Guitar Stuff Blog

今まで使ったギターアンプやエフェクターを紹介したいと思います。

20180411 Orange Bax Bangeetar Pt.3

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今回はBaxをプリアンプとして、リターン端子に接続して使えるか?という実験を試みました(^-^)v

(今月給料が入ったらペダル買うぞ.°(ಗдಗ。)°.

 

結論 : Bax BangeetarはOutputからアンプのインプットか、Cab Sim Outからオーディオインターフェースやミキサー繋ぐのが正解(笑

 

早くも結論を出しましたが、あくまで好みなのでどうとも言えませんね(笑

 

まず、Baxのアウトプットはギターアンプのインプットに最適化されてる為、リターンに繋ぐと高音がスポイルされて篭った音になります。

なのでTopつまみは常に上がり気味になり、音作りの幅は大幅に狭くなります。

Bottomはどちらかというと重低音なので、パワーアンプ特有のモッタリ感とは違う帯域なので顕著に絞ることは無いのですが、抜けを良くするにはやはり絞りがちになりますね。

で、Topを増やしてBottomが減衰するので、全体的にチープな音になります。

これはある程度EQを弄れる他の歪系エフェクターと全く同じ挙動で、歪系がリターン接続を推奨されない理由ですね。

(因みにEQ弄れない歪系だと篭るしか選択肢が無いのでもっと悲惨です(笑

 

次にCab Sim Outをリターンに繋いだ場合なんですが、これはSansampと全く同じで、

スピーカーシミュ→ギター用スピーカー

という流れで出力されるので音が極端にハイミッド寄りになりエッジが無くなり薄っぺらい音になります。

これは、ギターアンプ用スピーカーはギターサウンドではあってはならない高域と低域を削り、ミドルが明瞭に出る性質があるためです。

DTMやモニタースピーカーはどちらかというとシンセ、サンプラー、キーボードなど、どちらかというとワイドレンジでフラットに入力されたり出力したりするので、そこに通常のディストーションエフェクターなどを突っ込めば、ギターアンプ用スピーカーで加工されるはずの多目のミドルが無く、カットされる高音と低音が存続するので、結果的にザラザラのモコモコの全くもって使えない音が出てきます。

そこで、ミドルを盛って高域と低域をカットしたキャビシミュ (スピーカーシミュ)を介す事で、フラットなモニタースピーカーからギターアンプで鳴らしたようなサウンドが出てくるようになってます。

JC系のスピーカーは割とフラットとは言われますが、所詮はギターアンプ、ギター用スピーカーという事ですな(-.-)y-., o O

 

ちなみにE.W.S.のVolコンが一緒に写ってる通りこれも0dB出力なので、(多分いないと思うけどw)実験される方は注意して下さいな(^^;

 

 

20180407 VH4-2 & Megalith

Volコンも買った事なので、早速VH4-2のプリアンプとしての使い勝手と、同時にホームセンターで精密ドライバーを買ってきたのでMegalithのゲインアップを図りました^_^

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まずVH4-2から書くと、

「結論 : VH4-2はエフェクターよりもプリアンプとしての使用を強く推奨!」

ですᕦ(ò_óˇ)ᕤ

これは個人的に音が断然To Power Amp Inからリターン挿しの方が好みだったからです(笑

エフェクターとしてクリーンアンプのインプットに繋いだ場合、音が軽いという感じを受けました。

なのでVH4-2とアンプのEQで適宜調整しなければならず、バシッとハマる音を作るのに結構時間が掛かります(笑

(まあハマればドライブ感バイト感溢れる素晴らしい音なんだけどw)

これに対し、プリアンプとしてリターンに挿した場合、どうつまみを弄ろうがトランジスタでも即席でチューブのような奥行き感立体感のあるサウンドが得られます。

更にエフェクターモードでは使いづらい「Gain3時以降」の音が潰れず更にドライブさせられます!

更に更に(笑)、ch1モードに比べブーミーで癖があったch2がタイトになり、音の粒が明瞭になり、迫力のある使えるサウンドという事に気づかされました!

勿論Gain Maxでもいけます!

音的にはいい事づくめなんですが、ループが付いてないアンプだと恩恵を受けられないのが玉に瑕ですね。。。

パワーアンプ自体の音は高音がほぼ無く、低音だらけのモッタリとした音(笑)なので、アンプのプリでそんな感じの音をつくればもしかしたら

「To Power Amp Inからアンプのインプット」

もいけるんじゃないかなと思います。

 

次に、メガリスの内部トリマーを調整し、ゲインアップを施しました。

まず精密ドライバーなんですが、超極小の巾0.9mmでやって小さ過ぎてなんとか回せたって状況だったので、多分巾1.2mmくらいが丁度良いかやや小さいって感じですね(笑

で、やっとのこさ回し、最初はトリマーの付いてないVer.1と同じ設定のMAXにした所、歪が強過ぎてブーストオンにするとファジーに潰れてあまり使い物になりませんでした(爆

そこで今度はデフォの12時よりやや回して2時にした所、中々良い感じではあるもののなんかちょっとゲインが足りないな、って感じでしたので、3時で落ち着きました(笑

これは完全に好みなのでそんなに言及はしませんが、3時だとブーストオフで丁度良い感じのドライブ感、サスティンが得られ、ブーストオンでも音が潰れず逆に音に芯が加わり良い感じにゲインブーストしてくれます^_^

今まではブーストオン前提でしたけど、オフでも使える音になって満足しております(๑・̑◡・̑๑)

 

双方ともお気に入りのペダルでしたけど、更に素晴らしさを引き出せたので、休暇を使って金と時間を費やしたけど満足な1日でした(笑

 

20180406 E.W.S Subtle Volume Control

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今回はペダルではなく、ボリュームコントローラの記事を書きます。

ペダルは欲しいものが山ほどあるけど(笑)、これは買わざるを得なかった代物なので買いました(^^;

 

以前紹介したVH4-2なんですが、これに関してちょっとしたトラブルがありました。

メサのコンボのリターンに挿した時は問題無かったのですが、BanditやJC-40だとVH4-2側のMasterが0でもとてつもない爆音を放出するんですよ(^^;

で、原因を探った結果、アンプのリターンの入力dB数とVH4-2の出力dB数が違う事によるものでした。

VH4-2のTo Power Amp Inは0dBに対し、JC-40やBanditのリターンは-10dBとなってます。

俺は初心者だったので最初はこの不一致が意味不明でしたが、よくよく調べてなんとなく分かってきました(笑

要は、リターンは-10dBのものなら正常に受け入れます。

「エフェクター」とかは大体-10dBで出力します。

「モジュレーションとか空間系はリターンに挿せば、歪に綺麗に乗せられる」

と言いますが、そういう用途でリターンはエフェクターに合わせた数値、即ち-10dBでの入力に対応してます。

もしこれが例えば+4dBとかの場合(ex : JC-120の設定)、+4dBで普通なのに-10dBという極小の信号を入力したら、結果-14dBとなりとてつもない小さな音になってしまいます。

で、今回起こったのはその逆で、-10dBで普通なのに0dBという信号を送った事で、結果的に+10dBとなり、アンプに対し過負荷となった感じです。

なのでVH4-2の全てのつまみを0にしても何かしら音は出ますし、GainやパッシヴでもEQを上げれば通常+10dBされた音が追加されて直ぐに爆音になるし、PresenseやDeepといったアクティブEQ、単純に音量を上げるMasterは論外、下手すればスピーカーやアンプを文字通り炎上させます(爆

 

なので、これらの悩みを解消するためには、プリアンプとパワーアンプの間にボリュームコントローラを挟む必要がありました。

 

因みに繋ぎ方としては、まず普通に音量を下げるやり方として、

 

ギター

歪ペダル or プリアンプ

「ローインピーダンス」のVolペダル

(モジュレーションとか空間系)

アンプ

 

ギター

アンプ

アンプに付いてるループのセンドから「ローインピーダンス」のVolペダル

(モジュレーションや空間系)

アンプのリターン

 

となります。

 

ギターのVolノブ代わりに使うやり方は、

 

ギター

「ハイインピーダンス」のVolペダル

エフェクターやアンプなど

 

となります。

 

ついでに書くと、アンプのパワー管を歪ませた音が欲しい!という贅沢な人(笑)には、

 

ギター

アンプヘッド

アッテネータ

スピーカーキャビネット

 

となります。

 

で、ボリュームペダルを色々模索してたんですが、意外にもめっちゃあって悩みました(爆

直接音色に関わるものではないので、残された謳い文句はやはり

「音質が劣化しにくい」

「原音に忠実」

「高い堅牢性」

「LEDで音量確認機能搭載」

「インピーダンスのローかハイを切り替え可能」

「チューナーアウト搭載」

と、ネガティブな部分を埋めるか、余計な機能(爆)を無理やり付けたものが羅列してました(笑

で、値段を吊り上げる、と(^^;

俺個人としては、余計な機能は要らないから音の劣化を最小限にとどめて値段を抑えたかったので、ネットでは結構評判だったし、日本製だし取り敢えずこれにしときました(笑

因みに以前E.W.S.のモディファイCrybabyを買いましたが、別にE.W.S.のファンではないです(笑

どちらもたまたまです(笑

 

パッシヴタイプで電源要らず、足で操作するため大きめなVolつまみが1個付いてるだけの非常にシンプルなインターフェースとなってます。

ライブとかで顕著に音量をコントロールするなら兎も角、音量固定ならこれで十分(^_−)−☆

しかも筐体はちゃちくてすぐぶっ壊れそうですが、乱暴な扱いをしなければ大丈夫でしょう(笑

 

で、早速VH4-2に使ってみたところ、抜群に効果を発揮しました(^-^)v

音質の劣化みたいなのはあんまり感じられず(ほんの気持ち細くなったくらい?)、無しの時とほぼ同じ音で再生されました。

無しの時とは違い、VH4-2のMasterも弄れるので音を太くする事も出来非常に便利です^_^

Rockman SustainorやSansamp PSA-1.1などもアンプで使用する場合はリターンが推奨されており、これらも恐らく0dBかそれ以上なので、流用出来そうです(・ω<) 

 

前々から買っておこうかな?と思ってましたが、正直ドライブペダル最々々優先(笑)だったので長らく延期してましたが、不測の事態で買って正直正解でした。

ただスタジオやライブで使う場合、足で操作するには非常にやり辛くワウ型のコントロールペダルの方が断然優れてますね(*´ー`*)

固定で使うものと割り切った方が良いです。

 

 

20180327 ディストーションのイコライジングについて

とある事情により、暫く機材の衝動買いをやめております(泣

(まあ暫くしたら再開するんだろーね╰(*´︶`*)╯

 

で、小話というか、憂さ晴らしがてら(特にグラフィック)イコライザーの個人的な感想とか書いていきます。

 

イコライザーはギターのサウンドに於いてトーンをガラリと変えたり、微小に補正したりブースター代わりになったりかなり重要な要素だと思ってます。

しかしながら、上手く設定しないと自分の思い通りの音とかけ離れたり、トーンは好みになっても全体的にペラペラになったり、篭ったり、音が細くなったり、ブーミーになったり鼻詰まりになったりと(個人的な体験w)中々難しいです。

その代わりビシッと決まれば唯一無二の自分だけの理想のトーンが作れるのもまた事実。

そこで、グラフィックイコライザーにおける、それぞれの周波数帯を上げ下げするとどんな感じになるのか書いていきます。

因みに以下に書いていくものは、ディストーションのペダルでは後段、アンプではループに繋いだ場合です。

 

1. 20Hz以下

この帯域はサウンドというより、身体に伝わるものと考えた方が早いです。

ライブで体感できる、腹にズシズシ来る感じですかね。

これより上の低域を上手くカットしたりすれば、観客に上手くダメージを与えられます(笑

2. 22.5Hz〜30Hz

重低音です。ヘヴィでラウドなギターサウンドを作るなら、ここを思いっきり上げましょう。。。と言いたい所ですが、ベースレスなら兎も角ベースありきなら要相談ですね(笑

重心を下げたいなら22.5Hzかそれ以下、気持ちちょっと輪郭がある感じがいいなら30Hz辺りという感じでしょうか。

3. 50Hz〜62.5Hz

低音です。ここからはラウド、というより篭るという感じの帯域なので、箱なり感を演出したり、タイトな低音を散らしたりする感じの場所ですかね。

逆に下げると音が痩せがちになるので、俺は上げも下げもしてないです。

4. 100Hz〜125Hz

低音ですが、輪郭が出てきます。

低音をタイトにしたい時に非常に重要な帯域で、ここを上げて周りの帯域、特に250Hzを減衰させれば、低音がスッキリします。

逆に敢えてヴィンテージな音を狙う場合、やや下げ気味にするのも良いです(・ω<) 

5. 200〜300Hz

中低域です。コンボアンプのような鳴りなどを演出するのにうってつけな帯域です-_-b

なんというか軽い低音といいますか、ヴィンテージコンボアンプを連想させるような、チープなんだけど味わいのある低音ですね。

なのでメタルやモダンハイゲインなどのサウンドではカット、メロ系?なんかでは上げ目にしてキャッチーな音色に仕立てるのもいいかもです。

 

次はミドルレンジ。

1. 400Hz

ローミッドとミドルの中間な音で、明るく軽快な低音という感じですかね(笑

ミドルレンジの底上げや太さ調整、音の篭り具合に結構関わって来ます。

ミドルを全体的に滑らかにブーストしたいならここも若干上げたり、ワウ半留めサウンド狙いなら700〜800Hzより抑え気味にしてかなり上げたり、逆に音の篭りを解消する目的で減衰させたりと重要な場所でもあります。

2. 500Hz。

ミドルレンジの要の一つです。

400Hzよりやや明るめな帯域で(当たり前だw)、ほぼ400Hzと同じ働きをしますが、音色はかなり変動します。

400Hzよりも上げれば篭りや太さが目立ち、下げれば抜けの良さやタイトさ、細さが際立つ感じです。

大体のミドルが弄れるペダルはこの帯域付近を弄れるようになっており、ぶっとくしたり、ドンシャリにしたりと何かと便利な帯域です^ - ^

3. 600Hz〜650Hz

主にベースのグライコで弄れる帯域です。

500Hzよりもほんの少し鼻詰まりなニュアンスがあり、太さも兼ね揃えてるので、ワウ半留めなんか作るのに使えます。

反面、500Hzよりも軽く、700〜800Hzよりも篭るので、ここを弄るより上下のHzを弄って調整した方が、ミドルレンジにうるさいギターサウンド(笑)では決まりやすいと思います。

4. 700Hz〜800Hz

ミドルレンジの要の一つです。

上げれば強烈な鼻詰まり感、カットすればメサブギーに於けるドンシャリサウンドを演出します。

400Hz〜500Hzとここを思いっきりブーストし、周りの帯域を下げれば即刻ワウ半留め系のミドルブースターとなります(^-^)v

逆に400Hz〜500Hzを若干下げて、ここと1kHz辺りを若干上げて輪郭のあるミドルブースターとしても使えます。

つまりミドルレンジでは音が決まりやすく最も重要な場所とも言えます。

5. 1kHz

ミドルレンジです。

やや鼻詰まり感は残しつつ、全体的な音の太さ、抜けの良さ、音の芯などを緩やかに調整する感じです。

ペダルに於いて、トーンつまみを回しても然程音色が変わらず、音が奥に引っ込むか前に出るかの調整は、ここを中心になだらかなQ(可変幅)で上下してるのかなと思ってます。

なのでガラリと変えるというより、最終補正の箇所という感じですね。

6. 1.2〜1.6kHz

ハイミッド寄りのミドルレンジです。

ここはトーンのヴィンテージ寄りかモダン寄りかを決める感じで、上げればヴィンテージ、下げればモダン寄りになるという感じです。

もう少し詳しく書くと、上げると古いオーディオコンポでレコードを聴いてるようなフィルターが掛かり、カットすればハイレゾ音源みたいに明瞭になる感じです。

 

ここからはトレブルレンジ。

7. 2kHz

ハイミッドで、上げると正にMarshallのような高音が出てきます。

逆に下げると初期のメサらしいこんもりなミドルが顔を出してきます。

柔らかいトレブルという感じですかね。

なのでザクザクなメタルならここを下げ気味にし、これより上の帯域を上げてエッジを際立たせたり、逆に

「JC-120でMarshallサウンドを!」

という方は、JC側のトレブルを0にして、この帯域を極ブーストしたディストーションペダルを繋げば近い音が作れるんじゃないかなと思います(笑

8. 2.5kHz〜3kHz

恐らく弄れる機材は極めて少ないかなと思います。

何故なら、こんな細かいところをわざわざ搭載せず、高域の可変幅の中に入れてしまった方が便利だから(笑

確かにそこまで音色に関わる場所ではないです。

高域の音の太さの微調整という感じですかね。

9. 4kHz〜5kHz

上記とは違い、ここは音色に深く関わって来るトレブルレンジ。

ここを上げれば抜けの良いハイミッドが得られ、リフやソロにとても適してます。

逆にヴァイオリンのような滑らかなトーンを得たい場合、ここから上を若干下げたりと使い勝手抜群です(*´ー`*)

2〜3kHzを思い切りカットし、ここと500〜800Hz上げてみてくださいな。

90年代のJ-POPみたいなギターサウンドが得られまっせ(笑

10. 6kHz

メタルリフを刻む場合、ここはエッジの立った鋭いトレブルレンジ。

上げれば耳に刺激的な激しい高音が得られます。

大体のメタルディストーションは4〜5kHzからここまでを弄れるようになってます。

逆にヴィンテージ系の音を狙うなら、ここから上はオールカットがいいでしょう。

11. 8kHz

いわゆるPresenseに当たる場所で、音の明るさや倍音などに関わってきます。

なので抜けの良さや刺激的な音を求めるならかなり上げて、柔らかい音狙いなら若干下げ、ヴィンテージ系ならカットですね。

12. 16kHz以降

ここは音色には殆ど関わらず、全体の倍音を気持ち際立たせる感じでしょうか。

聴覚上では上げまくると倍音が際立ってパワーコードでエッジが際立ち、カットすれば滑らかな音になります。

上げ過ぎれば余計な倍音が目立って音の分離が悪くなり、下げ過ぎれば滑らかになり過ぎてペラペラな味気ない音になります。

はっきりとは分からないので調整が非常に難しいです(^^;

取り敢えず基本は8kHzと同じ傾向で調整していくといいかなと思います(笑

 

つらつらと書きましたが、音作りの参考になれば。。。ならないか(爆

俺がよくエフェクターのレビューを書く際に、

「このつまみは〜Hzあたりの帯域を扱ってる」

という文言を使ってるので、この記事と併用して貰えれば、と思ってます(笑

 

 

20180323 Friedman Dirty Shirley (Pedal)

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Friedmanの新作ペダル、Dirty Shirleyです!♪(*^^)o∀*∀o(^^*)♪

(Riot Reloaded買った直後だって言うのに。。。┐(´д`)┌

これは同社のアンプと全く同じ名称で、タイトルに敢えて(Pedal)と入れておきました(笑

因みにアンプとペダル共々60年代のヴィンテージブリティッシュアンプの音(要はMarshall JTM45ねw)を再現してるそうです。

 

コントロールは同社のペダル、BE-ODと同じくPresenseつまみを含めた4バンドEQにGain、Volの計6つまみと、筐体右側側面に搭載されてるTightトグルスイッチで構成されてます。

つまりBE-ODにMidコントロールを加え、Tightノブをトグルスイッチ化したものという感じですな(^-^)

Midが弄れるので、BE-ODより幅広い音作りが出来るようになってます。

 

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全体的な音の傾向としてはBE-ODにやや似てますが、ゲインは低く、低音はローミッドで柔らかい感じ、高音はHighとPresense共にMAXでもBE-ODのHigh&Presenseの12時位です。

その代わりミドルの可変値は広く、絞ればBE-ODにかなり近付けられ、上げればこんもりな位分厚く出来ます。

また「BE-OD」と比べたらローゲインですが、全体的なペダルとしては中々歪みますよ\(^^)/

Suhr Riot Reloadedと同じか、ちょっと上かなって感じですね。

逆にBE-ODよりゲインが絞れるので、Tightスイッチとの組み合わせでクランチを作るのには強力ですd('∀'*)

シングルコイル、ハムバッカー共になかなか相性が良く、またBE-ODと同じくアンプライクですが、DSの方が音の分離感、倍音が強く、汎用性はDSの方が上ですね。

DS弾いた後でBE-ODを弾くと、DSでミドル絞ったとしても音が細く感じます。

あと俺自身はDSのアンプ版を使ったことは無いですが、動画とかで見る限りペダルの方が断然使いやすい&いい音という印象を受けました(アンプ直の方ごめんなさいwww)

アンプの方は良くも悪くもローファイな癖が強く、雰囲気が出てるけど歪が汚い印象で、ペダルは低音のキャラが選択出来るので綺麗な歪に聴こえますY(><。)Y

値段も10倍以上違うので、俺はペダルで充分と感じました(爆

 

で、DSペダルはMarshall JTM45のサウンドに似てるか?と言われると「否」ですね。

似たような音に近付けられるかも知れませんが、Tightスイッチを上にしてルーズな感じにしても歪はきめ細かく、また絶妙にミドルがチューニングされててモダンな歪み方です。

JTM45特有の「スポンジ」のようなブーミーな低音、歪み方とはちょっと違う感じを受けました。

(現在最もJTM45に近いと言われる、ZVex Box of Rockと比べてみたいですな(-。-)y-゜゜゜

 

なので、当然コレとも比べました(笑

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DSはJTM45、LGは1959 SLPのエミュなので、「古い音」なのはDSの方になりますが、やはりLGの方が「スポンジ感」は出ており、ヴィンテージ感が半端ないです。

音作りのし易さは断然DSですが、イナたい雰囲気を味わいたいならLGですね。

因みに歪の強さは、DSでノブをオール12時でLGのgainトグルスイッチのL位、LGを最大ゲイン設定にすればLGの方が深いです。

またどう設定してもLGはミドルがMarshall宜しくやや凹んでおり、DSは逆にミドルが豊富で扱いやすいです。

 

アンプライクエフェクターでは値段も比較的手頃で、良くも悪くも癖の強いBE-ODに比べると格段に音作りの幅は広く、Riot Reloaded位の歪の深さで十分なら最良の選択肢だと思います。

Marshall系の歪なので、JC-120に繋げばMarshallを軽く凌駕するサウンドが得られるでしょう(笑

 

(最初はアンプの方のデモ動画を見たせいか、このペダルには期待してなかったんですが、蓋を開ければ超良作、アンプを遥かに超えてるので驚いてますw

 

因みに個人的にはDSとBE-ODどちらが好きか?と訊かれたら、BE-ODですね。

やっぱり個性あるトーンの方が好きなので、どちらか選べと言われたら「Friedman」感の出てるBE-ODでしょ(笑

20180308 Suhr Riot Reloaded

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今月やたら買いまくってお金の無駄遣いですね(๑>◡<๑)

でも今回も後悔してませんRiot!

Yes, Sir!John Suhr!(`・ω・´)ゝ(`・ω・´)ゝ(`・ω・´)ゝ

 

。。。はい、今回はSuhr Riot Reloadedの感想を書きます(笑

Suhrと言えばギターが有名ですが、エフェクターやアンプもトップクラスに高品質なものを送り出してるメーカーでもあります。

鬼才John Suhr氏はFender社でギターのノウハウを培ってマスタービルダーになったり、Custom Audio Electronicsでもアンプを手掛けたりとその才能には脱帽です。

(エレクトロニクスやギターに強い点はレオ・フェンダーと通ずる所がありますね(*´ェ`*)

で、このRiot Reloadedの前身であるRiot (こちらも販売中) を制作して販売したところ、空前の大ヒットを飛ばし、一躍「時のエフェクター」となりましたね(笑

 

俺自身は、発売されて間も無い当時みんな良い、良いと連呼してて正直敬遠してました。

その後、JOYO Us Dreamの存在を知り、

「三千円台でRiotの音が試せるんならいいや(☝΄◞ิ۝◟ิ‵)☝」

という好奇心でUs Dreamを買い、Peavey banditだろうがMarshall JCM900だろうが、アンプ直とそう変わらないようなディストーション、というより寧ろ音が曇る?感じでアンプ直の歪の方が好みだったので友達にあげちゃい、

「どうせRiotもこんなんだろ┐(´-`)┌」

と半ば興味を失ってました。

しかしある日Youtubeで機材巡りの旅(笑)をしていた所、当然Riotが検索にヒットしたので試しに動画を閲覧した所、超自分好みの音だったので購買意欲が一気に高まりました(笑

しかしながら、以前Youtubeで気に入り、実際に買って後悔したエフェクターもあり(Triple Wreckテメーだよコラw)、Riot (Reloaded含む) のデモにもいささか懐疑心はありました。

その後BE-ODやVH4-2、SHOD HWなどのペダルを経て、そろそろコレもコレクションに加える決意(笑)をし、遠回りしましたが買いましたd('∀'*)

Riotとどっちにするか?と少しだけ悩んだ挙句、Reloadedの方が全体的な音色を全く変えずに、素直にゲインを少しだけ上げたものという事でこちらにしました。

 

コントロールはDist、Tone、Levelの定番ツマミと、3-Wayトグルスイッチです。

3-Wayトグルスイッチは左がゲルマニウム、中央がシリコン、右がLEDと増幅素子を選択しトーンや歪み方を選びます。

FX LinkはRiotの電源投入時、OFFならオフ、ONならオン、FLならスイッチャーで設定したパターンに依存するらしいです。

ここまで説明を端折ったのはあまりにも語られてる為です(笑

以下個人的な感想を書いていきます。

 

まずDistに関しては、12時では俺としてはそんなにハードなドライブでは無いという印象です。

寧ろサスティンも短く、クランチよ寄りな音ですね。

3時まで上げて漸く「おおっ!」と頷けるハイゲインが顔を出してきます。

ゲイン幅が広いと巷で言われてますが、12時でこれなので正直微妙ですね┐(´-`)┌

まあでも、Bogner Redのブーストオフ位には歪みます。

良い意味でも悪い意味でも極めてアンプライクという感じです。

 

Toneは、絶妙にイコライジング、チューンされた本来のRiotのトーンを変化させるものではなく、完成したトーンが奥に引っ込むか前に出るかの調整です。

昨今のアンプライクペダルは概ねこの形が採用されており、俺的にはベストですねd('∀'*)

引っ込ませて奥行き感やウォームな感じを出したり、前に出してエッジを立たせて刺激的にしたりとイイ感じに効きます。

 

Levelは、俺的には上げ目にした方が好きな音でしたね。

気持ち歪量が増加して音が太くなった印象です。

(Distがプリ管、Levelがパワー管の役割?まさかね笑)

 

トグルスイッチは、左のゲルマニウムはコンプレッションが弱くナチュラル、真ん中のシリコンは適度なコンプレッションで音圧が高くミドルが強め、右のLEDは他の2モードより歪の粒が細かくなってハイゲインに感じる代わりに音量が目立つほど下がります。

リフ、バッキングは右、ソロは真ん中、ニュアンス系?は左って感じですかね(適当

俺的には真ん中がバランス良くて好きですが、気分で変えて楽しめます(*´ェ`*)

 

全体的なトーンとしては、Bogner RedやOrange Baxのような、ミドルが凝縮して絶妙にイコライジングされた、シルキーでジューシーなトーンに感じられました。

完全に俺好みの傾向です(爆

あと巷で言われる、高域と低域をバッサリカットしてミドルに集中したトーンというのも的を得てると思います。

確かに低音が無いので篭ったり、ブーミーになったりする事は無く、重低音系エフェクターみたく箱鳴りのようなトーンを作ることは不可能となってます。

また高音も同様で、ザクザクとスラッシーなリフを刻んだりする事も出来ないです。

ミドル~ハイミッド辺りが非常に美味しいエフェクターであり、同時にチューブアンプのようなニュアンス、コンプレッションとなってます。

 

JOYOのUs DreamとはやはりSHOD vs SBOD同様似てないですね。

SBODの時は辛うじてトーンは似てるな、って印象でしたが、こちらはミドルの出方が全く違うので完全に別物です。

(Riot持っててUs Dream持ってない方、ご安心をw)

ここまで来ると、一時期JOYOが流行ったのもステマ?とさえ思ってしまいますҨ(´-ω-`)

 

さて、恒例の比較ですY(><。)Y

因みにRiot Reloadedのトグルスイッチは全て真ん中で比較しました。

 

1. Burnley vs BE-OD vs Riot Reloaded

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この3機種はYoutubeなんかでよく比較動画が頻繁に上げられてるので今更感がありますね笑

まずゲイン、トーンの可変幅、帯域幅は

BE-OD > Riot Reloaded > Burnley

です。

で、トーンの傾向としては、BE-ODはハイミッド中心に、重低音から超高音まで担えるMarshall寄りなブラウンサウンド、Riot ReloadedはBognerの様にミドルに集中してチューニングを施したブラウンサウンド、Burnleyは更に高域をかなり削り、低域を増したアンプライクなBogner独自の音という感じです。

Burnleyの、ToneノブをMAXにして漸くRiotのTone12時といったところでしょうか。

なのでRiotとBurnleyが似てるか?と言われると似てないです笑

いずれもJC-120 (うちでは40) をチューブアンプのサウンドに変えるだけの力はありますd('∀'*)

 

Ecstasy Red vs VH4-2 vs Riot Reloaded

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まず上記同様、JC-120をチューブアンプ化する事は容易いです(笑

で、歪の強さ云々以前に、VH4-2だけトーンが浮いてるので、比較失敗した感じです(爆

VH4-2は割とミドルはMAXにしてもフラットで、どちらかと言うとザクザクしない程度の高域と重低音が持ち上がったドンシャリ傾向の音なので、Riot Reloadedとは全然違います。

対するEcstasy Redは。。。驚いたのですがまんま一緒ですლ('꒪д꒪')ლ

コンプレッション、全体的なトーンのイコライジング、歪み方、サスティンの減衰の仕方全て似過ぎwww

ほんの気持ちBurnleyの方がローミッドがあってウォーム、Ecstasy Redは低音がタイトな位ですね。

音作りの幅、全体的なトーンのレンジはBognerの方が広い、というかRiot (Reloaded)目指したサウンドに固定されてるという感じなので、音作りを取るか、即席で音が作れて現場で最終調整をToneだけで行うかで選ぶといいと思います。

SuhrとBognerのブラウンサウンドに対する解釈の仕方が伺える一面でした。

 

Bax Bangeetar vs Riot Reloaded

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続いてはこの2機種。

これに関しては、Riot ReloadedのトーンにBaxを合わせるという形で比較しました。

因みにBE-OD同様トーンの可変幅、帯域幅、歪量は (当たり前ですが) Baxが上です┐(´-`)┌

でBaxをRiot Reloadedに合わせて試奏した感じ、確かにBaxでも似たような音は作れますが、歪の粒がかなり細かく、エッジが残ってる印象でした。

Riot Reloadedの方が荒々しく、歪にやや丸みを帯びてるのでウォームです。

またミドルの出方も異なり、BaxでRiot Reloadedに合わせようとすると鼻詰まりか、ローミッドが強くなってブーミーになりがちになるので、ここでもRiot (Reloaded) のミドルの絶妙なイコライジングが光ります\(^^)/

 

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最後はやはりコレ(笑

数々のブティックペダルと対等してきたこの小型アンプは、果たしてRiot Reloadedと比べてどうなのか?を比べました(笑

結果、ペダルの比較で似てたEcstasy Redとは違い、こちらではかなり異なる音でした。

なんつーか、音の粒が超高解像なのは同じなのですが、技ブラウンよりハイミッドが持ち上がって明るい印象を受けました。

 

また、Riot系は特にそうなのですが、極まったアンプライクペダルはやはり大き目のスピーカーで大音量で鳴らした方が真価を発揮しますね。

Riot Reloaded、個人的にはかなりお気に入りのペダルになりました(♥ω♥*)

 

 

20180303 BOSS KATANA-MINI Part.3

「技ブラウンサウンド」は「ブラウンサウンド」と呼ばれるエフェクターと比べてどうなのか?

ということを確かめるべく、手持ちのブラウンサウンド系エフェクターをKATANA-MINIに繋いで実験しました(๑>◡<๑)

技ブラウンサウンド時は音量9時でそれ以外全て12時、エフェクター使用時はゲイン9時でそれ以外は全て12時に設定、エフェクターは音量以外は全て12時で実験しました。

一部の写真ではつまみがバラバラですが、試奏時は全て12時です。

 

1. KATANA- MINI vs Friedman BE-OD

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トップバッターは、我がエフェクターでも特にお気に入りの逸品、BE-ODですlod(^^)bol

「究極のブラウンサウンド」を目指した音は果たして「技ブラウンサウンド」と比べてどうなのか!!!?

 

まず歪量はどちらも申し分ないけどBE-ODの方が上ですね。

歪の粒はBE-ODの方が細かいです。

また音域もBE-ODの方が広く、音がより前に出る感じも受けました。

KATANA-MINIは低域と高域を意図的にバッサリ切ってあの音を構築してるのかもしれませんが、やはりBE-ODの後に弾くとやや篭ってるように感じました。

歪み方はよく似ており、双方とも改造マーシャルらしいドライブ感のあるサウンドです。

俺的には総合的にBE-ODの方が勝ってますが、何せエフェクターだけでKATANA-MINIの3倍の値段ですし、それを考えるとKATANA-MINIもいい仕事してます(^^)/

持ってなくとも買い足す必要は無いでしょう(笑

 

2. KATANA-MINI vs MXR EVH 5150 OD

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続いては「本家ブラウンサウンド」との対決ですψ(`∇´)ψ

EVHお墨付きなので、ある意味こちらが正当でしょう。

まず歪量は5150の方がありますが、BE-OD程の差は無いです。

また適度にコンプレッションが効き、低域と高域が適度にカットされており、KATANA-MINIよりはレンジが広く、BE-ODよりはドライブ感が失われた代わりに纏まった音という感じを受けました。

歪の粒はKATANA-MINIより5150の方が細かいです。

5150の方が高域にシフトしているためか、音が前に出る感じはBE-ODと一緒です。

特筆する点としては、EQの効き方がよく似てるというところですね。

元々のトーンがやや違いはしますが、どちらも同じつまみの設定の仕方で同じ傾向の音になります。

技ブラウンサウンドが如何に本家を研究してるかが理解させられました(-.-;)y-~~~

なので5150を持ってなくとも(ry

 

3. KATANA-MINI vs Sansamp Classic

これに関しては、Tech21のオールドマーシャルによるEVHの設定と、個人的に技ブラウンサウンドに似せた音に設定したものの2つを試しました。

何故ならTech21の公式設定があまりにもKATANA-MINIのものとかけ離れてたからです(笑

 ・設定1(公式設定)

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公式設定は写真の通り高域にやたらシフトしており、音も当然トレブリーでキンキン、低音が無くペラペラなサウンドになってしまいました(爆

KATANA-MINIの方がミドルに美味しい帯域を持ち、歪の粒が細かく、奥行き感があり圧勝(笑

多分これ、ミキサーとかに送ってもキンキンするでしょww

89年当時と現在では「ブラウンサウンド」の定義自体が違ってたのかも知れませんね(๑˃̵ᴗ˂̵)

(まあ89年当時はブラウンサウンドをペダルで再現しようと試みる人なんてそうそういなかったわけですし(^^;;

 

そこで個人的にKATANA-MINIの音に似るようSansampをセッティングしてみたのがコレ。

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各々の設定は写真で判別(>人<;)オネガイ

こうするとかなりKATANA-MINIに近づきましたが、やはり歪量はKATANA-MINIの方が上ですね。

また高域もKATANA-MINIの方が上なので音抜けでも優れてます。

「じゃあSansampもTrebleとPresense上げろよ」

となるかも知れませんが、これ以上Treble上げるとKATANA-MINIとは違う、ハイミッド寄りの高域が追加され、キンキンになるだけで抜けの補正は出来ません(笑

またこれ以上Presense上げると、低域がタイトになり過ぎて全体的なトーンが細くなり、アンプらしい太さ、奥行き感が無くなりチープな音になる感じです。

なので似る範囲で作るとこうなります(^^;;

(個人的には後ちょっとPresense減らしてもいいかなって思うくらいw)

またSansampは特有のキャビシミュ(よく言ってるSansamp臭さ)があり、確かに大型キャビに通したような感じはありますが、やはりKATANA-MINIのアンプ直の音に比べると全体的に低域と高域がスポイルされてレンジが狭く潰れたような音に感じました。

 

4. KATANA-MINI vs Bogner La Grange

La Grangeは厳密にはMarshall SLPの音の再現ですが、ハイゲイン改造モードも選べるのでやってみましたY(><。)Y

因みに「なるべく」似るように設定するとこうなります。

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まず低音のキャラが全く違い、その時点で全体的なトーンが違う印象を受けました。

ぶっちゃけるとLa Grangeはブーミーでローファイ、本当にヴィンテージっぽい雰囲気にシフトしてます。

またミドルもKATANA-MINIに比べ凹んでおり、KATANA-MINIの方がよりモダンな音でリフやソロに適してる感じです。

歪量はLa GrangeのGainトグルスイッチを「h」にすれば、双方Gainつまみ12時で同等という感じですね。

初期改造SLPならLa Grange、6505や5150IIIな音ならKATANA-MINIですね。

オーバードライブ自体の使い勝手の良さはKATANA-MINIの方を推します。

 

5. KATANA-MINI vs Bogner Ecstasy Red

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続いてはBognerの人気筆頭のペダルですが、これツマミを全て12時にするとブラウンサウンドになる事に今更気付きました(爆

「ブラウンサウンドとは違う」発言は、この記事をもって撤回させていただきますm(_ _)m

(なんつーか全て12時orフルテンって言うのがアンプでもペダルでも大嫌いでして、どうしても自分の音を作りたくカスタマイズしたくなるんですよねボソボソ)

KATANA-MINIと比べるにあたり素朴な発見でした笑

で、比べるとどうかというと、まず歪量に関してRedの方のブースト無しでKATANA-MINIの方が大きく、ブースト有り(ゲインブーストつまみ12時)で同じくらいです。

なので歪量はそこまで変わらないのですが、違うのは音の解像度ですね。

RedはKATANA-MINIとトーンのキャラは似てるのですが、音が明確に超高解像度で、その分分厚いという感じです。

また相変わらずミドルに独特のチューニングが施されてる為か、巷で言われる獅子の咆哮のような迫力も併せ持ってます。

アンプの方の特長はしっかり掴んでて、KATANA-MINIのスピーカーでも再現出来てます。

EQに関してはKATANA-MINIがパッシブなのに対し、Redはアクティブ/パッシブとなっており、また低域はより低く、高域はより高い帯域を扱うため、全体的なレンジも広くなってます。

またミドルも上げればBognerらしい太い音、カットすればドンシャリも可能とKATANA-MINIに比べればアドバンテージはあります。

 (まあKATANA-MINIはあの音に最適なチューニングが施されてるわけですがw

これに関しても買い足す必要は無いでしょうd('∀'*)

 

6. KATANA-MINI vs Bogner Burnley

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最後はやはり(?)これ(*´ェ`*)

歪自体はKATANA-MINIの方が当然強く(だってRedのブーストON位だし)、また高域の抜けも違う。。。というかキャラが全然違います笑

Burnleyはどちらかと言うとヴィンテージ風な歪という感じで、低音がルーズです。

なんつーか、Burnley自体どちらかと言うとはKATANA-MINIのクランチchに近いですね。

クランチchの音を明瞭にし、低音を追加して更にゲインアップした感じです笑

 

 総合的に書くと、KATANA-MINIの技ブラウンはブティックペダルに引けを取らないドライブサウンドを奏でる事が出来ます。

しかも上質なクリーンやクランチが付いて1万円。。。同社のペダルと遜色のない値段で、プリアンプはアナログでこのクオリティなので改めて驚かされました。。。

あとエフェクターの乗りがやっぱりいいです!

アンプ直でもエフェクター介しても楽しめるし、何より小型で軽いd('∀'*)

これは買いですよ٩(ˊᗜˋ*)و