Guitar Stuff Blog

今まで使ったギターアンプやエフェクターを紹介したいと思います。

20171212 PRS Custom24 10Top "Vivid Birds Stone" Turquoise

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暫く記事をお休みしてたのは、コレを買うためにお金を貯めてたからです(爆

でも結局ローン組みましたが(爆

 

Paul Reed Smith Custom24 10Top "Vivid Birds Stone" Turquoiseという長い名前のギターです(^^;;

(5年前に買ったPaul Reed Smith Custom24 Experience 2011 Faded Abaloneも十分長いですがw

1ヶ月ほど前に同じPRSのBlue Matteoを(ローンで)買いましたが、当時こちらも気になっており、どうしても頭から離れず、結局ポチリました(笑

まあローンは大変ですが、今は物凄く満足しております\(^^)/

これでPRS 3本。。。すっかりPRS信者ですd('∀'*)

 

前々回は青深緑、前回はほんのり木の黄色が効いた水色、そして今回は青緑色と青緑系の色がやたら多い印象ですd('∀'*)

(Gibson Les Paulの時も全部青系だったし青緑色最高!w

ただ疑問に思ったのは、ターコイズを謳ってる割には緑が強いなという印象。

トルコ石のようなターコイズ色は、俗に「オーシャンターコイズ」という名前の塗装らしいです。

まあ俺好みなんでいいんですけどねw

 

今回のトップの杢目はキルテッドメイプルで、中央が虎杢目ぽく、周囲がまんまキルテッドって感じで非常に美しく、めっちゃくちゃ惹かれてますY(><。)Y

毎回どのPRSを見る度に溜息を吐かされますが、今回のは特に俺の琴線に触れてて素晴らしいの一言です(爆

ボディ眺めてるだけで幸せ(;//́Д/̀/)'`ァ'`ァ

 

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ネックもPrivate Stock並の出来で、虎杢目の入ったメイプルとなってます。

最初は「別にこんな目立たない所に金かけなくていいから安くしてくれ(笑」と思ってましたが、改めて眺めると芸術的な造りに翻弄されてしまいました(爆

店員さん曰く「マホガニーに比べてメイプルだから音がキンキンになりやすい」らしいですが、俺には分かりませんでした(笑

多分後述のピックアップも関係してると思います。

 

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ヘッドはエボニーで、ペグはゴールド仕様のPRS Locking Tuner III、お馴染みのスクリプトロゴはトルコ石による独特の水色となっており、ここだけでも美しい。。。

 

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バードインレイもトルコ石が使われており、店員さん曰く「本来Private Stockでしかこんなインレイは造られないのを交渉でなんとかこぎつけた」との事。

輝くトルコ石特有の爽やかな水色が惹き付けます。

こういうターコイズブルーの色は個人的に超好きなので、それがインレイに使われてるとなると、インレイですら目が釘付けになりますね(^^;;

今思えばLes PaulのPelham Blueもそんな色だったような気がします。

 

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ハードウェアはお馴染みのブリッジにPRS Tremoro、2 Tone Knob、5-Blade Selectorとなってます。

ピックアップはDragon Iを搭載。

まずDragon IはPrivate Stockにしか搭載されないそうで、店員さん曰く(ry

音としては従来のPRSのものとは明らかに違います。

比べる対象が少ないので参考程度になりますが、59/09や85/15は他のハムバッカーに比べハイミッドが強く、コンプレッションが強くて纏まった感じの音ですが、Dragon IはGibsonのVintage P.A.F寄りの音です。ローとミドルが出るし、他のPRSで主張の強かった高域はかなり抑えられ、ギター持ち替えても違和感なさそうな印象。

それでいて倍音や分離感は健在で、クリーンやクランチはPRSお得意の繊細さを保ち、俺の中では完全完璧なピックアップですd('∀'*)

因みにDragon IIはCustom 22によく搭載されてるもので、Dragon Iより大幅に出力が抑えられ甘々なトーンになる感じらしいです。

ローとミドルが豊富なので多分ネックをメイプルにしたのでしょう(推測

 

兎にも角にも(夢だったw)PRS 3本所有&俺の中で最高のPRSが手に入ったので、暫くギターは買わないと思います(アンプ、エフェクターは別w

20171106 PRS Custom24 10 Top BT vs Exp2011 FA

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前回はPUの違いを書きましたが、今回はパーツや塗装の違いなどを書いていきたいと思います。

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まず塗装のフィニッシュに関しては、どちらもポリ塗装です。
昔持ってたLes Paul Historic Collection Pelham Blueはラッカー塗装で、何となく生々しさのようなものが感じられるのに対し、ポリは無機質な感じはあります。
僕は塗装の違いによる音の変化も含めあまり気にしないので、外部からのダメージではげにくいポリの方がいいかもしれないです(笑

トップの材はBT(Blue Matteo)が10 TopでFA(Faded Abalone)はノーマルですが、巷だと細い線が細かく入った方が人気かもですね。
僕もどちらかと言うと細い方がカッコいいかな?って感じですが、BTの方はギター傾けたりすると立体的に見た目が変わる面白さがあります(≧∀≦)
昔のゲームやアニメのトレカのキラカードみたいな(爆

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ネックの表の材はどちらもエボニーで、BTの方が濃い印象。
インレイはFAは通常のバードインレイで、BTはインレイの縁をボディと同じ水色で彩ってる限定ものらしいです。

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ヘッドはBTはエボニーでスクリプトロゴがボディと同じ青色仕様、FAはマッチングヘッドとなっており、FAは何故かModern Eagle仕様みたく鷲のインレイが施されてます(カッコいいw
ペグはどちらもゴールド仕様。
BTに関しては、通常はエボニーのヘッドだとシルバーになるらしいのですが、特注でゴールドにしたとの事。
確かにゴールドの方が豪華に見えます(笑
どちらもPRS Phase III Locking Tunerで、FAは物凄く固く(笑)、BTは一般的な感じです。
まあペグはネジ締めれば固さを調整出来ますけど^^
どちらも微調整重ねてチューニングが安定していく感じです。

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PUセレクターはどちらも5-Wayで、リアから
1. リアハム
2. リアハム+ネックシングル
3. リアハム+ネックハム
4. リアシングル+ネックシングル
5. ネックハム
だそうです。
3のリアハムとネックハムによるハーフトーンでのクリーンサウンドは個人的に85/15だろうが59/09だろうが絶品です^^

ボディやネックの加工、重さ、トレモロ機構などは全く同じで、PUの傾向も似てるので、すげ替えて使っても違和感なく演奏出来ます^ - ^
やっぱデザインが個人的に最高なので、余裕があれば増えそうで怖いです:(;゙゚'ω゚'):

20171025 PRS Custom24 10Top Blue Matteo

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新しいPRS(当然本家w)が欲しくなり、
「給料も入った事だし買ってまえ(^-^)v」
と衝動買いしたコレ(爆
もちローンです(≧∀≦)

因みに約5年前に買ったPRS Custom24 Faded Abalone↓

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約7年前くらいに買ったEpiphone Les Paul Custom↓

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計3本所有しております。
いつもはエピを扱ってるので、久しぶりにPRS担いだら軽いこと軽いこと(笑

またPRSを撮影して気付いたのですが、写真と実際とでは色合いが全く違います。
これは店舗で見た時と自宅とでも違う感じで、実際Blue Matteoは写真よりもっとターコイズっぽい色合いで、Abaloneはもっと青味掛かってます。
いずれも写真より目で見た方が俺好みの色という感じですね(^-^)v

で、実際音出しをしてみました。
Blue Matteoは85/15というPUを搭載していて、PRSらしく纏まって分離感の良い音が出てきます。
Abaloneに搭載されてる59/09との違いとして、PUの形自体がやや凸型に湾曲しており、かなりレンジが広くなった感じがあります。
具体的には低音がグッと出た印象です。
歪ませた時のパワーというか、ミドルの多さは59/09ですかね。
クリーンはどちらも同じような感じで、持ち替えても違和感無さそうです(レンジの広い85/15に分があるかな?w)
因みにエピのBurst Buckerとの比較ですが、パワーはBurstの方があり、PRS系の方が分離がいい感じです。
クリーンなんかは繊細なPRS系の大勝利ですね(笑
歪はBurstだと中々なドライブを聴かせてくれるのですが、音が潰れやすいので甲乙つけがたいです。

色に関しては、最初Turquoiseと迷ったのですが、実際のTurquoiseは想像してた青緑というよりも深緑色で、角度や光源によってはTurquoiseにも見えるMatteoの方が魅力的に見えたので即決しました(笑

音、見た目はAbaloneの方が好みですが、Abalone見た後Matteoを見ると爽やかな気分になります(笑

20171004 VH4-2 vs Sansamp vs 5150 OD vs La Grange

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 Diezel VH4-2が気に入り過ぎたので、「比べてみました」企画を連続で行いましたが、食傷気味なのでこれで最後にします(爆

今回はVH4-2の元のアンプ、Diezel VH4がMarshallの改造派生という事と、BognerのEcstasy RedやBurnleyよりMarshallのニュアンスが感じられたので(BE-ODよりはかなり弱いけどw)、同じMarshall系かそれの派生、アナログシミュによる比較を一挙に行ってみました!‾͟͟͞(((ꎤ๑‾᷅༬‾᷄๑)̂—̳͟͞͞o

比較対象はまずBognerがMarshall SLPを事細かに再現したとされるLa Grange。
ブラウンサウンドでお馴染みのEddie Van Halenが開発に携わり、自身のトレードマークである5150を冠したMXR 5150 OD。
89年作の世界初のアナログアンプシミュレーターのSansamp ClassicのLeadモード。
因みにLeadでの音作りは、写真の通り自分のお気に入りよりもLa Grangeや VH4-2、つまりMarshallらしい乾いた音に近くなるようにセッティングしました(^^)

さあて、ここからグダグダと俺の自己満批評が始まりますY(><。)Y

最初はLa Grangeと5150 ODとの比較をしました。
結論から行くと、5150はどちらかと言うとBE-OD、(当の本人が携わってるから当たり前ですがw)ブラウンサウンドの再現系の音に近く、La GrangeとVH4-2がかなり似通った音でした(^^)

5150 ODはBE-ODのように高域のエッジが尖り、耳に刺激的なハードなサウンドが出てきます。
つまり簡単に言うと音抜けが良い\(^^)/
というか5150 ODの音の分離を良くして低音を増し、高域を調整してより耳に心地いい感じにしたのがBE-ODという感じです。

それに対しVH4-2やLa Grangeは同じように高域が丸くなり滑らかさを出しつつ、ハイミッドで暴れ、(しつこいですがw)立体感、奥行き感、太さが本物のアンプのようです。
本当にLa GrangeとVH4-2は似ていて、相違点を挙げるとすると、
「La Grangeは低域がブーミーで古臭い印象、VH4-2は重低音がブースト出来現代的」
「La Grangeの方がより音の粒が粗く、ハイミッドでの暴れ方も激しいため、相対的にVH4-2がシルキーに感じられる」
でしょうか(笑
まず低音に関してですが、擬音で表すとLa Grangeは「ブリュンブリュン」で、VH4-2は「ズンズン」という感じです(爆
この辺がヴィンテージMarshallか、モダンハイゲインにモディファイしたものかの違いですかね(適当
低音のキャラが違うと全体的なトーンの「雰囲気」がかなり違ってくるので重要ですね(^^;;

歪の強さはやはりBE-OD系列の5150が飛び抜けて強く、VH4-2とLa Grangeが同じくらい。
しかもLa GrangeのGainトグルスイッチを「h」にした状態で双方のGainつまみを3時にすると、双方とも音が潰れてファズディストーションのようになるのも一緒です。

全体的な音作りの幅は、Ecstasy Redの流れを汲むLa Grangeが一番広く、次にEQはさほど影響しないけどPresenseとDeepつまみで大きく変わるVH4-2、VH4-2よりもEQによる変化が殆ど無く、Gainの幅も狭くEVH 5150 IIIというかEddieそのものの音を狙った5150 ODが一番狭い印象。
但しLa Grangeは音作りの幅は広いけど低音がヴィンテージ感丸出しなので、Marshallで言うとBlues Breaker~SLP、ハイゲイン改造Plexiまでって感じですҨ(´-ω-`)
(まあそんだけ出来ればブルースからハードロックまではこなせるけどねw)

次に歴史的アンシミュ、Sansamp Classicとの比較です!
まず先に音作りの幅は割愛します(笑

で、上記の写真ようにClassicにおいて高域をプッシュして他2機種にトーンを近づけた設定での感想ですが、音抜けが悪いです(笑
今までVH4-2やLa Grangeは高域が丸く削られて柔らかいサウンドに聴こえてたのですが、どうやらSansampの極度なコンプレッションやキャビシミュのせいで逆に刺々しい音に聴こえてきました(爆
やっぱり比較対象が違ってくると耳が慣れてきて違った音に聴こえてくるのかも知れませんね(笑
幸いLa Grangeはハイミッドで暴れる性質があるのでなんとかキャラは守ってる感じですが、VH4-2はMetal Muffのようなザクザクサウンドに聴こえてました(爆
これはキャビシミュやコンプレッサーの他、弄れるPresense DriveやHigh、DIPスイッチのBright Switchでの弄れる高音の帯域があまり高くないため、相対的にVH4-2とかの方が帯域が高くエッジが尖ってるように聴こえてくるのかなと推測してます。

また散々話してきた立体感や奥行き感ですが、Sansamp ClassicはSpeaker Edgeとclose mikingで意図的に付加する感じで、他2機種と違って何となく違和感のようなものが弾いていて伝わってきます。
やはり昨今のアンプライクと呼ばれるエフェクターは本当にアンプのような響き方をするのがよく伝わります。
まあ開発されたのが方や1989年に対し、2機種はどちらも2016年、実に27年もの技術の差があるしw
それを考えれば当時の技術で真空管を使わずにここまで真空管のような音を再現したのは見事としか言い様が無いですL(’ω’)┘三└(’ω’)」

今回試奏して一番目立った「高域の音抜け感」別に並べると、

・BE-OD(飛び抜けて抜けが良く重低音の分離もいいバランス型)
・5150 OD(BE-ODと似てるが、低音はそこまで強くなくやや歪が暴れる)
・Triple Wreck(低音のキャラが異なるが強いのはBE-ODに似ており、高音のドライブ感も上記に似てる)
----------------------
・Ecstasy Red(抜けと太さを両立したバランス型)
----------------------
・VH4-2(ハイミッドが強めでアンプ本来の太さや立体感をも兼ね揃えてる)
・La Grange(VH4-2に準じるが、高音がそこまで強くなく暴れる)
・Burnley(上2機種に似てるけど、どちらかと言うとローミッド~ミドルが強め)
----------------------
・Sansamp Classic(抜けはあまり宜しくなく、またアンプのようなニュアンスにわざとらしさが感じられる)

となります😁
点線は特に似たグループ別に分けた感じです。
これを踏まえてVH4-2はかなりバランスの取れてるプリアンプだなって実感しました\(^^)/

20171003 VH4-2 vs Ecstasy Red vs Burnley

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前回はメタル系とVH4-2を比較しましたが、今回はBognerのペダル中心に比較してみました\(^^)/
因みにEcstasy RedとBurnleyは以前も比較しましたが、新たに似たようなキャラ?が加わったのでもう1度検証してみる事にしました(笑

まず全て12時の設定だと、歪の強さはVH4-2が一番強いです。
ブーストONにすればEcstasy Redも同等位ですね。
Burnleyは他2機種に比べかなり歪が弱い印象です(まあ巷でもそんなに深く歪まないって言われてますし(^^)

トーンに関しては、Ecstasy Redが唯一エッジが立ったようなザクザク感があり刺激的、エフェクター的な印象です。
VH4-2はハイミッドがどの機種よりもずば抜けて高く、そのハイミッドが荒々しくドライブしてる感じですかね。
それでいてバランスのいい重低音が加わってる感じで、ミドルは弱目という印象です。
どちらかと言うとMarshallに近い感じなので、今度Sansamp ClassicやBogner La Grangeと比較してみます(フラグ立てw
Burnleyはローミッドが特に強めで、抜けの良さは他の機種にやや劣るものの、音の太さは追随を許さないという感じです。

次に自分のお気に入りの、上の写真のようなセッティングにしました。

まずEcstasy Redは中域にノッチングしたような独特の分離感があり、上げても籠らずそのままおいしい部分をブースト/カットさせる効果があるため、僕はMiddleを上げ目にして音を太くしてます\(^^)/
逆に0付近まで下げてTreble(これまた上げると分離のいいジュワジュワ感が出てくるw)とBass(分離のいい重低音が出る)を上げ目にしてMetal MuffやTriple Wreckとは違ったアンプライクなメタルサウンドも行けます。

BurnleyはEcstasy Redに比べ高域が弱くやや抜けの良さは劣りますが、立体感、奥行き感、太さが断然上なので、ソロパートを弾く際はこちらの方がいいです٩(ˊᗜˋ*)و
勿論パワーコードも全然OK!(笑
JC-40でも大型スタックアンプをドライブさせたような迫力のある音が出てきます(笑

そのBurnleyのミドルを(大幅に)減らす代わりにハイミッドとゲインを過剰ブーストしたのがVH4-2という感じですかね。
また前回同様ピッキングニュアンスも1番出やすい印象ですd('∀'*)
PresenseはEcstasy Redよりやや低い帯域をブーストし、可変値はとても大きいです。
Deepも同様で他の2機種よりも重低音が強くズンズンしてます(笑

音作りの幅広さはやはりつまみの可変値が広く、各種トグルスイッチで調整出来るEcstasy Redでしょうか。
次点に一番ゲインの可変値が広く、この中で唯一ヴィンテージ系のクランチサウンドが出せるBurnleyですかね。
VH4-2はゲインを絞ろうがEQを弄ろうがアンプのVH4のCh3とCh4の音そのものです(笑

音の立体感、奥行き感、太さはBurnleyとVH4-2が同等、Ecstasy Redはかなり劣ってる印象です(*それでもアンプライク系エフェクターではかなり上の方、BE-ODなんかと同等くらいです(^^)
BurnleyとVH4-2が全てのエフェクターと比べてもずば抜けて立体感や奥行き感があり、単純にローミッド~ミドルが強めか、重低音とハイミッドとゲインが強めかの違いですかね。
あとはBurnleyは滑らかに上品に歪み、VH4-2はハイミッドで暴れるように歪みます。

総評として個人的な意見ですが、
「もうどれも甲乙付け難いd(゚∀゚。)デス!!」
≡┗( ^o^)┛≡┏( ^o^)┓≡┗( ^o^)┛

20171002 BE-OD vs VH4-2 vs Triple Wreck

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今回は似たもの同士(と思い込んでいた)アンプライク系メタルディストーションペダルを比べてみました✌(´>ω<`)✌

上記の通り、Friedman BE-ODとDiezel VH4-2、そしてWampler Triple Wreckの3機種をJC-40にて実験しました\(^^)/
ちなみに電源は18Vのものにマルチコネクタを繋いで3機種に接続してます。

まず他2種に比べ、VH4-2は全体的にトーンが高域にシフトしており、エッジが潰され歪が滑らかになり音が太いです。
低音弦を弾いた時の震える感じが丁度Bogner系ペダルに似通ってるので、今度Ecstasy RedとかBurnleyと比べたいと思います٩(ˊᗜˋ*)و

低音はBE-ODが圧倒的に強く、バランスのいいものとなってます。
VH4-2はバランスがいいものの、帯域はBE-ODの方が低いです。
同じくTriple Wreckもいじれる低音の帯域はVH4より低く、BE-ODよりは高いという感じで、低音だけ塊のように独立したような鳴り方をします。

高域に関してもBE-ODが強く、エッジが鋭いので余計に強めに聞こえます。
これはTriple Wreckも同様で、逆にVH4-2はエッジが丸くなっているため相対的にBE-ODなんかに比べると弱い印象です。

音の太さやアンプに近いニュアンスが得られるのはダントツでVH4-2ですね(^-^)
何というか、ピッキングした時の強弱が付きやすいという感じですかね?(超下手なのでそこの所は詳しく語れませんがw
その点どんな設定にしてもピッキングの強弱が付きにくく、上手くなったような錯覚を覚えるのはBE-ODです(笑

Triple WreckはややBE-ODより強弱が付いてる感じですかね。
俺みたいに下手だと最初はあまりいい音に聴こえないかもしれないです_| ̄|○、;'.・
前回、Triple Wreckがあまり良くないとブログやツイッターで非難轟々してましたが、俺の腕が下手でした。。。申し訳ございませんでした!(大爆

なのでVH4-2だと結構弾き方がシビアになるので(しつこいですがw)俺みたいに下手だと良い音を出すのにかなり苦労すると思います_(┐「ε:)_
但しアンプのような立体感や奥行き感、太さはピカイチなので、宣伝通り本当に(アンプの)VH4のプリアンプを抜き出したような雰囲気を味わえます。

トーン調整による全体的な音色の変化の広さはTriple Wreckが1番です。
多分EQが全てアクティブ・パッシヴ式になってる為か、ドンシャリから籠りまくりの音まで何でも作れます٩(ˊᗜˋ*)و

BE-ODは基本改造Marshallのキャラから逸脱しておらず、低域をTightつまみで調整してヴィンテージ系からモダン系まで再現出来るくらいです。

VH4-2は完全に(アンプの)VH4でEQは補助的なもので、抜けの良さやブーミーにならない仕様を変えずにVH4の範疇で色々なジャンルに合わせて音作りが出来ます。

総合的に解釈すると、
「BE-ODとVH4-2を8:2の割合で混ぜたのがTriple Wreck」
「BE-ODやTriple Wreckを弾いた後でVH4-2を弾くと、高音のきめ細かさや分離のいい重低音のせいで最初は刺激に欠けると錯覚するが、慣れてくるとVH4-2はアンプみたいに太い音だなと実感してくる」
でしょうか(笑

何より驚いたのは、今回の3つを弾き比べてTriple Wreckの良さを実感した事です!笑
俺の中での売却する話は流れました(爆
また、マルチコネクターを使用すると18VでもBoost機能が通常動作をすることも判明しました!(何故そうなった。。。笑

20170927 Diezel VH4-2

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最初はSweet Honey Overdrive HWとかWampler SLOstortionが欲しかったのですが、世間の賑わいに便乗してしまう主義なのでコレについつい手を出してしまいました(爆

昨今大評判のDiezelのオーバードライブ兼フロア型プリアンプ、VH4-2です。
通常のVH4が2ch仕様になったもので、VH4と中身やインターフェイスは全く一緒です(俺も安いVH4にしとけば良かったかな?笑

まずこれはペダルとしてもプリアンプとしても使え、ペダルとしてなら「To clean amp in」から手持ちのアンプのインプットへ、プリアンプとしてなら「To power amp in」から手持ちのアンプのリターンかパワーアンプに繋ぐ感じです。

VH4とは違い2ch仕様で、ch切替スイッチの他Remote端子からスイッチャーに接続してchを切り替える事も出来ます。

コントロールはMaster Vol、Gain、Low、Mid、High、Presense、Deepとなっており、MasterとGainがch事に個別でEQは共通となってます。

まず音量ですが、PresenseやDeepの設定でかなり変わってきます。
全て最小で通常のエフェクター並、上げていくとかなり音が大きくなります。

ゲインは8時くらいからクランチ、10時位でオーバードライブ、12時~1時まではディストーション、それ以降は音が潰れたハイゲインディストーションという感じです。
元のアンプ同様かなり強めな歪となってます。

EQはLow、Mid、Highの3バンドは可変範囲が広く滑らかに変わる印象。
後述のPresenseとDeepでトーンが顕著に変わるのに対し、こちらはあくまで補助的な役割という感じです。
昨今はBogner (Burnley)やFriedmanなどもこのような方式を採用してて、確立したそのアンプのトーンを微調整するというスタンスで俺は大いに賛成です\(^^)/

Presenseは超高域の設定で、上げていくと高域がだんだん硬い音になり、Highとの兼ね合いでかなり強めな高域まで作れます。
上げすぎると高域が潰れて奥行き感が無くなるので、俺は写真くらいの設定にしてます。
逆に最小にしても音の抜けは悪くなく、Mid上げて80年代HRみたいな音も作れたりします(^^)

Deepは重低音の設定で、上げると「物凄く」低音がブーストされていきます(笑
最大まで上げるとベースも食いかねない勢いで低音がブースとされるので、アンサンブルでは微調整が必要です(笑

全体的なトーンとしては、やはりアンプライク系(触れ込みはDiezelのch3と4をそのまま引っ張り出してきたw)ペダルなので、BognerやFriedmanみたく激しい割にエッジがチューブみたく丸く潰れ、奥行き感、立体感があり、音の粒が潰れること無く纏まって出てくる印象です。
トーンは(改造)MarshallとMesaの間、手持ちのペダルで言うとBogner EcstasyとFriedman BE-ODとWampler Triple Wreckのいい所を掻い摘んで作った究極型という感じです(爆
ベースがBE-ODで、そこからマーシャルらしさをとっぱらい、Ecstasyのシルキーさを加え、Triple Wreckのザクザク感と重低音を加え、その重低音をチューンナップして癖を無くした感じですかね(笑
激しいけど滑らか、そして重低音まで兼ね揃える、ハイゲインペダルとしては守備範囲がだだっ広い傑作です!(笑
Diezelというと昨今のメタル系アンプとして大人気ですが、以外にもハードロックなんかも充分行けるので驚きましたd('∀'*)

メタルマフ。。。気に入ってたのですが完全にDiezelに食われた感じですね(爆
(まあでもメタルマフもDiezelには出せないザクザク感があるので気に入ってますw)

Triple Wreckは元々変な癖があったので、俺の中ではDiezelが完全上位互換という感じです(笑
今では売り払おうかな?とすら思ってるほどです(爆

BE-ODは完全にマーシャル寄りなので、傾向は似てますが棲み分けが出来てる感じです。

Bogner BurnleyやEcstasyはまた全然違うスタンスなので競合はしない感じです(^^)

お値段はかなりしましたが(笑)、守備範囲はかなり広いので、下手にブティック系ペダル揃えるよりコレ1台でオールマイティです!٩(ˊᗜˋ*)و

Twitterのランキングがまたすぐに塗り替えられてしまう。。。

 

*20171109追記
VH4-2は単にVH4が2ch仕様になったわけではなく、VH4-2のCh1が本家のアンプヘッドのCh3、VH4-2のCh2がアンプヘッドのCh4だそうです。
VH4はアンプヘッドのCh3のみとなってるそうです。

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