Guitar Stuff Blog

今まで使ったギターアンプやエフェクターを紹介したいと思います。

20170727 個人的アンプ考(チューアンプ編) Pt.1

今回はチューブアンプについて、俺の視点からの考察をつらつらと書いていきます。

チューブアンプと言えばエレキギターのアンプとしてはど定番で、おそらくプロアマ問わず99.99999%の人がメインに使ってることでしょう(笑

しかしながら、僕はソリッドステートのアンプがゲートウェイだったので、ソリッド使いから見たチューブについて書いていきます。

 

まず、チューブアンプはソリッドに比べ全体的に歪がキメ細やかに感じました。

ソリッドは明らかにオペアンプを強引に歪ませてるような印象があります。Fender Frontman 15RとかOrange Crush 20LDXなんかが特に顕著ですね。

パス10もそんな感じはありますが、チューブっぽくなるフィルターらしきものが後段にあり上記2点よりは歪がきめ細かいです。

Marshall MGは逆に滑らかすぎて、エッジが丸く削られ意図的、エフェクター的な歪という感じです。

それに対し、チューブはゲインを上げていくとクリーンの音が太くなり、やがて少しずつキメ細やかな歪が加わっていき自然に歪んでいく印象です。

なのでクリーンからクランチまでシームレスに変化していく印象を受けました。

 

またソリッドはなんつーか、全体的にこじんまりとしてラジオっぽいような、音が奥まってる感じになるのに対し(Tech21 TrademarkシリーズやPeavey Banditを除く)、チューブは全面に音の塊が飛び出してくるという感じですね。

 

チューブアンプを所有して、比較的チューブに近いなと思ったアンプはMarshall Lead12、Peavey Bandit、Tech21 Trademark 60です。

チューブアンプを持ってない頃はMGシリーズが最もチューブに近いアンプだと思い込んでました。

「(トランジスタに比べチューブは)温かみがあり、音が太く、滑らかで、トランジスタより角が取れて丸くなったような音」

という誰しもが口を揃えていう謳い文句を真に受け、丁度MGが他の所有してたソリッドアンプに比べ全部該当すると思い込んでました。

なのでLead12やBanditを聴いた時、ザラザラした成分が歪に含まれていたので、

「ザラザラ=トランジスタかその一派」

という方程式が発動し、

「まだMGの方が近いんじゃね?」

と思い込んでました(笑

動画とか見てもチューブは滑らかで、心地よいコンプレッションも掛かり、明らかに違うなという感じでした。

 

しかしながら実際所有してみると、チューブにもザラザラ成分はあり、フルチューブなのにトランジスタの音じゃね?と錯覚しました(笑

そして誤解が解けたあと、改めて先ほどのアンプ、特にLead12はすげー!って思いました(笑

 

Banditはチューブが多少暴れるような歪み方をするのに対し、かなり安定し滑らかで上品な印象を受けました。

古くからチューブを使ってる人は少し違和感があるかもしれませんが、僕としてはそこらのチューブより全然いい音という印象を受けました。

Trademark 60はどちらかと言うと大型アンプの、小型で感じられたザラザラした成分が全て太くなった歪をシミュレートしており、最初DSL1CやAC4とは違うなと思いましたが、スタジオでJCM900を弾いて改めて気付かされましたね。

Trademark 30も同様ですが、やはりなんつーか、10インチスピーカーから4×12キャビや大型アンプの歪み方をシミュレートした音が出てくるとやはり違和感がありましたね(笑

シミュ自体はかなり上手く出来てるのですが、10インチスピーカー故にどうしてもレンジ的にこじんまりとした感があり、それなら小型チューブアンプのザラザラ感が出せてもいいんじゃないかなって思いました。

でも下手なチューブアンプより断然いい音なので重宝してます。