Guitar Stuff Blog

今まで使ったギターアンプやエフェクターを紹介したいと思います。

20180406 E.W.S Subtle Volume Control

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今回はペダルではなく、ボリュームコントローラの記事を書きます。

ペダルは欲しいものが山ほどあるけど(笑)、これは買わざるを得なかった代物なので買いました(^^;

 

以前紹介したVH4-2なんですが、これに関してちょっとしたトラブルがありました。

メサのコンボのリターンに挿した時は問題無かったのですが、BanditやJC-40だとVH4-2側のMasterが0でもとてつもない爆音を放出するんですよ(^^;

で、原因を探った結果、アンプのリターンの入力dB数とVH4-2の出力dB数が違う事によるものでした。

VH4-2のTo Power Amp Inは0dBに対し、JC-40やBanditのリターンは-10dBとなってます。

俺は初心者だったので最初はこの不一致が意味不明でしたが、よくよく調べてなんとなく分かってきました(笑

要は、リターンは-10dBのものなら正常に受け入れます。

「エフェクター」とかは大体-10dBで出力します。

「モジュレーションとか空間系はリターンに挿せば、歪に綺麗に乗せられる」

と言いますが、そういう用途でリターンはエフェクターに合わせた数値、即ち-10dBでの入力に対応してます。

もしこれが例えば+4dBとかの場合(ex : JC-120の設定)、+4dBで普通なのに-10dBという極小の信号を入力したら、結果-14dBとなりとてつもない小さな音になってしまいます。

で、今回起こったのはその逆で、-10dBで普通なのに0dBという信号を送った事で、結果的に+10dBとなり、アンプに対し過負荷となった感じです。

なのでVH4-2の全てのつまみを0にしても何かしら音は出ますし、GainやパッシヴでもEQを上げれば通常+10dBされた音が追加されて直ぐに爆音になるし、PresenseやDeepといったアクティブEQ、単純に音量を上げるMasterは論外、下手すればスピーカーやアンプを文字通り炎上させます(爆

 

なので、これらの悩みを解消するためには、プリアンプとパワーアンプの間にボリュームコントローラを挟む必要がありました。

 

因みに繋ぎ方としては、まず普通に音量を下げるやり方として、

 

ギター

歪ペダル or プリアンプ

「ローインピーダンス」のVolペダル

(モジュレーションとか空間系)

アンプ

 

ギター

アンプ

アンプに付いてるループのセンドから「ローインピーダンス」のVolペダル

(モジュレーションや空間系)

アンプのリターン

 

となります。

 

ギターのVolノブ代わりに使うやり方は、

 

ギター

「ハイインピーダンス」のVolペダル

エフェクターやアンプなど

 

となります。

 

ついでに書くと、アンプのパワー管を歪ませた音が欲しい!という贅沢な人(笑)には、

 

ギター

アンプヘッド

アッテネータ

スピーカーキャビネット

 

となります。

 

で、ボリュームペダルを色々模索してたんですが、意外にもめっちゃあって悩みました(爆

直接音色に関わるものではないので、残された謳い文句はやはり

「音質が劣化しにくい」

「原音に忠実」

「高い堅牢性」

「LEDで音量確認機能搭載」

「インピーダンスのローかハイを切り替え可能」

「チューナーアウト搭載」

と、ネガティブな部分を埋めるか、余計な機能(爆)を無理やり付けたものが羅列してました(笑

で、値段を吊り上げる、と(^^;

俺個人としては、余計な機能は要らないから音の劣化を最小限にとどめて値段を抑えたかったので、ネットでは結構評判だったし、日本製だし取り敢えずこれにしときました(笑

因みに以前E.W.S.のモディファイCrybabyを買いましたが、別にE.W.S.のファンではないです(笑

どちらもたまたまです(笑

 

パッシヴタイプで電源要らず、足で操作するため大きめなVolつまみが1個付いてるだけの非常にシンプルなインターフェースとなってます。

ライブとかで顕著に音量をコントロールするなら兎も角、音量固定ならこれで十分(^_−)−☆

しかも筐体はちゃちくてすぐぶっ壊れそうですが、乱暴な扱いをしなければ大丈夫でしょう(笑

 

で、早速VH4-2に使ってみたところ、抜群に効果を発揮しました(^-^)v

音質の劣化みたいなのはあんまり感じられず(ほんの気持ち細くなったくらい?)、無しの時とほぼ同じ音で再生されました。

無しの時とは違い、VH4-2のMasterも弄れるので音を太くする事も出来非常に便利です^_^

Rockman SustainorやSansamp PSA-1.1などもアンプで使用する場合はリターンが推奨されており、これらも恐らく0dBかそれ以上なので、流用出来そうです(・ω<) 

 

前々から買っておこうかな?と思ってましたが、正直ドライブペダル最々々優先(笑)だったので長らく延期してましたが、不測の事態で買って正直正解でした。

ただスタジオやライブで使う場合、足で操作するには非常にやり辛くワウ型のコントロールペダルの方が断然優れてますね(*´ー`*)

固定で使うものと割り切った方が良いです。