Guitar Stuff Blog

今まで使ったギターアンプやエフェクターを紹介したいと思います。

20170309 Rockman Guitar Compressor

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2011〜2012年にかけてはエレキギターの機材を兎に角集めたくて、Rockmanの他様々な機材を買って試して売ったりしてましたねf^_^;
「この機材ではどんな歪やエフェクトが堪能出来るのか?」
という事に酷く没頭しておりました。
但し真空管系の機材には一切手を触れないようにしてました。何故ならRockmanやMGシリーズみたいに、ソリッドステートで良質なサウンドが出せるという事が分かってたので、大多数のソリッド否定派の一方的な意見が気に食わなかった為です。
基本ソリッドはザラザラしてダメで、ソリッドでもギターアンプとして良いトーンを奏でるものやデジタルモデリングなどは、真空管のトーンのパクリという決めつけが心底腹立たしかったのを覚えてますw
今は両方のタイプのアンプを所持してますが、チューブでもダメなものはダメだと認識してます。後ほど書きます。

話が逸れましたが、Rockman Guitar Compressor(以下GC)です。
基本Rockmanのディストーションを搭載してる製品は全部コンプレッサーを搭載しており、GCはそのコンプ部分を抜き出して色々機能を付け加えたという感じです。

Input Gainは文字通り入力時のゲインの大きさを決めます。
アタック(弦を弾いた時のコンコン感)のレベルは(強烈なw)一定で、高くすればサスティーンが長くなります。

Modeはノイズリダクションのレベル調整です。
Normでバイパス、Anti Noiseで目立ちやすい中〜高域にかけてのノイズ除去、Bypassで全帯域のノイズを完全除去。完全除去すると、その分ディストーションなどは歪が弱くなったり、サスティーンが稼げなくなります。
でもノイズは本当にキレイさっぱり無くなります!

Treble Boostは減衰しがちな高域成分を補うモードです。これは他社のコンプレッサーにもたまーに搭載されてる場合がありますね。
アンプのクリーントーンでこれを最大にすれば、同社のX100やSustainorに搭載されてるClean2モードを奏でられるそうです。
(つかTMマークが付いてるあたり、SustainorとかのClean2の回路をそのまま持ってきてるのでは?w)
Clean2モードは後程Sustainorの項目で書きます。

コンプレッサーですが、プリアンプ的な立ち位置が強く、アウトプットVolなどもついてます。
また他社のディストーションの前段に繋ぐ前提なのか、Lead Leveler Boostというゲインブーストやバイパスなどをフットスイッチで行えます。
Lead Leveler BoostについてもSustainorの項目で書きますが、所謂「ダブルIC」と呼ばれるものです。

で、使い勝手ですが、Rockmanの他製品に溺れず強烈なコンプレッションが得られます。
他社のディストーションの前段に繋げば、「ゴンゴン」としたピッキングの音が得られます。
ただ、アタックのレベルは調整出来ないので、応用は効かないですね。

また、クリーンアンプでRockmanのClean2を得られるらしいのですが、やっぱり単体の製品に最初から搭載されてる物の方が明らかに音が良いです。
単純なトレブルブースターとしてはまずまずといった所。ノイズが結構入ります。
僕はNormにしてました。

Lead Leveler Boostは確かに強烈にゲインブーストします。僕は何故かDGの前段に繋いでおり、一時期ハイゲインの設定にしてました。
結果、別途ノイズゲートを使いましたが、80〜90年代初頭のメタルサウンド並の歪が得られました(笑
コンプレッサーを2回通ってるので潰れまくってるんですがねw

コンプレッサーとしては癖がかなり強い機種なので、こだわりが無ければ他のものがいいと思います(^^;;