサウンドとか作る場合はこれがいいです。
〇は逆に低域がブーミーになり、ヴィンテージ系の音を目指すならこちらがいいです。
●は・と〇の中間です。
丁度以前書いたBE-ODのTightつまみと全く同じような感じで、あちらはシームレスに変更するのに対しこちらはプリセットという感じですね。

プレキシ基準なので全体的にイナたい雰囲気はありますが、ディストーションとしてはかなり歪みアンプライクなので破綻しにくく、スタジオやライブなんかでマーシャルがヘタったらこれとJC-120で代用出来そうな気がします(笑

20170517 Wampler Triple Wreck

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Wampler Pedals/ワンプラーペダル  Triple Wreck

Wampler Pedals/ワンプラーペダル Triple Wreck

 

 


アンプライクなエフェクターを製作する事で有名なWamplerのTriple Wreckです。

Wamplerはプライベートでペダルを作って知り合いなどに売ってましたが、あまりに評判が良かったので会社を立ち上げたという経緯があります。
特に今回のペダルや、ソルダーノアンプを再現したSLOstortionが大変好評になり、他のアンプを再現したペダルを次々と開発していきました。

今回のTriple Wreckは名前からメサのトリプルレクチの歪を再現したペダルとなってます(笑

まず電源が9-18Vまで対応可能ですが、可能であれば18Vでの運用を強く勧めます。
どのエフェクターもそうなんですが、電圧が高い方が音が太くなって分離が良くなるような気がします。
特にTriple Wreckは顕著で、9Vだと逆に使えないです(笑

Hard/Brutalで歪のキャラを決められ、Hardはレクチのヴィンテージ、Brutalはモダンモードみたいな感じです。
激歪ならBrutalでいいでしょう(笑
つか俺としてはHardモードはありふれたアンプライクなディストーションという感じで使いません(笑

でBrutalなんですが、ゲインがかなり高く、Maxまであげる必要は無いです。上げると音が潰れて使いにくい印象なので、1~2時位が分離感と奥行き感があって丁度良い感じです。

3バンドEQはアクティブで、Trebleで抜けの良さ、Midで太さ、Bassで箱鳴り感と非常にわかりやすいです。
しかしトレブルはかなり上げないと俺としては籠る印象があります。
逆にベースが強いので下げ目にしてますね(^^;;
何れにせよJC-40に繋ぐと、JC-40の補える帯域を超えてワイドレンジにメタルサウンドを鳴らしてくれます。
トランジスタでもチューブでもブレないレクチのサウンドですd('∀'*)

しかしながら超絶ガッカリしたのがブースト並びにContourつまみ。
これは俺の機種に不具合があるのかしりませんが、9Vじゃないとまともに動きません。
18Vでやると歪も音圧も音量も下がり、ノイズみたいな音になります。
なので9Vで使った感想を書きます。
まず左いっぱいに回すとチューブライクなブースターを追加するそうですが、単に歪量が増す感じです。
元々激歪ですし、寧ろここまで来ると太さとか分離感の方が俺にとっては重要なので、18Vでオフの方が良いです。
で右に1杯に回すと、エレハモのビッグマフのようなファズサウンドが出てきます。
これに関してはどこに需要があるのか首をかしげたくなる内容ですね(^^;;
まあチューブライクなファズエフェクターと考えれば、ビッグマフが欲しくなった時に買う必要が無いことぐらいですかね(笑
なので俺はこのつまみ及びブースターに関しては完全に無いものとして扱ってます(爆

レクチの再現度としてはピカイチで、Tech21 U.S. Metalより高いです。
現行でレクチを再現するエフェクターはこれがオススメです。
まあお金があればミニレクチのアンプの方がいいですが(笑

サウンドハウス

20170516 Friedman BE-OD

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アンプメーカー、フリードマン社初のペダルBE-ODです。

フリードマン社の社長でビルダーのデイヴフリードマン氏は元々プロ専門のラックマウントやペタルボードなんかのカスタマイズ業をしてましたが、自身で「究極のブラウンサウンド」を出力するアンプを開発すべく同社を立ち上げ、従来のチューブアンプの回路とは異なる構成を考案し、フラッグシップモデルのBE-100を世に送り出しました。
BEとは「Brown Eye」の意味で、ブラウンサウンドを相当意識してます。

その後いくつかのアンプを製造したりしてましたが、今回同社のBE-100の名前を冠したペダル、BE-ODが発売されました。
発売前に話題になり、発売後はその極上のアンプライクな歪で賞賛され、いくつかの店で売り切れが相次いだ記憶があります(笑

因みに同時に発売されたコンプレッサー兼オーバードライブのSir-Compreは、BE-ODがあまりに話題になってしまったので殆ど売れてないです(爆
(BE-ODと同じ値段=高価 なのもネックなんだよなぁ。。。(^^;;

コントロールはGain、Vol、Tight、Bass 、Treble、Pres(ence)とゲイン調整用内部トリマーの7つまみです。

まずゲインなんですが、内部トリマーでゲインの範囲を調整し、表のつまみでその範囲内で調整する感じです。
元々ハイゲインペダルなので、内部トリマーに関しては12時以降だと歪みすぎて音が潰れるので、12時以下にして音の分離を向上させると良い感じです。
また電源も9-18Vまで対応してますが、9Vだと歪む代わりに音が潰れるので、元々ハイゲイン故に18Vでの運用を強く勧めます。
内部下げ目で高めの電圧で滑らかで立体感のある歪になります。

Bassは元々このペダルの音の分離が良く、且つかなり下の帯域を操作するので、高音が埋もれず、どんなに上げても良い感じのトーンになります。
なので完全に現場依存で、PAでハウるなら下げ目、ライブハウスなんかでアンプ出力なら3時くらいまで上げても良いですd('∀'*)

Trebleはマーシャルらしくかなり高音がキツイので俺は若干下げてます。
これはPresも同様で、12時以降だとジャリジャリキンキンな感じになるので下げてます(笑
ブラウンサウンド系のメタルサウンドを構築する場合でも、抜けは既に抜群なので下げ目でいいと思います。

Tightは低域の調整で、12より左ならブーミーで厚く、右ならタイトで締まった低域が得られます。
オリジナルのプレキシみたいなヴィンテージ系の音なら左、モダンハイゲインなら右という感じですかね。
モダンハイゲインを狙う場合、右に回しすぎると低音がペラペラになりかねないので3時くらいが良い感じです。

全体的に見ると確かに極まったブラウンサウンドという感じで、チューブだろうがトランジスタだろうがBE-100のようなサウンドを出力してくれます。
JC-120でもこれを使えば極上のブラウンサウンドが得られ、スタジオ次第では備え付けのマーシャルを凌駕するトーンが得られます(笑

MXR 5150と比較すると、よりハイゲインで、音の分離は良く、重低音が響き、高域の抜けが段違いに良いので(つか高域が強すぎな気がする(笑)、俺的には完全上位互換という感じです(笑
ノイズも驚くほど少ないので、わざわざノイズゲートを使う必要も無いですし(笑
強いて5150の利点を挙げるなら、ミドルがあって音が太いくらいですかね。
でもそれがネックになってこもった印象を受けるので、ワイドレンジなBE-ODに分があります。

同じくブラウンサウンド系と言われるボグナーのXTC Redと比較すると、やはり歪の大きさやレンジはBE-ODの方が上です。
しかしながらXTCはミドルに独特の心地よさがあり、また弦を弾いた感覚が顕著で、甲乙つけがたい印象。
ミドルが独特で、且つそこを弄れる時点でBE-ODと差別化を図ってる感じですが、俺としてはXTCはブラウンサウンドに分類されないような気がします。

Tech21のPSA-1.1やBritishのブラウンサウンド設定と比較すると、わざとチューブらしく加工してる高音と低音の感じが不自然で、アンプ(やキャビシミュ+オーディオインターフェース)出力に関してはBE-ODの圧勝!(笑
但しTech21は直でミキサーに繋げて音を出せる利点があるので、便利なのはTech21ですね。

過去のブラウンサウンド再現製品に関しては、これやMXR 5150が出てしまったので追いやられたような気がします(笑
俺の中でのブラウンサウンド再現度は

Friedman BE-OD>MXR 5150>Wampler Pinnacle>Amp Tweaker Tight Rock>その他(笑

ですし(爆
(そもそもブラウンサウンドの基準が曖昧なので、人によって変わりますが)

取り敢えずマーシャルやブラウンサウンド系のハイゲインペダルならこれが一番オススメです!

 

FRIEDMAN/BE-OD フリードマン

FRIEDMAN/BE-OD フリードマン

 

 

楽器・音響機器・舞台照明 サウンドハウス

20150515 MXR Carbon Copy

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今回は昨今大人気で定番化しつつあるアナログディレイ、カーボンコピーの感想を書きます。

巷だともう大体の人がこのディレイを使ってると言っても過言では無いような気がします(笑
確かにアナログディレイとしてはクオリティが非常に高く、かつ手頃な値段なので分からなくも無い気がします。
MXRの自慢の製品ですしね^ - ^
因みに限定版でCarbon Copy Brightというのがありまして、こちらはこだまの高域を強調し輪郭がはっきりしてるものです。
ノーマル版と組み合わせることにより、テープエコーのような複雑なディレイを奏でることも出来ます。

操作はいたってシンプル、Regen(erate)はフィードバック、MIXはエフェクトレベル、Delayはディレイタイムです。
名前は違えど他のディレイと操作はほぼ一緒です。
またMod(ulation)スイッチがあり、こちらはテープエコーのような独特のうねりを加え、コーラスのような効果を作り出すものです。
下部を開けてマイナスドライバーでうねりの速さを調整出来ます。

まずディレイですが、最長600msまで設定出来ます。
わがロックマンのエコーより100ms長く、重ね弾きなども容易です。
またショートディレイも可能で、アナログ独特のこだまの劣化でリバーブのような効果も狙えたり、Modをオンにすれば立体的なコーラス効果も得られます。
Flyrig5のD.L.Aセクションを使わなくてもこれで同等の音を得られ、尚且つアナログという聞こえのいいスペック(笑

Modは特にクリーンにして使うと大変気持ちがよく、巷ではコーラスの代わりに使ってる人もいるとか。

歪に関しては、これを後段繋ぐと若干トーンが変わる気がします。
なんとなく抜けが悪くなるような感じです。
なのでディストーションとかに使う際は、MIXは低めに設定すると良い感じです。

またデジタルディレイと比べると、こだまが若干丸くなる性質があるので、輪郭のあるディレイが欲しければデジタルディレイの方がいいです。

 

MXR M169 CC ANALOG DELAY

MXR M169 CC ANALOG DELAY

 

 

 

 

 

楽器・音響機器・舞台照明 サウンドハウス

20170514 Roland JC-40

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今回はローランドのアンプ、JC-40の感想を書きます。

これは名前通りジャズコーラスシリーズの1つで、ほぼ同時期に発売されたJC-22と共に最新のものになります。

JC-120自体はスタジオで何度か使いました。
クリーンはトランジスタらしい平坦でクセのない感じで、チューブアンプやRockman A12-50、Peavey Bandit、Tech21 Trademark 60なんかと比べると味気ないです(笑
但しBOSS製品とは相性が抜群に良く、こないだJS-10のラインアウトからJCのステレオリターンに繋いで音出したら、Marshall JCM900を軽く凌駕する迫力のあるハイゲインサウンドが出てきました\(^^)/
エフェクターとかプリアンプに対してはフラットに出力してくれるので相性がいいんでしょう。
しかしながらディストーションに関しては正直EQをどう弄ろうが使える音は出ませんでした。
何だか音割れしてるかのような歪で、試行錯誤してもダメだった記憶があります(爆

JC-40(とJC-22)はそのJC-120を自宅から小さなホール、スタジオなどで使えるように小型化&カスタマイズしたものになります。

まずループが1send 2Returnなのは一緒ですが、新機種は更にステレオ2インプットになってます。
これにより、
「プリアンプはインプット、ステレオ空間系はループ」
みたいなややこしい繋ぎ方をしなくとも、そのまま直でインプットに挿せるようになりました。
勿論従来の繋ぎ方も出来ます^ - ^
また左のMONOInputだけに挿せば、モノラルで2基のスピーカーを鳴らすことも出来ます。
なのでコンプレッサーから空間系まで全部モノラルな人でも安心を(笑

コントロールはJC-120のCh2とほぼ同じでBrightスイッチ、Vol、3バンドEQ、Distortion、Reverbがあります。
またVibrato/Chorusも勿論ありますが後ほど書きます。

まずBrightスイッチですが、従来のものと変わらずハイミッド辺りを持ち上げてくれます。
俺としてはトレブルの帯域がキツい感じで、やや丸くなるこちらの方が好きなので、トレブルは0にしてこちらをオンにしてエフェクター用インプットにしてます。

3バンドEQはミドルとベースがどちらかというとハイ寄りで、分厚いミドルや重低音はまず効かせられません(笑
あくまでバランスを整える感じで、かつどのEQも5未満にしてます。
俺はBrightスイッチオン、トレブル0、ミドル3、ベース4で運用してます。

ディストーションはエフェクト扱いとなり、120に比べかなり良くなってます。
具体的にはより歪み、歪の粒が細かくなり、ミドルが大幅に追加され、普通にディストーションとして使える感じです。
つか全くキャラが違います(笑
寧ろ120もこれにすれば良いのでは?(笑
但し120で出来た、「カチッ」ていう音が鳴ったら止めるとクリーンが太くなるという裏技は出来ません。
まあ全くもって要らないでしょう(爆
同じくチャンネルリンクも出来ませんが、まあ全く(ry

リバーブは120がスプリングに対し、こちらはデジタルとなってます。
このリバーブは個人的にかなり気に入っており、原音を崩さず抜群に良い感じで効いてくれます。
JC-40自体をドライブさせてこれを掛ければ70〜80年代のカラッと乾いたディストーションが簡単に手に入り、なんとJCなのにエフェクター要らずかもです(笑

コーラス/ビブラートは速さと深さが調整出来るようになり、更にコーラスに関しては自分の設定を反映させるManualと、JC-120と同じ仕様のFixedが選べます。
俺はマニュアルで使ってますが、基本コーラスは外部のやつ(Rockman)を使うので、こちらは封印してます(笑
フットスイッチでディストーション、リバーブ、コーラスをコントロール出来るので、JC40だけで音作りする時は使えます。

で、肝心のJCクリーンですが、JC-120とそんなに変わらないです。
多分スタジオのものが劣化してるのか知りませんが、気持ち40の方がレンジが広く煌びやかな印象があります。
また、やはりチューブに比べて音が硬い印象は確かにありますが、ブレない感じがまた好きですね(^_^)
エフェクターの乗りは120と変わらず、素直な音です。
チューブライクなエフェクターを通せば硬さが和らぎます(^_^)v

俺としては120よりも出音が良いし何より使いやすくなってるので、自宅に120が欲しいけど置き場所がないという人には勧めたいです(・ω<)
スピーカーの径は違いますが、寧ろ低音がスッキリしててこちらの方が好みですd('∀'*)

 

ROLAND JC-40 ギターアンプ

ROLAND JC-40 ギターアンプ

 

 

 

楽器・音響機器・舞台照明 サウンドハウス

20170513 Mesa Boogie Mark V Combo

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今回はメサブギーのフラッグシップモデル、マークVコンボの感想を書きます。

ちなみに下のマークV25は所有してたんですが、結局キャビが無くて鳴らせず、コンボ購入のために手放しました(笑

メサブギーのマークシリーズは、以前紹介したエピフォンレスポールカスタムを購入する為に試奏で使い、その音色に心底惚れずっと憧れてました。
その時に使ったのはマークIVコンボでした。
分厚いミドルのハイゲインな歪の錯覚でギターを買った感じです(爆
その後マークVが発売され、発売当時は40万近い値段でしたので買おうか買わまいか躊躇してました。
凡そ8年後くらいに某楽器店で正月セールのアウトレット品が24万くらいでしたので即刻購入しました(笑
かなり高い買い物でしたが、凄く満足してます(^_^)v

コントロールは各Chにグライコのオン・オフ・プリセットの3wayスイッチ、90w、45w、10wと出力を切り替えるスイッチ、Gain、Vol、4バンドEQが付いてます。

まずCh1はクリーン用で、Clean、Fat、Tweedから1つ選べます。
正にチューブクリーンと言うようなトーンで、立体的、奥行き感有り、温かみがあり鈴なりの音色です。
悔しいですがトランジスタでは出せないクリーンですね。
元々フェンダーアンプからの派生なのですが、試奏したツインリバーブよりもこちらのクリーンの方が好きです(^.^)
Boldスイッチはミドルを足すような感じです。

Cleanは素直なクリーンでチューブらしく立体感があり鈴なりの音色です^_^
エフェクターの乗りも良く、音量が小さい事に目を瞑れば良い感じです(^.^)

FatはCleanとほぼ同じトーンで、低域が増し音量音圧がアップした感じです。
俺はこっちの方が好きですねd('∀'*)
これに設定してたので、Cleanが薄っぺらく感じてしまってます(笑

Tweedは名前通り恐らくフェンダーのツィードアンプのトーンの再現で、ミドルが大幅に増し、音圧が高く、そこそこ歪みます。
歪はヴィンテージっぽいブーミーな感じです。
ちょっと歪んだクリーンが欲しいならこれですね。


Ch2はクランチやバッキング用のトーンで、Edge、Crunch、メサブギーのマークシリーズの名前を冠したMark Iがあります。
また低域を引き締めゲインアップするThickスイッチもあります。
メサらしいミドルが持ち上がったクランチで、クランチにハマってる俺としてはこのChも頻繁に使います(^_^)v
下手なチューブアンプよりよっぽど極上のクランチが鳴らせます(笑

Edgeはこのセクションで一番軽い歪で、個人的にこのセクションでは一番好きです。
弱めのクランチという感じで、オルタナとかに向いてます。

Crunchはこのセクションでは一番歪み、音圧が高いです。
ゲインを3時以降にすればリードも出来、弦を弾いた時のゴンゴン感がクセになります(笑
Ch3のトーンよりコンプ感が少なく分厚い感じがします。

Mark IはCh3のトーンの源流という感じで、メサらしいミドルが強めな歪が得られます。
低域はCrunchよりブーミーでイナタイ感じです。

Ch3はリード用のトーンで、一番歪むセクションです。
Mark II+C、Mark IV、Extremeから選べます。
いずれにせよ俺を長年魅了したメサのハイゲインが得られます(笑
寧ろ前に試奏したマークIVより音が良くなってるような(笑
温かみがありかつ分離のいいハイゲインディストーションです。
VOXやMarshallのちっこいアンプの歪とは雲泥の差ですね(笑
まあ好みもありますが、ずっと弾いてられるトーンは断然こっちです。
またハイミッドを追加するBrightスイッチもあります。

Mark II+Cはこのセクションではそこまで歪まない代わりに音の分離が良く、70~80年代初頭のギターサウンドに良い感じです。
俺はほぼ使わないのであんまし感想書けません(爆

Mark IVは歪自体は一番強いです。簡単にモダンハイゲインを得られます。
グライコで別途調整すればミドル強めなハードロックから、ドンシャリでザクザクとリフを刻めるメタルまでこなせます\(^^)/

Extremeはヘッドルームが高くなり歪はMark IVより下がりますが、音量音圧が大幅に上がり、音が太くなります。
またゲインを上げればリードとしては最適ですねd('∀'*)
俺はこの設定でややミドル多めにしてます。

マスター側には5バンドのグライコがあって、かなり強烈に効きます。
有名なV字型にすればドンシャリメタルがたやすく出来ますd('∀'*)
俺はV字より若干ベースを下げてミドルをちょっとだけ上げ、抜けと太さを確保したディストーションな感じにしてます!
因みにグライコの設定はどのChにも同じのが適用されます。

リバーブはチューブリバーブで、それぞれのChで掛かり具合を調整出来ます。
リバーブタイプは現代風で癖がなく使いやすいですが、俺的にチューブとそうでないものの違いがイマイチ分からないです(爆
あとどちらかというとサーフ系のリバーブの方が好きです(笑

Ch1と2に関しては、整流回路を真空管かトランジスタかを選択出来ます。
表で90wに設定してたら強制的にトランジスタ、45wでどちらか一方、10で強制的に整流管になります。
トランジスタの方がレンジが広く、整流管は温かみがあると聞きますが、俺には全く違いが分かりません(笑
レクチシリーズ(Rectifier=整流管)の名前の由来でもあります。

エフェクトループ有り、またコンボですがスピーカーアウトにスピーカーケーブルが差し込まれてる仕様なので、自由に手持ちのキャビネットを使ったり、逆に手持ちのアンプをこのコンボのスピーカーに繋げることが出来ます。
スピーカーはメサ独自仕様のC90 Black Shadowなので、やっすい小型トランジスタアンプとかもスピーカーアウトさえあればたちまちメサの音になります(笑
多分Black Shadow自体他のスピーカーと作りが異なるのでしょう(適当

電源は2系統選べ、通常の出力とVariac出力が出来ます。
Variacにすると電圧が下がり、真空管が歪みやすくなってコンプ感が増します。
確かに通常の出音に比べてブラウンサウンド寄りな音になってるような気がしますので、俺は使いません(爆
メサはメサとして音を出したいので(^^;;

フットスイッチはマークシリーズ専用のものでしか動きません。
Ch切り替え、イコライザー、リバーブ、ループに繋いだエフェクター、ソロ時のvolブーストのオンオフ、ミュートなどを操作出来ます。

パワー管は6L6かEL34かを電源を入れる前に選択出来ます。そんなに違いはないですが、気持ち6L6はミドルが分厚くEL34はハイミッド寄りな感じですかね。
断然6L6が好きですが、どちらかのパワー管が消耗してたら臨時で使えそうです(笑

3Chどのトーンも申し分なく、単に詰め込んだというようなアンプではないです、傑作です!!
一時期デュアルレクチと迷いましたが、こちらを買って正解でした( ̄▽ ̄)

楽器・音響機器・舞台照明 サウンドハウス

20170512 E.W.S. Crybaby Wah Mod

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今回はワーワーペダル(笑)の感想を書きます。

これはJim Dunlopが出してるワウペダル、Crybabyを日本のペダルモディファイ業者のE.W.S.というところが改造して売ってるものです。
何やら配線のアップグレードでローノイズ化とパイパス時の音痩せを無くして音を太くするものだとか。
初めてのワウなので比較しようが有りませんでした(爆

これは某店に於いてアウトレット品として買ったのですが、おそらくオリジナルの3倍くらいの値段はしたと思います(笑
僕自身ワウの相場なんて知りませんでしたし、興味本位でワウが欲しかったところ、たまたま置いてあったので買った感じです(笑
「Crybaby有名だし、取り敢えずこれ買っとけば大丈夫でしょ」みたいな考えでしたね(笑

コントロールはオリジナルと同一だと思います。
つま先側のスイッチでオンとバイパスの切り替え、後はペダルを前後に倒してワウを効かせる感じです。

使った印象としては、あまり速く動かすと音がブツブツ切れるなという感じ(笑
それを踏まえて確かに面白いなという印象でした(^_^)v
あとクリーン設定だとポップノイズが目立つような印象でした。
基本歪で使う感じですかね?(笑

初めて触ったので慣れませんでしたが、動画とか見てると上手い人はいるんだなーって思いました(笑

バイパス時は確かにワウを繋がない時と同じような感じで、これがモディファイの効果なのかなと思ってます。
多分オリジナルは相当酷いのかな?(笑

 

元のCrybaby

 

JIM DUNLOP ワウペダル CRYBABY GCB95

JIM DUNLOP ワウペダル CRYBABY GCB95

 

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