Guitar Stuff Blog

今まで使ったギターアンプやエフェクターを紹介したいと思います。

20170308 VOX Pathfinder 10

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実はパス10デビューは割と遅めでした。
理由はMG15FXで満足していたのと、VOXというとビートルズのイメージが強く古い音が出てきそうという概念がありました。
あとMG10より値段が半額以下で不安もありましたね(笑

でも当時はレビューが凄い賞賛の嵐で、クリーンがやたら綺麗と言われてたので、「我がロックマンもより良い音で鳴らせるのでは?」と思い、結局購入しましたw

クリーンに関しては綺麗と言うより温かみがあり、古いラジオのような雰囲気を受けました。
MG10よりは音が硬い印象で、より素直といった感じです。

意外に思ったのが、アコースティックシミュレータとの相性が抜群に良い点です。
他のアンプだと箱なりのシミュが強過ぎて音が篭ったり、ハイミッドの要らない帯域が押し出されて音がのっぺりとしがちですが、こちらは低音と高音の分離が良く、特に高域の解像度が高く、ジャキジャキとしたアコースティックギターライクな音を出せます。
コーラスとかリバーブ乗せると本当に気持ちが良いです!
比べるのもどうかと思いますが、超銘機のエレアコアンプ、AER Compact 60(これは持ってなくて、誰かが弾いてるのを聴いてましたw)が高過ぎて買えない場合、パス10とベリンガー辺りの安いアコシミュ、コーラス、リバーブでかなり近い音を得られます(笑

ODスイッチを押してゲイン0にするとクリーンサウンドが太くなるという裏技がありますが、確かにクリーンを維持したまま音を太く出来ます。
音量も上がりますが急激には上がりませんのでご安心を(笑

ODオンでゲインを上げると、ザラザラしたファズサウンドが顔を出してきます。
この音が賛否分かれて(過半数は否定)、僕も最初はMGシリーズやロックマンの歪に慣れていたので完全に否定派でしたねw
ビートルズのレボリューションのイントロのギターリフみたいな音に聴こえました(爆
擬音に例えると「ヴァザーーーーー」と言う感じですね(笑

巷では如何にこのODを気持ち良く鳴らせるかが時たま議論されますねw
僕も何度か納得のいく音を作るのに試行錯誤しました(笑

まず、2バンドのイコライザーが付いてまして、Bassはそのまま低音を持ち上げていく感じです。
クリーンは兎も角歪は低音もへったくれも無いので、フルにしてザラザラ感を緩和しようとしました。
Trebleは一部VOXアンプに適用される「0にするとミドルブースト、12時越えると低音を減衰させていく」という都市伝説を信頼し、Bass MAX、Treble 0とやって、そこから微調整しました。
結果は高音が極端に無くなり、篭った音になり、あまり使えたものではありませんでした(笑
抜け狙いでTreble上げるとザラザラトーンが顔を出してきますし。

ネットで誰かが開発したのが、
「(それぞれ目盛りで)Gain 5、Bass7、Treble 7」
で、かのBrian Mayの Deacy Ampのような音になる、というもの。全部12時以下です。
試したところ、確かにザラザラ成分がワウ半留めの鼻詰まりのようなトーンに集中し、Bohemian Rhapsodyのバラード後のギターソロのトーンと似てます。
後ほどBrian MayシグネチャーでDeacy Ampをアナログ回路で再現したソリッドステートアンプ、VOX VBM-1を購入しましたが(今度記事を書く予定です)、VBM-1の方が鼻詰まり感が若干強い以外は概ね同じようなトーンでした(驚
VBM-1が大体17,000〜29,000円くらいで取引されてるので、4,000〜5,000円くらいのパス10でこの音が再現出来るのは正直驚きましたね。

ただ、歪みエフェクターとの相性は良くないです。
僕の好みの問題でもありますが、クリーンモードでどんなエフェクターを繋いでもパス10のオーバードライブみたいなザラザラ感が出てきます。
ロックマンでさえ、パス10の前では「ブズォォォォォォォォォ」というファズがかったサウンドになります(笑
粗い歪を利用して、前段にTS系やMad ProfessorのSweet Honeyみたいな中域が強目で甘々なトーンになるエフェクターをブースターとして使うとザラザラが緩和され良い感じになりそうと予想してます。

最後に、外観は確かにVOXらしく佇まいが気品溢れる感じですw
ダイヤモンドグリルのサランネットや、VOXお馴染みのチキンノブがかのACシリーズを彷彿とさせ、ビートルズチックで部屋に置いても良いインテリアになりそうです(^^)