Guitar Stuff Blog

今まで使ったギターアンプやエフェクターを紹介したいと思います。

20180411 Orange Bax Bangeetar Pt.3

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今回はBaxをプリアンプとして、リターン端子に接続して使えるか?という実験を試みました(^-^)v

(今月給料が入ったらペダル買うぞ.°(ಗдಗ。)°.

 

結論 : Bax BangeetarはOutputからアンプのインプットか、Cab Sim Outからオーディオインターフェースやミキサー繋ぐのが正解(笑

 

早くも結論を出しましたが、あくまで好みなのでどうとも言えませんね(笑

 

まず、Baxのアウトプットはギターアンプのインプットに最適化されてる為、リターンに繋ぐと高音がスポイルされて篭った音になります。

なのでTopつまみは常に上がり気味になり、音作りの幅は大幅に狭くなります。

Bottomはどちらかというと重低音なので、パワーアンプ特有のモッタリ感とは違う帯域なので顕著に絞ることは無いのですが、抜けを良くするにはやはり絞りがちになりますね。

で、Topを増やしてBottomが減衰するので、全体的にチープな音になります。

これはある程度EQを弄れる他の歪系エフェクターと全く同じ挙動で、歪系がリターン接続を推奨されない理由ですね。

(因みにEQ弄れない歪系だと篭るしか選択肢が無いのでもっと悲惨です(笑

 

次にCab Sim Outをリターンに繋いだ場合なんですが、これはSansampと全く同じで、

スピーカーシミュ→ギター用スピーカー

という流れで出力されるので音が極端にハイミッド寄りになりエッジが無くなり薄っぺらい音になります。

これは、ギターアンプ用スピーカーはギターサウンドではあってはならない高域と低域を削り、ミドルが明瞭に出る性質があるためです。

DTMやモニタースピーカーはどちらかというとシンセ、サンプラー、キーボードなど、どちらかというとワイドレンジでフラットに入力されたり出力したりするので、そこに通常のディストーションエフェクターなどを突っ込めば、ギターアンプ用スピーカーで加工されるはずの多目のミドルが無く、カットされる高音と低音が存続するので、結果的にザラザラのモコモコの全くもって使えない音が出てきます。

そこで、ミドルを盛って高域と低域をカットしたキャビシミュ (スピーカーシミュ)を介す事で、フラットなモニタースピーカーからギターアンプで鳴らしたようなサウンドが出てくるようになってます。

JC系のスピーカーは割とフラットとは言われますが、所詮はギターアンプ、ギター用スピーカーという事ですな(-.-)y-., o O

 

ちなみにE.W.S.のVolコンが一緒に写ってる通りこれも0dB出力なので、(多分いないと思うけどw)実験される方は注意して下さいな(^^;