Guitar Stuff Blog

今まで使ったギターアンプやエフェクターを紹介したいと思います。

20170520 マーシャル系ペダル考(アンプ考その3)

ブログ続けるために書いてます。

個人的にはマーシャルからの派生系アンプであるボグナー、ソルダーノ、フリードマン、ディーゼルなどは大好きです!
でもど定番で源流のマーシャルに関しては割と普通か、場合によっては好きじゃないという感じです。
でもペダルでマーシャルライクなんて謳い文句があったらついつい見てしまう性です(笑
その代わりガバナーとかはそんなに興味ありませんが(爆

今回はマーシャル系、ブラウンサウンド系ペダルを全て比較して感想を述べていきます。

まず俺的な感覚ですが歪の強さ順に並べると、
・Friedman BE-OD
・Bogner La Grange
・Bogner XTC Red
・MXR 5150
・Tech21 Flyrig5
・Tech21 Hot-Rod Plexi
・Tech21 Sansamp British
・Bogner XTC Blue
・Cmatmods Brownie
でしょうか。
BE-ODがずば抜けてハイゲインで、BognerからBritishまではそう大差無く、その下がクランチ中心という感じです。

次にレンジの広さ、可変幅の広さですが、
・Friedman BE-OD
・Bogner La Grange
・Bogner XTC Blue
・Tech21 Sansamp British
・Bogner XTC Red
・Tech21 Hot-Rod Plexi
・MXR 5150
・Tech21 Flyrig5
・Cmatmods Brownie
ですね。
BE-ODとLa Grangeはワイドレンジとしては巷で話題で、俺的にもかなり幅広いトーンで弄れるなという感じでした。
Britishは歴代のマーシャルを再現出来、EQもアクティブ/パッシブなので弄れるレンジやトーン傾向は広いのですが、特有のフィルターが掛かってて気持ちローとハイが削れてる感じです。
MXRは歪量やレンジは広めだけど弄れる範囲が狭い、FlyrigはToneつまみのみで基本的なキャラは変わらず、Brownieは更にゲインが低く可変値も狭いという印象でした。

コストとしては
・Bogner XTC Red = XTC Blue
・Tech21 Flyrig5
・Bogner La Grange
・Friedman BE-OD
・MXR 5150
・Tech21 Sansamp British
・Tech21 Hot-Rod Plexi
・Cmatmods Brownie
でしょうか。
BE-ODがスペックの割にかなり格安という感じです。
Bognerは高いですがそれ相応のサウンドという感じで、俺は安いと思ってますが試奏を強く勧めます。
Brownieは最近ハイスペックブラウンサウンドペダル(笑)がポンポン出てかなり暴落した感じです。
(確か生産完了したはずだと思ってたんですが、まだ出てるんですね)

そして個人的に好きな順に並べると、
・Bogner XTC Red(暫定)
・Friedman BE-OD
・Bogner La Grange
・MXR 5150
・Bogner XTC Blue
・Tech21 Sansamp British
・Tech21 Flyrig 5
・Tech21 Hot-Rod Plexi
・Cmatmods Brownie
です(笑
さっきからBrownie好きな方ごめんなさい(爆
Redは特有のミドルがRockmanと非常に近く、個人的にドツボなのでどうしても1番になってしまいます(笑
それさえ無ければハイゲインかつ分離が良く立体的な歪のBE-ODが他を引き離してあまりに優れてる感じです。
La GrangeはBE-ODよりドライブ感が少し劣るものの、ヴィンテージなマーシャルらしさが出ており、設定は難しいけどその分詰めれば良い音が出るという感じです。
5150は逆に簡単に良い音が出せるけど、分離感はLa Grangeよりほんの少し下で、あまりトーンを弄れないのが玉に瑕です。
Blueはクランチペダルとしては最高なんですが、ハイゲインとして見た場合だと5150と同等かやや下なのでこのランク。
Britishはややゲインが弱く、また他と比べると癖のあるコンプレッションが目立つのでここ。
Flyrig5はPlexiモードだけで見れば単体の方が良いですが、Sansampフィルターやテープエコーシミュが付いてるのが強みです。
Hot-Rod Plexiは多分元のアンプに音は似てるんだと思いますが、やはりLa Grangeと比べてやや籠りがちなのと、Britishに比べて音が作りにくいのでこのランク。
Brownieは最初期はナチュラルなチューブオーバードライブのサウンドなんだろうけど、ブラウンサウンドとして見れば後継機種に劣り、全体的にもドライブ感が薄いのであまり好みに合いませんでした(笑

最後に、この中で3つ選んで他人に勧めるとすれば、
1位 Friedman BE-OD
2位 Bogner La Grange
3位 Tech21 Sansamp British
ですね。

BE-ODは簡単な設定でマーシャルでもブラウンサウンドでも行ける感じで、その他は上で書いた通りなので、マーシャル縛りで無くとも是非勧めたい逸品です!
La GrangeもBE-ODと似たような傾向ですが、BE-ODよりやや高めなのと設定が難しいのでこのランクです。
Britishはスピーカーシミュをオンオフ出来るので、アンプであれPCであれミキサーであれそれなりのマーシャルサウンドが出せる便利さが強みです。