Guitar Stuff Blog

今まで使ったギターアンプやエフェクターを紹介したいと思います。

20180119 MI Effects Megalith Delta

以前憂さ晴らし(笑)で書いたこちらの記事

20180105 平成30年度 欲しい機材ランキング - Guitar Stuff Blog

のランキングは何なの?俺!?って感じですが、はい、世間の波に後乗りして買いました(爆

 

MI Audioから出てるMI Effects Megalith Deltaです。

なんつーか、大元がMI Audioで、アンプ部門がMI Amps、エフェクター部門がMI Effectsだとか。

ややこしいです(^^;;

オーストラリアの会社だそうで、社長は職人気質らしく、「ハイゲインとは何か」という事を研究する為に自らギターアンプ(Megalith Beta)を開発し、そこで得た知識を活かしてJFETディスクリート回路のこれを完成させたそうです(ノ゚ο゚)ノ オオォォォ-

 

これです↓

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因みにラインナップではクランチペダル(Crunch Box)やギターアンプ(Megalith Gamma)などありますが、アンプに関しては現時点では日本では手に入らないらしいです(なんか正規輸入すると、色々手数料が上乗せされて売れない価格になるとかなんとか)。

 

で、このペダルですが、昨今のモダンハイゲイン系のペダルの最右翼らしく、

「メタル系のバンドなら取り敢えずこれ便利だから持っとけ」

みたいな感じで、かなり流行ってるそうです。

価格は3万前後。同じくハイゲイン系のFriedman BE-ODや、2019年夏頃発売予定のNutube Screamerと同等くらい、一昔前の流行ペダルSuhr Riotより高い感じですかね。

ブティック系の人気ペダルであるBogner RedやDiezel VH4、Epmress Heavyよりは安いくらいですかね。

(つか最近国内モノ含めて高いブティックペダルが乱発されてる気がする(^^;;

(まあよっぽど世間で注目されてないと食指動かないけどね✌(´>ω<`)✌

 

コントロールはVol、Gain、Contour含めた4バンドEQそしてBoostとなります。

またEQ Shiftというトグルスイッチがあり、0、1、2の3段階で決められます。

裏蓋開けると更にゲインを追加するトリマーも付いてて、現行はVer2なのですが、MAXにするとVer1と同じ歪量になるそうです。

 

まずトーンのキャラとしては、MarshallとMesa Boogieの中間という感じをモロに受けました‾͟͟͞(((ꎤ๑‾᷅༬‾᷄๑)̂—̳͟͞͞o

Marshallにしては低音が強烈できめ細かな歪、Mesaにしては高域が粗く暴れるような歪み方と言いますか、確かに万能な印象でしたd('∀'*)

これは効きのいいGainやEQをどう弄ろうと一緒に感じられました。

 

EQ、Gainは良い意味でも悪い意味でも可変幅がとても広く、音作りの幅が広い反面超絶難しいです(笑

ほんのちょっと動かしただけでかなり変わるので、敢えてEQノブを超小さくしたんだと思います(笑

 

まずBassはかなり重低音まで扱っており、BE-ODやVH4-2までレベルは高くないけど、一般的なペダルと比較するとかなり低音を響かせられますねd('∀'*)

昨今のモダンハイゲイン系のペダルはアンプライクな物が求められてますから、こういった重低音を扱えるのはポイント高いですよ~(誰?w

 

Midはなんつーか、一般的なペダルのToneノブに値しますね。

上げると全体的なトーンが明るくなり、下げれば籠るので、扱う時は従来のアンプorペダルに付いてるMidの概念を捨てた方が良いかもです(^^)

一般的なパライコでのFreqはハイミッド寄り、Qはなだらかという感じですね(分かりにくいかw

 

Highもどちらかと言うとややミドル寄りという感じで、体感的には3~4kHz帯の調整ですかね?

少なくとも5kHz以上では無いと思います(笑

なので上げすぎると、奥行きの無い潰れたような、かつ耳に痛い高音が強調されるので、ここを弄る際はMidと、後述するContourを駆使して上手い具合に抜けを良くしたり、ザクザクさせたりすると良いかもですd('∀'*)

 

で、そのContourはローミッド、大体500Hz辺りのこんもりな帯域を弄ります。

ここを下げてザックザクのメタルリフ用にしたり、上手い具合に上げて80年代HR/HMや90年代初頭J-POP狙ったり、ガチ上げして70年代ロックの音を作ったりと中々使い所があります。

詰まるところ、Bassは重低音専門で、MidとHighとContourでトーンの中核を担う感じですね。

 

次にEQ Shiftですが、これは1が凹、0が凸、2は⊿という感じですかね(爆

世間的には1はリフ用、0はソロ用、2はバッキング用とも言われます(こっちの方が分かりやすいかw

まず0から説明すると、0はミドルが強調されて一番音量があり太い音になってます。

製作者の意図通り?完全にソロを弾く時に便利な仕様になってます。

最初に音作りをする時は0を基準にするといいかもしれないです。

1は0からミドルを若干減らしたドンシャリ型になっており、ザクザクしたりするのに便利です。

音量もさほど減らないのでやはりリフ用の印象が強いです。

2は1から更に低音を「ごっそり(爆)」奪い、音量もかなり下がってるトーンになります。

中~高域が強調されるのでリズムパート、バッキング用と言われるのでしょう┐(´-`)┌

因みにどれも歪量は一緒です。

 

ゲインは、Gain Trimの出荷時の設定はVer 1より実質半分ゲインが低い状態であり、Boostをオンにするか、トリマーをMAXにしないと、

「これ本当にメタルなんて出来るの?クランチペダルと間違えて買ったか?」

と思うくらいゲインが低いです(笑

トリマーはかなり小さい精密ドライバーじゃないと絶対入らないので(俺も持ってませんw)、持ってなくて買いにくのが面倒臭ければBoostを常にオンにして常用するといいと思います(笑

オンオフでかなり歪み量が変わり、全然違うキャラになります(オフはアンプライクなオーバードライブという感じで、これはこれで良いかもね\(^^)/

 

さて、今回は新入りという事で、古参のメンバーと早速比べてみることにしましたd('∀'*)

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Megalith Delta v.s. Diezel VH4-2

Megalith使った後でVH4-2を使うと、高域がシルキーに感じられました。

これはLa Grangeもそうでしたが、Megalithは良い意味でも悪い意味でもMarshallっぽく高域が暴れるような感じなので、本来Marshall派生だけど改善されてるDiezelが滑らかに感じたんでしょう┐(´-`)┌

後は大型スタックのような空気感、奥行き感がVH4-2には感じられました。

Megalithにもあるにはあるんですが、何分EQが強烈に増減するので、その分奥行き感が埋もれると言いますか、エフェクター臭さが出てくると言いますか(disってすいませんw

でも似たような音は十分作れますので、Diezelのアンプの方を参考にしながらMegalithで似せて行けば、Diezelのペダル持ってなければ要らないかもですd('∀'*)

 

Megalith Delta v.s. Friedman BE-OD

これもMarshall派生なのですが、Megalithに比べて歪の粒がきめ細かく、Diezel同様補正されて歪が滑らかになってます。

但し完全にMarshallやブラウンサウンドの音なので、金属的、無機質なメタルサウンドを構築するならMegalithの方が断然イイですね。

BE-ODはMegalithと歪の質が違うし、ミドルに独特なイコライジングがされており、これはMegalithには真似出来ないです。

モダンハイゲインとブラウンサウンドが欲しいなら両方買いましょう(笑

 

Megalith Delta v.s. MXR5150 overdrive

5150もブラウンサウンド寄り(というかEVH本人監修の公式)なので、このアメリカン(笑)なカラッとした歪はMegalithには難しいですね。

そもそも扱ってるHighの帯域が全然違うし。

強いて似せるなら、EQ Shiftを2にして高域を強調し、EQでBassを上げてバランスを取るとか?

まあモダンハイゲインペダルで80年代HR/HMの音を再現するのもどうかと思いますが(笑

でもスタックのような空気感はMegalithの方が断然ありますね\(^^)/

同じくらいの値段なので、今後どんなジャンルをやるかで購入を考えた方がいいかも?

 

Megalith v.s. Bogner Ecstasy Red

まず私事ですが、昨今BurnleyよりXTCRの方が気に入りました(爆

やっぱこのミドルに独特なフィーリングがあり、Burnleyはなんかフラットに聴こえるんですよね(笑

どっちもJC-40をチューブアンプに変えてしまう力はあり、XTCRは音の輪郭がはっきりとしてて分がありますね。

で、話を戻すと、MegalithではどうEQを弄ろうが、XTCRの音はぜーーーったいに出せないです(笑

無理無理無理(笑

独特なコンプレッションやノッチングされたミドルは特殊過ぎて、よりアンプに近いMegalithは自然なコンプ感で留まっており、またドンシャリにした時のザクザク感もMegalithはワイドレンジなのに対し、XTCRはSuhr Riotのように余計な低域と高域がカットされ、強目なコンプレッションが掛かってるので、ザクザク刻んでも滑らかというか、綺麗にまとまってるという感じですね。

ラウドで刺激的なのはMegalith、上品で滑らかなのはXTCRですね。

XTCRの方が若干高いので、今後どんなジャ(ry

 

Megalith Delta v.s. EHX Metal Muff

 

ザクザク対決(爆

まずMetal Muffにはアンプのような空気感は皆無で、またワイドレンジですが独特なコンプレッションが効いており、これがエフェクター臭さを強調してるような気がします。

で、Megalithで再現できるのかと思いきや、かなり近いところまで行けましたd('∀'*)

更にMegalithの強みであるアンプライクな太さ、奥行き感が上乗せされ、Metal Muffを完全に凌駕してます!

Megalithは各々の設定がシビアなのと、Metal Muffの方が半額以下くらい安いので、とにかく刺激的なリフだけ欲しいならMetal Muff、お金掛けてでも上質なトーンが欲しく、また色々やりたいならMegalithですね。

 

さて次は(つい先日まで推してた)Burnleyとの比較です!

Megalith Delta v.s. Bogner Burnley

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まあ、トーンや歪のキャラはXTCR以上に両者とも対極の位置にあるんですが(笑

まずMegalith弾いた後でBurnley弾くと、クランチペダルと錯覚します(爆

元々Burnley自体歪も高域も弱いので、本当に丸っこく、歪の粒がプリっとした感じです。

奥行き感、立体感、太さは圧倒的にBurnleyにありますね。

両方使うなら、ソロパートをBurnley、リフをMegalithですかね、俺的には(^^)

 

お次はこちら!

Megalith Delta v.s. Mesa Boogie Mark V

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巷ではMegalith Deltaはハイゲインアンプをも凌駕すると言われてますが、果たしてどうなのかを試してみました。

スピーカーは共にC90、MegalithはCH1のクリーンでグライコ無し、EQオール12時、Presenseのみ10時にしてます。

一方比較対象はCH3でExtremeモード、Gain 3時、グライコは例のV字型、High 2時、Mid 1時、Bass 10時、Presense 1時にしてます。

結果、流石に低域はCH3の方がありましたが、高域の抜けは圧倒的にMegalithの方があり、また歪み量もMegalithの方が強いです。多分グライコつければCH3に勝てるかも?(Megalith恐ろしや。。。

暴れる高域もC90の特性で抑えられ、Mark Vに同化してました(笑

 

そして最後は一番下段のアイツだ!(笑

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もう、何をしたいのか分からなくなってきました(爆

一応比較した感想を書くと、XPRは良くも悪くもRockmanサウンドそのもので、MegalithはMegalithサウンド(大元のBeta)そのもので、全く以て別物です(笑

Rockmanの全く強弱の付かないニュアンス、どこまでも人工的に伸びるサスティン、歪は弱いけど強烈なコンプレッサーによって潰されて滑らかになった歪を聴いた後でMegalithを聴くと、本当にナチュラルというか、オーガニックというか、チューブのような温かみや繊細に表現される強弱、きめ細かく激しい歪、指にまとわりつくような感じが堪らないですね(笑

「80年代のシンセサウンドと相性のいいギターサウンド」対「モダンハイゲインのフルチューブスタックアンプサウンド」

という感じで、両者の個性がこれでもかと言うくらい浮き彫りになりました(笑

(因みに個人的にはXPRの方が好きですw

 

あ、因みにもしWampler Triple Wreckとかいうのを持ってたら、完全にMegalithに八つ裂きにされてたかも知れません(爆

もう完全上位互換なので(笑

ツイッターでも書きましたが、アイツは売り払いました(笑

Megalithで全部代用出来る上に安いし、音もアップグレードされてるので、売って良かったと思ってます(笑

 

20180116 Mesa MK V x Effectors Pt.2

今回もメサブギー及びCelestion C90攻略という事で、4つの「アンプ封じ込める系」エフェクターを使ってみましたY(><。)Y

(早くさっさと新しい機材が欲しい(^^;;

 

使ったギター、シールド(Monster Studio Pro 2000、Canare)、メサとJCの設定は前回と同じです。

まずはお気に入りのBogner Ecstasy Redです。

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前回はBurnleyを使いましたが、メサの癖が色濃く反映され見事に敗北(笑

で、こちらなんですが、Burnleyに比べるとエフェクター色が強く、ボグナー感は強目に出ました(ノ゚ο゚)ノ オオォォォ-

MK VのCH3のExtremeモードと比べても、やはりボグナー特有の凝縮したミドルは顕在でキャラが立ってました。

但しJCと比べるとやはりメサらしいハイミッドとローが乗り、改めてメサの音に近いなと感じました。

メサに繋いだ後JCに繋ぐと、ミドルの特有の帯域をノッチングして凝縮したような感じが更に際立ち、正にボグナーという印象でした。

メサに繋ぐと何となく籠るような印象ですね(^^;;

 

Sansamp Classic

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こちらはリターンとインプット両方試しました。

まずリターンに繋ぐと、完全にSansampの音でした(爆

C90特有のフィルターは完全に封じ込められ、良い意味でも悪い意味でもSansampの癖(コンプレッションやフィルター)全開で、Sansamp好きな人には堪らないかもです(笑

インプットに繋ぐと、プリアンプxプリアンプになるので音が潰れます(笑

なんと言うかローとハイがごっそり削られてペラペラな音になるような感じですかね?(笑

同じ設定でJCのインプットに繋ぐと、ちゃんとローもハイも出るんですけどね(^^;;

でもSansampの方のHighつまみを弄れば、加減次第でどちらでも似たような音が出るので、改めてSansampは凄いなと思いました✌(´>ω<`)✌

 

EHX Metal Muff

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これはもうメサだろうがJCだろうがBanditだろうが完全にアンプの癖を殺してメタルマフの音にします(爆

どんなアンプのクリーンに繋いでもメタルマフ全開で、ザックザクの鋭いリフが刻めます(笑

これをメインペダルにしてる場合は、Top Boostをオンオフしたり、オンにして高域のEQを微調整すれば、現場のどんなアンプでも自分の狙った音が出せますね\(^^)/

但し名前通りメタルしか出来ないので、メタル以外のジャンルには向かないです(笑

またメタルと言ってもメロディック系などは難しく、スラッシュやデス/ブラックなんかの激しいリフを刻む曲向けですねw

 

Rockman X100

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ヘッドホンアンプですが、クリーンCHに繋げばエフェクターとしても使えます。

こちらは元々スピーカーシミュの回路が搭載されてるのか、JCだとまんまX100、メサだとローとハイが減衰してミドルがブーストされます。

スピーカーの違いは結構影響しますが、X100の音は保たれてる模様ですね。

 

個人的にはEcstasy Redがメサのアンプでも中々いい仕事をしてたんじゃないかなって思いました(^^)

 

20180112 Mesa Mk V x Effectors

メサブギーのアンプに搭載されてるCelestion C90 Black Shadowは、前回個別記事に於いて他のアンプの音色をコレに繋げばたちまちメサの音に強制変換する事を紹介しました。
ならば、所謂「アンプ殺し」系のエフェクターなら果たしてどんな効果が得られるのか?という事を早速試してみました٩(๑❛ᴗ❛๑)۶

 

どどん!(爆

重厚な造りに見えますが、音も重厚です(笑)

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エフェクターを繋ぐ際のクリーンの設定。グライコはオフです。

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比較対象としてJC-40。EQは5-5-5だと高音がキツすぎなので、いつものお気に入り設定です(笑

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使ったギターはPRS Turquoise 10 Top、Dragon 1 PU。。。ただ載せたかっただけです(爆

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まず結論として、JC-40のスピーカーがフラットであるならば、C90は重低音とハイミッドがブーストされ、余計なハイがごっそり削られたという感じです。

エフェクターは確かにどれもメサのフィルターが掛かったような、重厚で癖のある音に変貌します(笑

 

Bogner Burnley

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 Ecstasy Redよりもボグナーアンプのようなニュアンスを得られる(と思ってる)エフェクターですが、かなりメサの音になりました(爆

ただ、メサのCH3のExtremeと比較した場合、ボグナーの源流であるマーシャルらしいカラッとした明るさと、ボグナー独特のミドルの帯域に特有なノッチングを加えたようなニュアンスは多少感じられました。

JC-40だと、より音の輪郭がくっきりとしてボグナーらしい感じです。

 

 Friedman BE-OD

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Burnleyよりも癖が強く、比較的フリードマンの音(究極のハイゲインマーシャル系)は健在でした。

JC-40だとまんまフリードマン、メサだと多少癖が乗っかってる程度という感じですね。

癖が気になる場合はVintage 30の載ってるキャビとかJC-120の方が良さげですが、そうでなければこのアンプでも全然行けます(・ω<) 

 

Diezel VH4-2

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こちらはPower Amp Outからアンプのリターンに突っ込んだ音と、Clean Amp Outからアンプのインプットに繋いだ音を両方試しました。

結論から言うと、どっちもまんまDiezelの音でした(゚∀゚ノノ"☆パチパチパチ★

リターンの方が低音が強く、自然にサチュレーションしているような雰囲気で、俺はこっちの方が好きですねd('∀'*)

インプットの方は高域が強く、エッジを効かせたいならこちらがいいかもです。

JC-40だと、よりエッジが際立ちピーキーに聴こえるかもしれないので、リターンの方を強く奨めます。

 

Bogner La Grange

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これはかなりメサの影響が出てる雰囲気でした。

ただし良い意味で昇華してて、JC-40だとキンキンで耳に痛い感じがかなりまろやかになり、

JC-40ではマーシャルらしさ全開なのが、こちらではシルキーかつローファイで懐かしい感じのディストーションになりました。

俺はこっちの方が好きかもしれないです。

 

暫く機材が買えないので、引き続き実験していこうかと思ってます(^^;; 

20180109 ギターのネック管理

先月買ったPRS(新品)なのですが、最近3〜6弦がビビってきまして、特に6弦が開放状態でもビビるので楽器屋に持って行きました(^-^)v

 

俺はいつも弾いた後、特にお気に入りのギターなのでクロスで磨き、ペグは半音下げるくらいに緩め、ハードケースに仕舞って保管しておりました。

エアコンはいつもつけず、クローゼットに立てて保管してたのですが、ある日から段々とビビり出し、遂に持ってく決意(笑)をしました。

 

楽器屋に持ってって早速ロッドを回してもらって治療を施して貰い、見事健全な状態に戻りました(●´ω`●)

 

で、今後ネックが反らないようにするためには、

1. 部屋の温度は一定に保つ。

2. ペグは緩めない。

3. 弾く頻度を上げる。

とのご報告を受けました。

 

1はエアコンなどを点けたり消したりすると、その温度差でネックが反ったりするそうです。

特にマホガニーや、俺の持ってるフレイムメイプルは木材としては柔らかい部類だそうで、フレイムメイプルはマホガニーよりも柔らかいらしいです(メイプルなので硬いのかなと思ってましたw)

でもこれについては、いつもエアコンつけない人なので大丈夫だと思います(^ν^)

 

2は、チューニングした後は弦の張力が加わった状態が続き、反りを憂慮して緩めたりすると逆に張力がなくなり、またチューニングすると張力が加わり、それを繰り返すとネックに負担が掛かったり緩んだりして曲がるそうです。

(特にフレイムry

ベースはネックが長く、弦も太いので、緩めたりするのは重要らしいのですが、ギターに関しては寧ろチューニングされた状態を維持する方が、一定の張力を維持するのでネックも安定するとの事。

実際ネックは逆反りでした(-_-)

 

3はギターをしばらく弾いてると、反ってるネックも直ってくるそうです。

ギター本体が熱を持つのが重要で、冷たいと曲がったりするそうです。

これもほぼ毎日弾いてたので大丈夫だと思います。

 

後は出来てすぐアメリカから日本に来たので、シーズニングが不十分で柔らかかった、というのもありました。

 

取り敢えず直ったので良かったのですが、ギターは管理が重要という事が分かりました(><)

 

20180105 平成30年度 欲しい機材ランキング

暫くローンに縛られるので、ブログに憂さ晴らしするのもアレなんですが、欲しい機材をつらつらと書いていきたいと思います(爆

(因みにツイッターにも全く同じランキングを投稿してますw

 

第5位 Wampler SLOstortion

以前は1位か2位くらいにランク付けしてましたが、巷でWamplerの中でも名器とされるTriple Wreckが(個人的には)微妙で、ブラウンサウンドをアウトするPinnacleも(動画で見た限り個人的には)BE-ODや5150 OD以下だし、それを踏まえて値段が高く、優先度は低くなりました。

ただSoldano SLO -100のエミュレートペダルは数少なく、同じくシリーズ物で出してるAMTのS-1より遥かに高評価なので欲しいですね(^^)

(あとFender Tweed系のペダルにTweed '57というのがありまして、Sansamp Blondeは論外、注目してたCatalinbread No.55よりレンジが広く好みでしたので、Fender系が欲しくなったら一考しようかなと思ってますw)

 

第4位 MXR Carbon Copy Deluxe

Carbon Copyが俺的にかなり気に入ってるので、コスパが良く完全上位互換のDeluxeは欲しいです。

フルアナログ仕様はそのままに、ノーマルとブライトの切り替え、タップテンポ搭載、ディレイタイムの延長と機能は盛り沢山、ノーマルとブライト各々を1個ずつ買うより安く高機能。

ただ、現状国内正規品が無く、もっと欲しいペダルがあり、またCarbon Copyを持ってるので優先度は低いです(笑

国内正規品が出ればCarbon Copy売って買うかもです(笑

 

第3位 Orange Bax Bangeetar

オレンジのオールドアンプはTech21 Sansamp Oxfordで事足りるんですが、Dark TerrorやTH30のような分厚く粘りのありエッジの効いたハイゲインを求めるならコレ。

しかもDiezel VH4-2と同じようにClean Amp OutやPower Amp Outがあり、更にCab Sim Outが付いてる何とも憎い仕様(爆

Oxfordも例に漏れずサンズアンプ臭がするので、「正にオレンジアンプ」な音を求めるならこれ一択だと思ってます。

一応3位ですが、2位のSweet Honey OD HWと正直悩んでます(^^;;

 

第2位 Mad Profeesor Sweet Honey Overdrive Hand Wired

以前巷で噂になってたJOYO Sweet Baby ODがいたく気に入り、当然本家が欲しくなりました為です(爆

値段はJOYOの9~10倍(^^;;

(正直俺みたいな初心者にはJOYOので充分かも(^^;;

ピッキングした時の音の速さや強弱、音の分離感、絶妙なトーンが繰り出すクリーン~クランチは病みつきになり、俺的にはブースターとしても非常に優秀、ぜひ欲しいエフェクターですd('∀'*)

 

第1位 Mesa Boogie Mini Rectifier 25

栄えある第一位(笑)はミニレクチです。

完全に今持ってる(であろう)Wampler

Triple Wreckの代替品です(^^;;

でもレクチシリーズ特有のクリスタルクリーンや、CH2のVintageモードの粘るようなドライブサウンドも個人的には興味あります。

(一番の目的はModernモードとTriple WreckのBrutalモードの聴き比べですがw)

ミニレクチのSendからJC-40やPeavey BanditのReturnに挿した音と、ミニレクチのSpeaker OutからMark VのC90に繋いだ音を聴き比べてみたいです(^q^)

(因みに動画でDual Rectifier vs Triple Wreck (to Fender Blues Jr.)というのがありましたが、音の抜けは圧倒的にデュアルレクチだったので期待大です(笑

(値段はTriple Wreckの3倍以上ですけどね(^q^)

20180104 Bogner Burnley Pt.3

PRSを立て続けに買ったので、音出ししたく引っ張り出して適当にいじくり回して遊びました(笑

(さっさと新しい機材を手に入れたい(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)

 

使ったギターはPRS Turquoiseのやつですが、他のアンプやエフェクターを散々使った後でBurnleyを弾いたところ、巷で言われる音の篭もりが顕著に感じられ、試行錯誤して2時間弄ることになりました(爆

 

まず、繋いだアンプ、JC-40の設定はいつも通りBright SW ON、Treble 0、Mid 6、Bass 4にしてます。

Trebleを1目盛りでも上げれば確かに強烈に高域が出るのですが、他のエフェクターはキンキンになるので上記の設定で固定です。

 

BurnleyのToneは1時より左だと極端に篭もり、3時以降だとマーシャルのような高域が出てくるので、Bognerらしさを出すために2時くらいにしてます。

 

Gainは2時だと分離がいい代わりに歪が弱く、4時だと音が潰れるので3時かそれより左ですかね。

MAXでもそんなに気にするほどでもないんですけどね(笑

 

Levelは9時です((`・ω・´)キリッ

アンプ側で音量を調整する感じですね。

12時以降にすると奥行き感が無くなって音が硬くなるので9時辺りが好きでした。

音が硬くなると高域が強くなり抜けも良くなるのですが、奥行き感、ウォーム感(笑)重視なので(^^;;

 

元々Burnley自体ハイゲインペダルでは無いので、Mesa Boogie Mark Vみたいなハイゲインアンプや、EQで補正しまくって耳に刺激的な音に変貌したRockmanの音を聴き続けてると、耳慣れを起こして篭ったように聴こえてたのかもしれないです(笑

 

それによくよく思えば、Burnleyの音は備え付けのグライコを弄ってないMark V位の歪量くらいはあるので、耳が多分おかしくなってたのでしょう(爆

実際2時間弾きこんでたら、何となく抜けの良さが感じられてきましたし(笑

耳が治療されてきたんだと思ってます(笑

 

因みに、JC-40側のTreble EQを1にするとハイミッドがかなり持ち上がって抜けが良くなり、2にすると聴覚上ハイゲイン化しBE-ODのような音になりました(爆

アフィリエイトのアクセストレード

20180102 各PUの違いについて

ローンを一気に支払いたいので、暫く機材は買わないようにしております(爆

(Sweet Honey OD HW、Mini Rectifier欲しいよぉ。。。(´•ω•̥`)

 

今回は所有してるギターに付いてる各々のピックアップについて個人的な感想を書きます。

前回PRS Blue Matteoのページでもサラッと書きましたが、特別に記事を設けましたのでよりディープに書きます(笑

 

。。。とは言っても、Gibson Alnico Classic HBと、PRS 59/09、PRS 85/15、PRS Dragon Iの無限ループですが(爆

以前所有してたGibson Historic Collection Pelham Blueに付いてたCustom Buckerなども(思い出しながら)比較しようかな、と思ってます(^^)

(因みに8~9年前に所有してたEpiphone Les Paulに付いてた、Epiphone Alnico IIIはもう忘却の彼方に消えました(爆

多分実家に眠ってます(笑

 

まずクリーンの場合、85/15は他のPUに比べ、どのポジションでもトレブリーです。

よくPRSは「GibsonとFenderの中間のような音」と言われますが、その自社のHFSを改良したものだけあって、確かにハムバッカーにしては高音が強いです。

同様に歪ませてもハイミッドが主張し、トレブルブースターがよく使われる、ヴィンテージ系のイギリス製のアンプではアンプ直でも使えそうな感じですねd('∀'*)

(まあそんな畏れ多いアンプに繋ぐ勇気も技量も全く有りませんがw)

抜けは良いですが、ギターを持ち替える際はもしかしたらアンプやエフェクターの設定を変えなければならなくなるかもしれないです。

 

 59/09は85/15より気持ちハイミッドが抑えられ、ミドルが若干持ち上がった感じです。

59/09や57/08はGibsonのVintage P.A.Fを作ってた機械を使って造られた、とありますが、現行のAlnico ClassicやCustom Buckerに比べると85/15寄りの音ですね。

85/15よりバランス型、ギターに美味しいミドルが絶妙にあり、俺的にはこっちの方が好きな音です。

あとはPUカバーが付いてるので85/15や後述のDragon Iより全体的に音が丸まってる印象を受けました。

これはエピに付いてるAlnico Classicも同様ですね(^^)

クリーンで特に顕著だった高音の匙加減は85/15より調整しやすく、歪ませると85/15より分厚い歪を出力してくれます。

 

Dragon Iは59/09よりもフラットで、かつ全体的な音圧が上がってます。

クリーンは85/15や59/09に比べ太く、フラットな属性故に一番使いやすいです(^^)

(多分PUとメイプルネックで丁度いいバランスなので、マホとかにしたら篭もりそうw)

歪ませると一番パワーがあり分厚く、低音は他の2つに比べかなり出てます。

それでいてオープンタイプのPUなので59/09より抜けがいいです。

個人的には1番気に入ってるPUです\(^^)/

 

Alnico ClassicはまずPRS系に比べミドルがかなり強めという印象を受けました。

(先に買ったのはこっちが搭載されてる方なんですけどねw

PRS系よりもクリーンは断然太く、ドライブサウンドは超歪みます٩(ˊᗜˋ*)و

反面、PRS系を弾くと抜けの良さ、解像度、立体感、サスティンが顕著に感じられ、こちらはミドルと歪が強い故に音が篭もり、潰れてるという印象を受けました。

でも5~6万のギターに付いてたPUとしては超優秀だと個人的には思います。

(数々のエピを引き倒してきた俺的には太鼓判ですな 笑

(特に某楽器店のシグのGold Topに付いてたPUは最悪中の最悪でした 爆

 

Custom Buckerについては前回の個別記事でも書きましたが、Alnico Classicよりフラットでパワーが弱く、クリーンはヴィンテージ寄り、ハイゲインはペラペラな印象でした。

クリーンやクランチにはいいかも知れませんが、オーバードライブやディストーションには合わなそうな印象です(^^;;