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今まで使ったギターアンプやエフェクターを紹介したいと思います。

20180420 Diezel VH4 Pedal Pt.2

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買ったばかりなのにかなり端折った感想だったので、単体中心にもう少し深く掘り下げて書いていきます(笑

 

まずコントロールはBass、Middle、Trebleの3バンドのパッシヴタイプEQ、Presense、Deepの2バンドのアクティブタイプEQ、Gain、Masterの7つまみとなってます。

スイッチはエフェクターとしての使用時はトゥルーバイパスとオン、プリアンプとしてだとミュートとオンになってます。

 

まずGainに関しては、最大にすると歪の粒が潰れてややファジーになります。

8〜9時くらいでクランチ、10時からオーバードライブ、12時からディストーションで、1〜1.5時位で音抜けのいいハイゲイン ディストーションが顔を出してくる感じですね^_^

2〜3時あたりで少々歪が潰れる代わりに豪快なドライブサウンドに変わります。

Gainはかなり幅広い調整が出来ますが、感覚で自分好みに合わせやすい歪方なので使いやすいです(*´꒳`*)

 

3バンドパッシヴEQは、まずBassはエフェクター全般でも低い帯域を扱っており、上げるとコンボアンプの箱鳴り感のようなニュアンスが出てきます。

(恐らく200Hz辺りくらい?)

また歪の低音の部分がボワボワした感じ(笑)になり、ほんの少しMarshall Plexiのようなニュアンスが付加されます。

Middleは大体1kHz位の帯域という感じで、上げると音の抜けが良くなり明瞭になります。

モダンハイゲイン狙いならMAXですね!ᕦ(ò_óˇ)ᕤ

というかこれカットしてもドンシャリメタルとかは出来ません(笑

歪がきめ細かく金属質なMesa Boogie系とは違って荒い歪方をするMarshall系統なので、どちらかというとSuhr、Bogner、Friedmanのようなミドルを前面に押し出した歪の部類だと思います。

なのでカットすると音が籠りがちでスカスカになるような印象です。

Trebleはハイミッドという感じで、大体4kHz辺りを操作します。

このハイミッドは音抜けや音色を決定付けるかなり重要なポジションという感じで、篭らせたりピーキーにしたりを担当する感じです。

ただ、全体的にEQを12時にするとやや籠りがちになるので、12時よりはやや上げ目がおススメです^ ^

 

2バンドアクティブEQは、その名の通り上げると音量にも関わってくるので注意(笑

まずPresenseは大体8kHzの、音の明るさの調整という感じです。

深くトーン調整には関わらない感じで、どちらかというとTrebleつまみの最終補正という位置付けですね。

ギター用エフェクターはミドルが結構細かく弄れる物が多いですが(Orange BaxとかBOSS Metal Zoneとか)、こちらはハイミッド〜ハイが微調整出来る感じです。

なのでエッジを立たせたり丸く削ったり、Middleを決めた後の抜けの補正をしたりと使い勝手は抜群、逆に無いと困ります(爆

Deepは50Hz帯くらいの調整という感じで、Bassと異なりMAXにするとスタックアンプのような箱なり感が得られます。

何というかローミッドが凹んでローが物凄いでる感じで、正にMarshallという感じですね。

Bassを写真のようにカットした状態で12〜2時で運用すると、ローミッドをノッチングしてタイトなローを出せるので、モダンハイゲイン狙いに最適です。

多分Suhr Riotもそんな感じの歪方で、ローミッドがカットされてローとミドルが持ち上がった、明瞭で重厚なサウンドを狙えます。

なのでTrebleとPresenseの関係とは裏腹に、どちらかをカットしてもう片方を上げて、っていう音色作りがやりやすいです。

ちなみに両方MAXにすると、まんま80年代のMarshallスタックのような音が出てきます(笑

 

またエフェクターとして使った場合と、プリアンプとして使った場合でも音が少しばかり違ってきます。

プリアンプ使用の方が音の抜けやミドルの分離感、分厚さ、立体感がパワーアップした感じで、やはりプリアンプでの使用を推奨します^^

でも歪エフェクターとしても十二分に働き、屈指のクオリティを誇ります。

前回の記事で

「高域が削れ、全体的にミドルが強めな篭った音」

みたいな事を書きましたが、これは恐らく18vアダプターを分岐ケーブルで運用したり、VH4-2をトゥルーバイパスで後段に置いて使ってたので、何処かしらで音が劣化してたのかもしれません(笑

なので、電源は分岐させずストレートに繋ぐか、18vを安定供給出来るマルチサプライを導入するのが望ましいです。

 

最後に、簡易的にVH4-2と箇条書きでの比較です。

・歪量:VH4-2 ch2 ≧ VH4-2 ch1 = VH4

エフェクター使用時の音量:VH4-2 ch2 ≧ VH4 = VH4-2 ch1

・プリアンプ使用時の音量:VH4 >> VH4-2 ch2 > VH4 ch1

・3バンドパッシヴEQの可変幅:VH4 >> VH4-2

VH4-2はあくまで微調整、補正用に止まってるのに対し、VH4はトーンに深く関わるくらい可変値が広い。

・2バンドアクティブEQの可変幅:VH4-2 >> VH4

こちらは上記とは逆で、VH4-2では音の傾向を決める重要な要素で、VH4では最終補正な感じ。

エフェクター使用時の音の傾向:

VH4はプリアンプ使用時とほぼ同じで、VH4-2はプリアンプ使用時と比べてかなり高域にトーンがシフトする。

・歪のキャラクター:

VH4は歪の粒が細かく低域がタイトなモダンハイゲインサウンド、VH4-2はVH4に比べるとやや荒々しく、低域が多少ルーズでモダンハイゲインではあるもののMarshallの雰囲気も多少感じられるサウンド。

 

どちらも甲乙つけがたいクオリティはあり、Diezelの音が欲しければどちらか一択でしょう(笑